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2012-12-04

穿刺はロシアンルーレットみたいなもの

久しぶりの穿刺失敗。

患者もスタッフも
毎回の『充電』でもっとも緊張する瞬間だ。
ツイッターにも
スタッフが穿刺当番のその日は
冷や汗が止まらないという。
我々から見ると
ごく当たり前の行為で
ふつうにやってると思いがちだが
やはり生きてる人間に刺すことなので
緊張するらしい。
戦死されるものとしては
もちろん右から左の作業であってほしくはないが。

『充電』では最低2本の針を刺す。
いわずと知れた
パイプで対外に血液を出して
透析機器を通して濾過し
またカラダに返すから
2本必要なのだ。

針は献血の針と同じくらいで
予防接種などより太いといわれてるが
献血をしたことがないから
何ともいえない。
でも痛い。

朝出かける時
ペンレスという麻酔薬のシールを
穿刺予定の腕に貼って出かける。
このシールは15分前に貼ると
使用方法にはあるが
15分ではほとんど効かない。
我輩の場合
1時間前がもっとも効くようだが
ひとによって違うようだ。

出るとき忘れ
途中で貼ることもあるが
当然効きが悪いし
そうでなくとも
その日の穿刺の場所によって
あるいはスタッフの刺し方によって
毎回違っていて
ほとんど麻酔が効いてないように
痛いこともある。
毎回がある意味ロシアンルーレットみたいなもの。
ツイッターなどには
鉗子で間違って皮膚をはさまれたなどという報告を見かけるが
それは明らかに医療ミスとしても
もっとも痛いのは
刺してから
皮膚の下で血管を探すのだ。
これはやめてほしいものだ。


我輩の血管はほとんどのスタッフから
太くて刺しやすいといわれているので
今年もはじめての穿刺失敗くらいだ。

穿刺失敗は
気がつかないで
血液を循環すると
血管以外の皮下に漏れ
青あざのようになる。
写真はおおげさだが
それを押さえる単なる湿布だ。




案の定今日は
定期血液検査で
焼肉屋に行った関係で
リンが高い数値が予想されるので
穿刺失敗の引き換えに
リンが高くても
おとがめなしにして欲しいと
提案したが、、
あえなく却下された。
それはそうだけど。。