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2013-08-29

63年にしてはじめて猛暑に負けたのか だがリセットできた

きのうの山行倶楽部の仲間が「石灰化」で
足の痛みを訴えてる話をブログに書いたが
彼の心臓の冠動脈にはステントが
入っている。
心臓を囲んでる動脈が狭くなったりで
血管を広げておくバネのような筒状の金属。そもそもコレステロール値が高いのが
心臓の冠動脈の狭窄に至ったのだろうけど
ステントを入れた現在も
食生活は改まらないようで
倶楽部のなかでも何人かは
食生活を根本的に改善するのを
求められながらもできないのを
山歩きで補おうという趣旨のがいる。

残念ながら
わが倶楽部の趣旨というか実際の傾向は
山頂での飽食なる宴会が目標になってるので
あまり効果はない。

飽食に慣れてしまった現代人は
そこから脱するのも一苦労なのだが
飽食は現代人だけでなく
「極少食」をわが輩に教えてくれたルネサンス時代の富裕層にもあり
飽食の結果40歳代に短命を宣告された時
唯一「極少食」=1日350gが彼を救い
結局、当時としては長寿といえる102歳まで生きることができたというのだ。
しかも乗馬や山登りをしながら
病気一つかからない状態で
最期は自然死だったようだ。

「極少食」ですぐカロリーが足らない話をしたくなる。
もちろん毎日激しい仕事や運動をするには
それ相応のカロリーは必要だろうが
本当に栄養士が決めるカロリー計算に妥当性があるのだろうか。

ルネサンス時代のその少量の食事も
現代のように薬品や放射線にまみれたものはなく
卵ひとつとっても
健康な自然に近い平地飼いの無垢だったろう。

それでも食、とりわけ飽食がカラダを病む原因として
それを防ぐための「極少食」で
現代でも考えていいことだろう。

と「少食」を意識しはじめ
やっと月2回の定期血液検査で
リン値とカリウム値の高い値を指摘されなくなった。
というまだ極少食については途上ではあるが
1日350gは別としても
まだ減らせるということは言える。

ルネサンス時代にカロリーの概念があったかどうか

わからないが
それに替わるべく重量制限だったんだろう。

カロリー摂取の中心の炭水化物は
極端に減らすことなく
主にタンパク質を減らす余裕はまだあるのだろう。
少量を
食材の由来のはっきりしたもの
由来を信頼できるものを
由来がより健康的なものを
抗生物質まみれを避け
放射線量のより少ないものを探し
安易に安い値段のものを選ばないことを
心がけてはいるものの
どこまでできるか。
どこで線引きするかは
ひとりひとり自分。

山行倶楽部のその仲間も
「石灰化」をキッカケに
少しは食生活が変わるだろうけど
こと山頂直会(宴会)の飽食に関してはは勝てないかも。



さてわが輩の体調が久しぶりにリセットできた。
このところの状況は
実際良くなってみると
確かに異常だったと感じる。
大きな要因はやはり連日の猛暑だったのだろう。
そういう意味では
63年生きてきて夏の暑さでどうこうなったのは
はじめてのような気がする。
そういう年齢になったのか。

火木土の『充電』の日は基本的に
夜は出かけないが
今夜は久しぶりの快調さに出かけたい気分。
お誘い歓迎。






2013-08-28

「石灰化」が透析患者特有のものでないはちょっと意外

山岳登山には経験豊富な友人Sから
最近のわが輩のブログについて
「ゆっくりぼちぼちと」とメールが来た。

毎度ハラハラ(勝手な取り越し苦労ですが)しながらプログを拝見しています。
少しずつ体調がよくなっているようで何よりです。
ただ元気なのはいいのですが、少し焦り過ぎではと感じています。

たしかに外から見ると
何かに憑き動かされているかのようなのかも。
それでもSは最近のわが輩山行の途中撤退や中止について

これも素晴らしい。体調の悪い時に山に行ってよくなる事はありません。
引き返すのは勇気が必要です。恥じる事ではありません。
山行の基本的な姿勢が身に付いたと言えます。

と温かいお言葉に感謝するばかりだ。
わかっていても意外と気持ちの中では
無視して突っ走るもの。
山では先輩の友人の声がどこかで聞こえるものだ。




きょうはすべて忘れてゆっくりした。
日頃睡眠時間も5〜6時間が
8時間も寝るとカラダが変わる。
後頭部の異変もまったくなくなった。
あれは何だったんだろう。
アミロイドーシスの疑いの痛みは相変わらず。



ほぼ1日パソコンでNHK-FMのクラシックを
とりこんで編集し
itunesのライブラリーにいれて遊んだ。
聞いたことのないクラシックも無限にあり
新しい曲に出会い
心惹かれると何かのんびりした上でいい気持ちになる。


そういえば
先日山行倶楽部の仲間の一人が
足の痛みを「石灰化」と診断されたと聞いた。

われわれ透析をしているものにとっては
「石灰化」は日常的に突きつけられた鋭利な刃物のようなもので
タンパク質を消化したのちに作られるリンの過剰になると
カルシウムがバランスをとらざるを得なくて
骨から溶け出し血管や筋肉にくっつくと説明を受けている。
バランスをとる分だけ溶け出せばいいと考えそうだが
なぜかそれができないようだ。

だからその原因の出発点になるタンパク質をとる量を
制限せざるを得ない。
もちろん処方されている薬もある。
レナジェルは最多の毎食前8錠と炭カル2錠だ。
それでも食事制限が足らないと毎回の血液検査で言われる。

「石灰化」が透析患者特有のものではないというのはちょっと意外だった。


カラダの酸性化やカルシウムを含んだ食事をあまり摂らない
あるいは血流が悪いなどが原因と
ざっと調べただけだから詳しいことはわからないが
何も起こらないカラダを維持することのたいへんさを実感。





写真=前回の途中リタイア山行。
  





2013-08-27

再起!手始めにウォーキング

今朝は窓から入ってくる冷気でいつもより早く目が覚めた。
それにしても拍子抜けするほど涼しくなった。

体調もきのうまでよりいいような気がする。
それで今日の病院は中途半端な途中までのウォーキングで行くことに決めた。
完結してもいいのだが
ややそこまでモチベーションが上がらなかったし
まだカラダに自信がなかった。
いつも病院までは8000歩くらいだから
約6000歩はそこそこだ。



歩いてみてまだ若干後頭部に曖昧なところがあるが
かなり改善したと改めて感じた。
手先のしびれはまだあまり変化がないので
なんともいえない。
手根症の疑いは晴れない。

『充電』しながらパソコンをいじってると
山行倶楽部のメンバーからの個人的な山歩きのお誘い。

いまのカラダの調子から言うと
ちょっと自信がないので丁寧にお断りした。
そのなかで先日の「戸倉三山」に触れたら
またもや「1日ではなかなか無理かもしれない」という助言。
まあわが輩の力量を考えての温かいお言葉で
1日では無理もへったくれない
ほとんど5分の1かそこいらでの
ギブアップだったのだから。

たしかにあれから自信がなくなった。
明日か明明後日にそれを取り戻さなくてはと思ってはいるが
さてどうなのか。
もう1日ゆっくりして明明後日に「戸倉三山」かな。。

2013-08-25

エントランスから引き返し 今日の倶楽部山行欠席に

きのうまで今日の倶楽部山行を迷っていた。

通常でも『充電』のあとは体調は良くない。
その体調はだいたいにおいて翌日には引きずらない。
が、このところの体調の変化は
昨日の段階ではどうなのかはっきりしない。
いつものような変調なのか
このところの変調なのか。

山行に行って倶楽部に迷惑をかけることになりたくはない。
一応、リーダーと幹事には
欠席の通知を送った。

幹事からは今回の山行は
あまりきつくない上
とてもいいところだったので
残念ですの返事。

もし行けるとしても
体調のことを考えて一本前のバスを利用し
かつて1年半まえに山歩きを始めた頃のように
30分から1時間先行するつもりで考えながら
夕べは早めに寝た。

今朝の目覚めは良かった。
アラームの5時に起き体調は良かった。
と思った。
それでも目覚めは悪くぐずぐずしていて
1本まえのバスのスケジュールには間に合わないと
判断したものの
倶楽部が立てた予定に従うつもりで
食事も終えシャワーも浴びて完全に準備はでき
スケジュールには余裕があったので
ゆっくり出かけた。

部屋の中で動き回ってるのと
今日は軽めだったがザックを背負って
歩くのとは違う。

いつも出かけるときは
シューズの紐を玄関でしっかり締めて
マンションの部屋のドアからエレベーターまでの10メートルくらいで
自分の体調を確認する。
それも今日はクリアしてエントランスまで行ったが
やはり左の後頭部に不在無いものを感じた。
しかも、外は雨。

ここはやめる判断だ。
避けたいのは
カラダに異変が起こることより
山の倶楽部のとくにリーダーや幹事に
迷惑をかけることだ。

エントランスから引き返しほんとうに欠席することにした。
あすひとりで歩いてもいい。



欠席通知を送っていたので
わが輩には来なかったようだが
結局、山行は雨で中止になったことを
フォローしているメンバーのfacebookで知った。
行かなくて良かったのかもしれないが
まあ中止なら明日の単独行という手もあったわけだが。



手のしびれはいまだ改善されない。
もちろん透析アミロイドーシスであれば
悪くなる一方だが
腕の神経の通り道の損傷ならば
改善はするだろうけど
神経はそんなに簡単に修復しないと聞くから
時間がかかる。


あすはこの雨も上がるようだし
今日の山行は順延になるだろうから
ほかの山を探すことに。
先日の途中リタイアした「戸倉三山」もいいなどと
きょうはゆっくりすることに。

この左目の奥を中心にした所在ない感覚を
早く改善できないのだろうか。

そして激痛という透析アミロイドーシスによる
手根幹(しゅこんかん)症候群や肩関節の洗礼を受けることになるのか。。


2013-08-23

多少のふらつきは日常生活では心配のない範囲に

少し落ち着いたような気もするのでご報告です。



透析アミロイドーシスに関しては
いまだ未知数。
若干弱まったような気もするが
しびれは残っている状態。

このブログで悲観的な?アミロイドーシスかもしれない
というコメントを見て
わが透析センターの技師Sが
なにげなく返血時にどこが痺れてるのと
聞きに来てくれた。
そして
アミロイドーシスを少しでも防ぐために
ダイアライザー(濾過フィルター)の改良が重ねられていること。
しかしそれには限界があり
一般的な透析HDに特別な回路を加えたHDFが有効だと。

特別の回路というのは
ふつうのHDよりもう少し小さな分子量の
老廃物(中分子量)を圧力をかけて濾過すること。

しかし
このHDFは誰でもではなく
いろいろ症状がでて
医師が必要と判断しなくては
公費医療費が出ないというしくみらしい。

はじめから純度の高い濾過をするのでなく
合併症がでてから途中から
認可されるという
おかしな制度のようだ。
費用的にはそれほどではないというので
全国の透析患者に適応して欲しいところ。
宝くじでも当たれば自費でもしたいものだ。



まあそれは置いておいて
透析アミロイドーシスの出現率は
以前よりダイアライザーが改良されてきてるので
10年透析での発症率は高いと一般的にはいわれてるが
さがっているのではないかという。
これはデータがないからなんともいえないが
多少元気が出るというもの。
技師S氏にはお礼申し上げます。



重いショルダーバッグを肩にかけていて
急激にずり落ちて
肘の手指につながる神経を痛めた可能性もあると思っているところなので
時間とともに治ることを祈るばかりだが
いまのところやや弱くなったような気もするが
あまり変わってない。



頭のふらつき。

左半分の頭に何かが起こっていることは確かで
おそらく脳梗塞のような重度のものではなく
イメージとしては
首か左目の奥にある神経から出発している症状で
左目がはれぼったく涙が出てるし
首筋がこわばっている。

医師からはCT撮影しますかとすすめられた。
が、
もし脳梗塞を起こしていたとしたら
どういう治療があるのですかと聞いたら
想像通り
それ自体にどうこうできることはなく
リハビリと予防薬処方といわれ
もう少し様子を見ることにした。
起こってしまったものは
もう取り返しがつかないのだ。
他の脳の部分が援助をするようなリハビリしかないということ。


ふらつくことはなかったかもしれないが
こういう症状は前にもあったかもしれない。
以前はこれが治まったと思ったら
帯状疱疹になって反対の右の顔に発疹が出た。
なので
いまのところ暑さで体力が落ちて
なにか細菌とかが優性になって
活発に動いているのかもしれないと思うことにした。


多少のふらつきは日常生活では心配のない範囲になってはきたけど
あさっての三頭山(1531m)の倶楽部山行は迷うところ。








2013-08-20

頭のふらつき

きょうの『充電』の帰り
このところしっかりしない左の頭を中心に
まっすぐ歩けないような気がして
次の瞬間倒れ込むのではないかという不安で
病院へ引き返した。

血圧は病院を出た時と同じ
高くもなく低くもなくで
何ともしようがないので
タクシーで帰った。

帰ってすぐ寝てしまって
起きたときはやや血圧が高く
左の頭辺りがぼーとしていて
平衡感覚が揺らぐのは変わりない。

こうしてパソコンに座ってるのも不安定。
なにもできない。

きょうは技師Sから
透析アミロイドーシスについて
いろいろ詳しく教えてもらった。
それもこのブログをみて。
ありがとう。
それは後日としてとりあえず
このふらつきを解消すべき寝ることにします。
手指のしびれは朝はきのうより和らいではいたが
今はあまり変わらない。

このカラダに何が起こってるのだろう?

脳梗塞の再来ということも考えるのかな?

2013-08-19

手指のしびれは「透析アミロイドーシス」かも

ブログを少しさかのぼってみると
8月9日付
左手のしびれがあると書いている。
同時に意識が飛ぶようなのがあったから
降圧剤かとも思ったが
そうではなさそうだ。

しびれは一時落ち着いた気がしたが
それが今日はまたしびれる。

たまたま高山病についてネットを探していたら
「透析アミロイドーシス」という言葉に出くわした。
高山病どころではない。




それによると
透析では除去できないタンパク質の
β2-ミクログロビンを材料にするアミロイド線維が
沈着することで生ずる骨・関節障害ということだ。

しかも
10年以上の透析患者に多いとあるので
10年目のわが輩も可能性はある。

症状の現れ方も
人差し指、中指、親指からはじまるとあり
これも一致している。

これは血液検査などの数値ではわからないという。

整形外科の門戸を叩かないとならない。
だから
看護師が整形の診察を受けますかと言っていたのだ。

症状は手術で緩和できるような印象だが
このアミロイド線維はいずれひろがるとすれば
手首・手指から肩関節に
そして
頸椎やそれによって腕の痛みにも達するという。
さらに脊髄そのものにも達するという。
さらにすすめば臓器そのものに線維は沈着し
心不全や不整脈などの臓器障害も待ってるようだ。

ガンのように進行性ではなく
遅行性であってもなにか迫られているものを感じる。


腎移植などが有効ではあるが
この透析アミロイドーシスの治療法はないようだから
こうなったらおしまいだな。


より詳細な情報を知るため
あしたの『充電』で
整形外科の受診を相談してみることに。。

2013-08-18

アルコール分解の能力も落ちたもんだ

週半ばに戸倉三山を途中リタイアしてから
すべてに思考停止状態。

それでもなんとなくいろいろ考えているもの。

戸倉三山リタイアの日は
ひとり居酒屋でどっぷり酒に浸かった
最近は家飲みばかりで出かけることがなかったので
数ヶ月ぶりだったかも知れない。
帰り道も水平線も傾き
正常に歩いて帰ったのかどうかもあまり記憶になかった。

次の日の『充電』に出かけるのが
苦しい。
単なる二日酔いではある。
JRに遅れもあって途中タクシーも使って
やっとの思いでセンターに辿り着いた。

看護師Keに二日酔いでぐらぐらすると
またいつものことと
「透析2時間もすれば、治るよ」
はいそのとおり。。

たしかに2時間もすると
頭は明瞭になる。


ん?
三山リタイアした日も
左の後頭部が重く
そのせいで左の三半規管も不安定で
足元がしっかりしてなかった。
二日酔いで病院に辿り着いたときも
同じような不安定感があったのが
透析をやって明瞭になった。

三山リタイヤの前の晩
それほど吞んでいない。
それほど。。



このところ少食とまではいっていないまでも
以前よりは食事制限をしている。
その結果
食べないぶんだけ体重増加も減り
食べないぶんだけ口淋しいのを
焼酎で補っていたような気もする。
単純に酒量が増えていたような。

といっても
若い頃は一晩で焼酎のボトル半分を空けていたかもしれないが
せいぜいロック3杯くらいだろう。

『充電』の日はビールすら吞まなかったのが
このところ平気でビールは500mlだったし
そのうえ焼酎だった。

アルコール分解の能力も落ちたもんだ。
その結果
次の日に10年前の脳梗塞の残がい?に微妙に
作用するのか
左の後頭部が重くなっていたのかもしれない。


といいながら
おととい新宿へレインウエアを買いに出たついでに
帰り道地元でまたしっかり吞んでしまった。
なじみの2軒目にも行って
山の仲間とも合流して
三山リタイアの懺悔をしたりもした。




しかし不思議なことに次の日
たしかに二日酔いではあるが
家飲みの時とは若干違う。
後頭部の違和感もない。


まあよくいわれるように
外で吞むのと家で一人飲むのとは違うということなのかもしれない。

そういえば山歩きを始めてこの1年半
山行の前日にビールは少量吞んだかもしれないけど
焼酎まで吞んではいないような記憶。
だいたい前日は『充電』の日なので
吞む気になれなかった。
中途半端に体調がいいと
こういうことになるのかもしれない。

家での酒量を考えることは大事かも
肝に銘じた1週間だった。







2013-08-14

惨敗した山行 健脚向きのルートはやはり無理か

暑さといえば理由になるのかもしれない。
ただそれだけではないような気もする。

きょうは武蔵五日市駅から戸倉三山をめざした。
この武蔵五日市駅から戸倉山登山口までで
約1時間歩いた。
この1時間のエネルギーの消耗は激しかった。
9時台の暑さも相当なもので
舗装道路は山の道と違って
日影もない炎天下で
アスファルトからの反射もある。

本来ならバス便もあって
少し先の登山口から登る手もあったのに
バスを嫌って
駅から徒歩というのが間違っていた。

標高差もこれから調べるが
最初の城山(戸倉山=434m)までは
かなりの勾配ではあるが
おそらく200mくらいなのだろうけれど
ここまででへばってしまった。

こんなことでは富士山へも登れるのだろうかと
疑いたくなるけれど
テンションは低い。

引き返そうかと思うことはあっても
実際に行動に移したことはなかったけれど
今回は何回か何歩か登りはじめて
立ち止まったことがあった。

そして想定時間よりどんどん遅れていく。
頭の中はここまでは行って下山ルートを考えようと
何度も言い聞かす。
3時間半歩いた昼過ぎの段階で
三山のひとつも制覇することなく
そこから標高差400mに挑むのは無理と判断し
下山することにした。



最後に下山したのは荷田子峠というところからだったが
30分もすれば下山できるとして
人も来ないので
峠が故に風の通り道で
上半身裸になって1時間ほど山の風に涼んだ。

下山すると秋川渓谷の水泳を楽しむ声でにぎやかだったが
一気に暑さを感じた。

今回はさんざんな山行となったが
終始テンションが上がらなかった。
体調というものなのか
全開からのブランクなのか
暑さなのか。。

次回はこの荷田子からのリベンジとなろう。


帰宅後体重を計った。
水1.5リットルを飲み干し
食事300g程度しているが
体重は500g減っていて
基礎体重から1.5kgとなっていた。



2013-08-13

もはや電源がわれわれの命と 直結している

このところ激しい雷雨が続く。



わが住んでる街は無事だったが
隣の街一帯は落雷で停電になったようだ。

わが輩の通う透析センターのある周辺でも
やはり停電になり
実際透析をしている時間と重なったと聞いた。

わが透析センターがある病院は
もちろん自家発電がある。

透析機器はとうぜん電気で稼働するので
停電になると一瞬停止するものの
自家発電に自動的に切り替わり
緊急アラームこそ鳴るが
透析は問題なくリスタートしたそうだ。

ただ病棟での透析が行われていたそうで
病棟にも自家発電の電源がきてるので
透析機器本体は同じくリスタートしたらしいが
どういう仕組みかわからないが
水を供給する機器に電源が供給できず
技師は院内を走ったそうだ。

結局その透析は中止となったようだ。

こういう停電時
在宅で透析をされてる方は
どうされているんだろう。
とうぜん自家発電など設置しているのは少ないと推測するのだが。

瞬間的な停電ならば問題ないが
血液はすぐ凝固してしまう。
血液は体から出して
透析機器で水分や老廃物を
フィルターでろ過したあと
また体に戻すのが透析。

機器が停止した時に
体から外に出ている血液の量は詳しくは知らないが
技師の話だと
凝固するまえにハンドルを取り付け
手動でポンプを回し体に返すようだ。

最悪の場合は
大地震の際と同じく
体の外に出てる血液は犠牲となることもあるようだ。

在宅透析をされてる方は
導入に際してそういう場合の
マニュアルもしっかり身につけているので
わが輩ごときが心配することではない。

どちらにしても
もはや電源がわれわれの命と
直結していることを痛感するのみだ。

2013-08-12

おじけづく想像以上の大混雑の富士山

山の倶楽部の友人は還暦というのに
ことし13回目の富士山登山。
しかも
ツアーのガイドとしてがほとんどで
5合目までのマラソンにも参加して
制限時間もクリアしているので
頂上までの最終レースに参加することになる。

天候に阻まれ頂上まで登れなく
8合目で下山というのもあったようだ。



facebookでは毎回異なる気象条件の美しい写真を
リアルタイムで見せてくれるので
あまり魅力的ではないといわれる富士山も
一度は登ってみたいという気になる。

しかし、ここ世間は連休にはいって
富士山も登山者が多くなったようで
ゆうべの登山者のようすの写真を見ると
まるで新年の神社での初詣のごときだ。

登山道の幅一杯に
しかも前後の空きがない。
ご来光へ頂上へ向けて出発する山道は
まるで初詣の参道だ。

もともと神社も山も
神々に参ずる風景なのだが。

こんな状況では
やはりおじけづいて登る気にはなれない。
といって
地上も暑くてエアコンのない部屋でのびて
予定してた奥多摩の単独行にも
出そびれてしまっている。

暑さのピークは過ぎたようだから
あすの『充電』が終わったら
あさってくらいに奥多摩に出かけようと
決心しているのだが
弱い決心なのだ。。








2013-08-10

意識が遠くなるという降圧剤の副作用

昨日の状況を回診の医師に報告した。
医師は回診くらいの問診では
可能性を想定するくらいしかない。

まずは血圧を聞いてくる。
きのうの血圧はふらつきの最中に計ったが
170とやや高いがこれは今の我が正常な血圧だ。
それ以上の診断はなかった。
しようがないといえばしようがない。

しばらく間があってポツリわが輩自ら

部屋でエアコンを使ってなく
朝起きたときもきのうは31℃で
脱水気味だったのと
アテレック(降圧剤)が効くのとが
重なったんではないかと
思うんですが。。

というと医師は
そういうことはあるということで
血圧を見ながらで調整(つまり休薬)してもいいですよ。

わが輩のシロウト自己診断が
あっさり肯定的にとらえられると
嬉しいような気もするが
人のカラダはそんな単純なものだったかと
訝しくも思う。

同時に星の数ほどある薬も
このところ問題になってるように 
製薬メーカーの利益追求のために
データを書き換えて飲まされた降圧剤ディオバンのような例は
特別な事件でもなく日常的に程度の差こそあれあると見ている。

また薬はその人その人で
効き方も副作用の出方も違うわけで
それは医師も製薬会社もわからない部分があるのも事実。

昨日の場合
次の瞬間気を失い倒れ大きなケガの可能性もあった。
なので自分なりにベッドに横になったが
そのまま1時間位寝てしまい
起きたらカラダは改善していた。



降圧剤の種類にもよるが
クラクラしたのは午前11時ころの
服用して2時間位というのは
薬が最も効く時間帯。
アテレックも血管を拡張して血圧を下げるので
ふらつくことはあると
医師は言ってるけど
同じことかも知れないけど
わが輩は脳や三半規管に
直接働くのではないかとさえ疑ってる。

そういえばこの時間帯に
部屋にいて一瞬気が遠くなりそうになることが
この数日あったのも同じことなのかも知れない。
あるいは出かけてふとしたときに一瞬だが
フーと気が遠くなることが記憶にあるといえばある。

ただそれくらいなら
休薬ですむことだが
小さな脳梗塞が起こってる可能性も
ないとはいえないので
気をつけなければならない。

降圧剤や睡眠剤で転倒し
大きなケガをした結果
入院しそれがきっかけで
全体的な体調が悪くなったというのも
いくつか聞いてる。
そうなると結果的には
薬の副作用という範囲を超えて
命に関わる部分もあるので
慎重にカラダの変化を自分なりに見て
そういう副作用に関わる体調を医師と相談していくしかない。

医師のなかには
まるで製薬会社の営業部員かと思うくらいに
ここが痒いとかここが痛いというと
すぐ薬を出しましょうかという。

医療機関がすでに製薬会社の手中にあるのかもしれないが
それだけに患者も自分なりに
判断しなければならないし
判断できる知識と情報を必要としている。



*写真=降圧剤アテレック。









2013-08-09

意識が遠くなりそうな瞬間 こういうのを脱水症というのかも


朝から具合が悪い。
数日前から左手がしびれる。
きょうは左の頭を中心に違和感を感じ
クラクラし
このまま何かが起こるのではないかと
いうところまで行く。
11時ころになると
もう病院の救急センターに行くべきかと構えた。



熱中症では?
たしかに部屋の温度も32度あるが
血圧も脈拍も体温もふだん通り。
が、気になることがある。


このところ体重の増加が極端に少ない。
一見少食のせいだと判断しやすいが
こちらはまったく進まなく
多少節制ができてるのでリンやカリウムの数値が
多少落ち着いている結果ではある。

なので病院でも体重増加が少ないのは
少食のせいだと判断し
何も言われないのだと思うが
達成できないというよりも
以前よりは多少コントロールできたかなという食事量にしては
やはり体重増加は少なすぎるのだ。

ということは
この暑さとこのところの連続する山行で
汗腺がほぼ全開になって
汗としてカラダの水分がどんどん発散しているのではないか。
熱中症というと
体温が上がって機能が停止するというが
体温が上がらずとも
カラダの水分つまり
血管内の水分が少なくなって
ドロドロになってる可能性はある。

こういうのを脱水症というのかもしれない。

ふらつくときに
10年前に脳幹梗塞でぐるぐるまわった左の脳が
ボーとするのもそのせいかもしれない。

それは熱中症とはいわないかもしれないが
もしそうだとしたら
脳梗塞や心不全になる可能性は高い。

頭がクラクラするのも
その第1歩かもしれないと
いつもより水を多く摂取し
一寝入りしたらかなり改善した。

今週に入って
体調が安定しない。
基礎体重を300g下げたが
脱水症状を加速してるかも。
それもよかったのか。
あした病院で相談してみることに。




*写真=朝起きたときも31℃。
    パソコンを2台稼働してるのもあるが。










2013-08-08

看護師+技師+患者で富士山登頂もいいのでは


充電のあとは基本的には食材を買う以外は街を歩かない。
やはり疲れて血圧も下がり気味で
プールの中で話してるようなこともある。
今日は基礎体重まで行ったけど
それほど体調も悪くないので
身障者割のきくバスで新宿へ出かけた。110円はお得だけど時間はかかる。

クルマのエアコンはどうも苦手。
こんな長時間バスに乗るのもあまりないが
気になるレインウエアを
モンベルの店舗でみてみようと出かけた。
モンベルは当然モンベルしか選択肢はないけど
ネットとは違う実物を見るということにつきる。
しかし予想通り選択肢はゴアテックスをいえば
3バージョンであとはカラーの選択になる。
これがなかなか面倒臭い。
つまりこのカラーでこのバージョンというのがいいのにそれはない。
そんなんであまり収穫もなかったけど
メモだけして
エルブレスへ。そして石井スポーツ。
どこもあまり品揃えはない。

とにかく暑い。
朝出るとき氷結したペットボトルも
完全に溶けていた。



何の成果もなく帰ることに。
そこでいきなりの震度7の携帯電話のアラーム。
まずは電車のホームの上でどれだけ揺れるか
電車を待ちながら用心深く
何があっても対処しようと
身構えたが何もおこらない。
ワンセグで確かめても平成を保っていて
地下鉄だけがどうやら時間調整をしたのか
その影響で10分ほど電車が出なかった。
まあ誤報で済んだので良かったのでは。
速報で見たのは奈良県地方震度7というのだったので
知人が奈良に在住してるか
頭を働かせたが徒労に終わった。


さてまったく話は変わるが
ブームというのはあまり乗らないつもりなのだが
富士山登山ができれば今年しておきたい。もちろんあの映像で見る混雑ぶりはへきへきする。
がそんな時でないと魅力のないといわれる富士山登山など永遠にしないだろう。
一人ではさらにつまらない。

看護師や技師に声をかけてきた。
まだいろいろ障害はあるが
実現できるかもしれないと思うようになった。
まあ、4人も5人も休みをとったら
穿刺する人がいなくなってしまうのだから
そう簡単ではない。
でも実現できることを祈るのだ。



*写真=朝の中途半端ウォーキング通院+新宿行




2013-08-05

ウイダー?カロリーメイトゼリー?ブロック?災害非常食&遭難非常食は

先週後半からどうも体調がぱっとしない。

1782m黒山下山で雨と冷えにあったせいなのか
あるいは先週はあまり暑くもないのに
窓を開けて寝ることで冷えたのか
自律神経がおかしい。
そのことで先週は血圧も不安定だったような気がする。
今朝もそれを引きずっていたが
少し熱めのお湯で足湯をして
胃腸関係を刺激したら
なんとなく改善したような気がする。



その黒岳で雨と冷えとに会って
さらに韓国ツアーが北アルプスで遭難死
また秩父宮ラグビー場での低体温症騒ぎを
目の当たりにしていろいろ考えるが
そのひとつ
非常食をちょっと考えてみた。

山の非常食はすなわち大地震の際の非常食にもなるので
考えることは無駄ではない。

もちろんおにぎりを保険のために
1個余分に持って行くことでも
非常食になるかもしれないが
おにぎり1個ではすぐなくなる。

そこでいまはやりのウイダーとカロリーメイトゼリーを比べてみた。

比べることが目的ではなく
われわれのような慢性腎不全にとっては
もっとも切実なのはその成分で
カリウムの量だ。
手軽にカロリーがとれるのはいいが
カリウムで命を失うことは避けたい。

災害にしても山での遭難にしても
数日間透析が不可能なことが起こるので
もっとも切実に少しでもカリウムを取り入れないことが
延命につながる。

ウイダー、カロリーメイトゼリー、カロリーメイトブロックを見てみた。
比較するのに100g単位などに統一した方が良いのだが
ここでは利用する場合の量を基準にした。

およそ200kcalを得る量------①カリウム-----②タンパク質------③リン------④ナトリウム(食塩相当)

ウイダー1個(180kcal)-------①56.7mg--------②0mg--------------③0mg--------④43mg(0.1g)

カロリーメイトゼリー1個(200kcal)--①60mg----②7.6mg------③218mg-----④30mg(0.07g)

カロリーメイトブロック2本分(200kcal)--①50mg---②4.1mg---③40mg-----⑤155mg(0.3g)


となった。
ただしカロリーメイトブロックはフルーツ味を記載した。
カリウムに関して言えばポテト味やチョコ味がやや多くそれぞれ100mgと85mgだが
どちらにしても危険と言うほど
多くはないので
災害時、遭難時の緊急食としては有効といえるのだろう。


ちなみに
ふつうのおにぎりも比較してみた。
あるひとつのコンビニのみなので
各社ばらつきは覚悟しての比較としたい。

梅おにぎり1個(182kcal)---①45mg---②3.2mg---③45mg---④591mg(食塩1.5g)


比較した量の重量は
ウイダー1個=180g
カロリーメイト1個=215g
カロリーメイトブロック2本分=80g
梅おにぎり=110g


災害時は別として
山の非常食としてはこの中ではカロリーメイトブロックに軍配ということになろうか。
ナトリウムもやや高いが発汗で失われることを考えれば
ましてや梅おにぎりはその5倍の塩分で
これくらいはよしといえるのだろう。。




2013-08-03

カラスのえじきになるとこだったカマスの天日干し

『充電』に出かけるのがウォーク通院にしては少し遅かったので
ひとつ駅歩いて電車に乗って
また歩いてで34分3714歩。

ほぼいつもの半分というところ。
それはいいのだが
きょうはやおら血圧が高かった。
正確に食事量も計算していないけれど
体重が減って
相対的に水の量が増えている可能性もあるので
看護師には一斉に言われる。

少食は止めたら!?

おまけに心胸比を計るのを1ヶ月おきにしているので
評価ができないとぶつぶつ言われる。
それも先月はじめの心胸比が15ポイントくらい増えているので
ますますだ。
もっとも少食をすると宣言したものの
まったく達成できていないはずで
それで15ポイントも増えたというのには
やや疑問もある。

Albも変化なく
ただリンとカリウムがかなり下がったことだけが
食事量が減ったことを物語っているのかも知れない。

なので当初からの方針でもあるのだが
心胸比などの数値が変化があれば
翌月も計るとしていたのだから
そのように看護師には伝えているのだが。

まあ
今の透析医療の方法から言ったら
あまり従順に治療を受けているとはいえないから
総攻撃を受けてもしようがない。
いや
もちろん医療の原則は
受けなくない医療は受けなくてもいいので
総攻撃されるという趣旨ではないけれど
心配してくれてる故とは思っている。

ただまったくわが輩本人にも完ぺきな自信があるわけでもないから
今日は途中から基礎体重を300g下げることにして
今後心胸比を計る再来週まで一応様子を見ることとした。

なんともヒトの体はロボットやエンジンのようにはいかないものだ。


帰りの頃には
その血圧もいつもの数値に落ち着き
『充電』でベッドを並べてる患者さんのご主人が
山歩きをずっとされているかたで
明日も登るの?と聞かれ
どこか登りやすい山ありませんか
と応えると
奥多摩の戸倉三山がいいのではと。

高尾山は混雑するのでちょっと敬遠してるのだけれど
そのくらいの低山の出かけやすいところをと
思っていたのでいいのかもしれないと調べることにした。
ただし、単独行はなにも電車やバスが混む日曜でなくとも
仕事がなければ月曜日でもいいが。



帰りになぜかカマスの一夜干しが食べたくなり
極少食をめざしているのも関わらず
こんなでかいカマスを魚屋で280円。
さっそく塩水に入れて酒に浸して天日に干した。

干して5分でベランダ前の2本の電柱の変圧器上に
カラスが1羽ずつ留まり泣き叫ぶ。
CDやでかいガラスボールなぞで威嚇しても効果なし。
そうこうしているうちに
急襲だってあるので
こちらも必死
しようがなく窓の中に入れた。
おそるべきカラスの視力だ。

ちなみにカマス(焼き)は100gに360mgのカリウムが含まれ
カリウムが多いとされるあじ(焼き)が490mgなので
決して少ないわけではなくむしろ多い。




*写真=カラス2羽の照準となったカマスの天日干し。
    やはりネットが必要かも。
    カマスの一夜干しは背開きがふつうらしいが、
    どうも魚屋とのコミュニケーションがうまくない。














2013-08-02

「濡れること」と「風」との格闘 低体温症ごときで命を落とすわけにはいかない

先日の秩父宮ラグビー場での低体温症騒動は
低体温症がけっして他人事ではないことを物語る。
時同じくして
わが輩の黒岳山行でのひんやりとした経験から
改めて低体温症を考え
対策も考えることの必要性を感じた。

一日おき4時間もかけての透析がなければ命はないのだ。
せっかく生き延びているのに
低体温症ごときで命を落とすわけにはいかない。

前回のブログについて
さっそく山についての先輩の友人S氏から直接メールもいただいた。



考えることはひとつは雨具であり
ひとつはインナーということになる。

ただ雨具がどんなに上等でも
山行での運動量は大きいので
汗を多量にかく。
雨で濡れることもあろう。
ここで雨と汗の違いは
もともとの温度で
雨の温度は当然気温だったりそれ以下だろうし
汗の温度は体温に近いものであろう。

だから当然
雨にぬれないことを考える必要はある。
前回の山行では
急な勾配で傘も使えず
わずかな撥水性のジャケットでの下山だったので
かなり雨粒が直接肌に浸透した可能性がある。
これは危険なんだろうことはわかる。

蒸れようがザックにいれていたカッパを
着るべきだったといまさらに反省。

ゴアテックスのレインウエアは
いろいろ読んでいると理想的だ。
雨粒のような大きな水滴は弾くけれど
体からでる汗が蒸発した水蒸気性のものを通すという。
ただ高価だけれど耐用年数が短いという。
上下で30000円〜60000円でわずか2年や3年というのは
割が合わない気がする。

むしろインナーを考えることのほうが大事なような気がする。
なぜなら
高価なレインウエアを着用しても
大なり小なり汗でインナーは濡れ
これが体温を奪う結果になる。
時間的に発汗した汗が蒸発することで
体の周りに留まる水分が少ない方が良いことは確かだが。

インナーも耐水撥水インナーが重宝されているが
わが輩の場合
体質的に合成繊維の素材のものは受け入れない。
なので綿製になるが
山の遭難対策のネットのなかには
「綿シャツは山では御法度」というのもある。
もちろん
登山専用ウエアを着なければ遭難するというわけではないと
但し書きはあるが。
とにかく綿は多量の水分を含むことができ
保水性が高い。
化繊は保水ゼロ。
水分が蒸発するときに奪う気化熱も少ないことになる。

わが友人もメールで
メッシュ素材の肌着を提案してくれた。
これは一案かも知れない。
化繊のように保水ゼロとまではいかないだろうが
空間が多いだけ蒸発する可能性はあるし
保水も少なくなる可能性はある。
あの肌にびっしょりへばりつくことはなくなるのはいいかもしれない。

いろいろまだ試行錯誤だが
着替えるのがもっともいいと思うが
どのタイミングで
あるいは雨の中でできるのかとか
なかなかわからないことばかり。

ネットをみてると
低体温症になった場合
急に足や手先を温めることは危険とある。
急に温めると心臓に急な負担をかけるというのが理由。
また
酒やコーヒー、お茶は避け
運動も避けるとある。

都会の中でもぼんやりしていると
低体温症になる。
「濡れること」と「風」との格闘はこれからも。



*写真=雨の黒岳。