「透析」にとまどい「充電」と呼ぶことに。 鉄腕アトムがエネルギーをケーブルで注入するイメージに置き換えた。 二度目のシャント手術をし大動脈弁狭窄を宣告され大動脈弁置換手術を勧められるも拒否し、この4月には「うっ血性心不全」で入院して2ヶ月間入院をへて、今年透析17年目を迎えた。(無断転載禁止)
2010-02-28
「今回はK(カリウム)が高かったですね。心あたりはありますか?」
我が輩担当ナースのコメントです。
血液検査でカリウム(基準値4)が高い!K6.6
月2回の血液検査。
食事のバランス、体の変化、透析機器のチェック
ということになるのでしょう。
腎臓機能の中にカリウムを吸収し体外に排泄する仕事がある。
週3回計12時間の『充電』ですべて排泄できず
摂取も「調整」しなくてはオーバーフローしてしまうこと。
で、高すぎても低すぎても良くないと。
ではどうよくない?
カリウムの基準値は 3.5〜5
カリウムは血液から運ばれて来た栄養分を細胞壁で出し入れするんだそうだ。
当然、低カリウムであれば、エネルギーが運ばれないから疲れたり力が入らない。
重要なことは、心臓の右心房にある部位のカリウム濃度が心拍調整に関わっているそうだ。
高カリウムは不整脈や心不全に陥るという。
我が輩には心房細動という不整脈が起こることがあるので
カリウムは重要テーマということになる。
さて典型的な食事から思い当たることを羅列してみると。
<朝食>
●紅茶-スプーン小2杯
●マーマレードジャム-スプーン大2杯
●ハチミツ-スプーン大1杯
○ソーセージ-小4
●キャベツ-ゆでこぼし2枚
●トマト-中2
<昼食>
○焼きそば
○挽肉
●キャベツ2枚
○もやし
<夕食(外食)>
●マグロ刺身-4切れ
○おでん(生姜天、野菜天、だいこん、昆布、
●空豆-4〜5
○ビール-350CC
○ごはん
●は、怪しい食材で調整の可能性が高いもので半量をテーマにしてみようと思います。
朝一番のフォートナムメイソンのロイヤルブレンドたっぷりの紅茶は
我が輩の必須アイテムだけれど
半量にしてスプーン1杯にしてみた。
余談だけれどそれで発見した。
同じ温度で煎れているのに舌はぬるく感じる。
紅茶の刺激を熱いと錯覚しているのかな?
熱くて飲めないほどというのも必須ではあるけれど
それはともかく
好きなマーマレードジャムやハチミツも控えて
次回の検査の結果を見てみることにしましょう。
『充電』という透析とは?
透析を初めて6年余。
日常生活を根底から変更されるような透析導入には当初は抵抗があった。
そもそも当然のことながら、「透析」そのもののが理解できない。
導入へのプロセスはまたの機会に記すことにして
「透析」という言葉に抵抗があったときに
親しい友人たちとは合い言葉のように
透析のことを「充電」と呼ぶことにしたのである。
その語感の中には、
透析の血液浄化のために透析機器と体をパイプでつながれる姿が
あたかも鉄腕アトムが電気エネルギーをコードを通じて注入するイメージと重なったのです。
というよりも、そう自分を慰め鼓舞するしかなかったということなのかもしれません。
なんせ死ぬまでのおつきあいですから。
日常生活を根底から変更されるような透析導入には当初は抵抗があった。
そもそも当然のことながら、「透析」そのもののが理解できない。
導入へのプロセスはまたの機会に記すことにして
「透析」という言葉に抵抗があったときに
親しい友人たちとは合い言葉のように
透析のことを「充電」と呼ぶことにしたのである。
その語感の中には、
透析の血液浄化のために透析機器と体をパイプでつながれる姿が
あたかも鉄腕アトムが電気エネルギーをコードを通じて注入するイメージと重なったのです。
というよりも、そう自分を慰め鼓舞するしかなかったということなのかもしれません。
なんせ死ぬまでのおつきあいですから。