朝起きると
中村勘九郎が亡くなったというニュースが
繰り返されている。
食道ガンを患い
完全に治療したが
その後肺炎を発症したとある。
食道ガンの治療では
肺へ繋がる神経を痛めるようで
そのため痰が出て肺炎になるようだ。
食道ガンの原因は
一般的には熱いものを食べるからとか
アルコールを飲むとなるとかいわれてるけど
決め手はないようだ。
日本人東洋人に多いというのも不可解。
アルコールを肝臓などで消化してでるアセトアルデヒドは有毒。
たばこにも含まれてる。
このアセトアルデヒドを他のものに変える酵素
(アセトアルデヒド脱水素酵素)は
他の胃や腸などにはあるけれど
食道だけにはないと聞いたことがある。
とくに酒に弱くすぐ赤くなる
この酵素が少ない人は
食道ガンになりやすいことになる。
『充電』をはじめてから
その水分摂取の制限が理由で
喉を通る飲み物を
美味しいものだけを厳選し
最高の状態で味わい
できるだけ少なくということにしてきた。
で
熱いものは熱く
冷たいものはより冷たく
としてきた。
おまけに
アルコールも
水割りやウーロン割りなどはもってのほか
焼酎ならロックだけだ。
さて困った。
水分の制限ではそれでいいのだが
食道ガンになるリスクは
その説が正しいとすれば
大きくなる。
少し話が飛ぶが
心房細動や不整脈の薬
ワーファリンを飲むようにいわれていた時
(たしか昨年心房細動を発症してから)
ワーファリンを飲んで
焼酎を2杯吞むと
黒ずんだ血便が出た。
これは
消化器系の上部出血で
胃や食道からの出血が考えられた。
ワーファリンは
血液が通常より溶かされた状態にする薬だ。
心房細動や不整脈で
血栓が飛んで血管を塞ぐことが起こらないような予防薬だ。
こういう抗凝固作用のある薬は
『充電』の時に大量に使っている。
『充電』時のヘパリンなどがそうだが
これは持続性がないので
『充電』の時だけといえるかもしれない。
ワーファリンは
もともと
ある牧場にネズミが近寄らないことから発見したと聞いた。
その牧場のまわりに
鼠が食べると死ぬという草に
注目し抽出したという。
いわばネズミの殺虫剤だったし
現にそういう商品もあるようだ。
もちろん
学者たちはいろいろ研究してはいるが
溶ける血液のせいで
脳内出血のリスクは増え
実際5%くらいの発症があるという。
そういう風に考えた時
数ヶ月飲んだものの
心房細動を発症しないようにすることにして
ワーファリンを飲まないことを決断した。
しかし
若い女性の研修医は
血相を変えて
「飲んでください」
「飲まないと血栓が飛んで脳梗塞になります」
と強い口調で説得してきた。
もちろん
私の考え方は変わらず
それ以降断薬した。
自分の治療方法は最後は自分が決める。
ワーファリンを止めたことで
もちろん
黒色便は無くなった。
食道からの出血もなくなったわけだ。
食道からの出血が
食道ガンに繋がるかどうかは
わからないけど
出血する要素があるということは
悪性腫瘍になる可能性は高いと
思えるのだ。
とはいえ
ワーファリンは止められるけど
焼酎は止められないという不条理。