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2013-08-13

もはや電源がわれわれの命と 直結している

このところ激しい雷雨が続く。



わが住んでる街は無事だったが
隣の街一帯は落雷で停電になったようだ。

わが輩の通う透析センターのある周辺でも
やはり停電になり
実際透析をしている時間と重なったと聞いた。

わが透析センターがある病院は
もちろん自家発電がある。

透析機器はとうぜん電気で稼働するので
停電になると一瞬停止するものの
自家発電に自動的に切り替わり
緊急アラームこそ鳴るが
透析は問題なくリスタートしたそうだ。

ただ病棟での透析が行われていたそうで
病棟にも自家発電の電源がきてるので
透析機器本体は同じくリスタートしたらしいが
どういう仕組みかわからないが
水を供給する機器に電源が供給できず
技師は院内を走ったそうだ。

結局その透析は中止となったようだ。

こういう停電時
在宅で透析をされてる方は
どうされているんだろう。
とうぜん自家発電など設置しているのは少ないと推測するのだが。

瞬間的な停電ならば問題ないが
血液はすぐ凝固してしまう。
血液は体から出して
透析機器で水分や老廃物を
フィルターでろ過したあと
また体に戻すのが透析。

機器が停止した時に
体から外に出ている血液の量は詳しくは知らないが
技師の話だと
凝固するまえにハンドルを取り付け
手動でポンプを回し体に返すようだ。

最悪の場合は
大地震の際と同じく
体の外に出てる血液は犠牲となることもあるようだ。

在宅透析をされてる方は
導入に際してそういう場合の
マニュアルもしっかり身につけているので
わが輩ごときが心配することではない。

どちらにしても
もはや電源がわれわれの命と
直結していることを痛感するのみだ。