手先が痺れた一昨日のことを
いろいろ思い返すと
眠れなくなって書き始めてしまった。
改めて
死に近いところで
背中合わせで生活していることを
感じざるを得ない。
救急センターへ自ら行った判断は
良かったかもしれないが
もし
そう判断してなかった結果
その夜起こる最悪の状況を想像すると
良かったなどと言ってられない。
絶食してアーガメイトを飲んで耐えられたか
看護師や技師に話すと
それは止めたほうがよいという。
もし最悪のシナリオを想像してしまう。
手の痺れにはじまって
足先が痺れ
ふくろはぎが硬直して歩けない。
心臓の脈拍がおかしくなって
息苦しくなる。
その頃には異常だと感じ
救急車を呼んでいる。
救急車が到着するまでの5分10分のわずかな時間が
あぶついた心臓で
呼吸困難で長く感じながら
悶えているのかもしれない。
その間に手元にある
おもちゃのような血中酸素濃度を計る機器に指を入れると
80代で苦しいはずだと
再認識する。
救急車が到着して
セントラルロックなので
ピンポンと鳴っても
ロック解除のボタンまで
狭い部屋だが歩かねばならない。
歩けるならいいが歩けなければ
以前は消防署のはしご車が来た。
その時は原因不明の心房細動だったが
同行してきたようだったが
その時はドアまで自力で歩けたが。
はしご車の場合は救急隊が
窓から進入することになるが
窓ガラスを割ってのことになる。
当然夜だから
その静けさの中で大きな音が響く。
最新の機器はそれほどでもないにしても
近隣にしてみればはしご車といい何が起こったかと
大騒ぎかもしれない。
そんな状況を感じながら
呼吸は苦しくベッドで丸まる。
何とか救急隊に抱きかかえられて
救急車に運ばれ
とにかく酸素マスクがつけられる。
心臓が異常なので
酸素マスクは有効なんだろうけど
ほとんど苦しいのは緩和されない。
やっとの思いで耐えながら
緊急車で15分くらいの病院に着き
そこまで心臓が急な硬直を起こさないで何とか動いていれば
ブドウ糖を中心にした点滴が投与される。
高カリウムでの心臓停止は
その人によって違うが
徐々に苦しくなる人もいれば
心電図もそれほどではないと思っていても
突然停止する人もいると
元救急センター看護師Kaが話してくれた。
停止となれば「心不全」で死亡となる。
点滴をしながら
心電図をみて改善を試みるが
改善しないと緊急透析が必要となる。
その頃には
人工心臓が取り付けられてるかもしれない。
透析となると
透析技師が必要となる。
以前はポケベルだったが当番の技師が
深夜だろうが携帯電話で呼び出される。
親しい技師が
いつも冗談で深夜に呼び出さないでくださいねというのが
ほんとうになってしまうのだ。
緊急透析で改善すればいいが
予断は許されない。
次の瞬間心臓停止は起こる可能性がある。
停止すれば
AEDを試みる。
それでも動かなければ
直接心臓に刺激を与える。
殴打することもある。
ここまでくると
心臓が拍動を再開しても
数時間後に最終的に停止することもある。
もちろん持ってるその人の心臓の質によるようだけど
さしずめわが心臓は
すでに心臓肥大でもあるし心房細動の発症もあったくらいだからここまでだろう。
こう考えると
早めの判断というよりも
それ以前の日頃の食事制限の重大さを感じざるを得ない。
腸管出血を犯人にしようとしてるが
まだ確かではないし
他の原因も考えられる状況では
栄養を考え
とくに腸内細菌を生野菜が主体に育てると信じ
カリウム上限いっぱいまで取るという考えできたのを改め
ある程度余裕を持った制限が必要だと感じざるをえない。
ツイッターのフォロワーから
「高カリウム血症は血液透析で改善したようでよかったですが、貧血は悪化していないのですか。消化管出血なら、いつもより尿素窒素が上昇していたはずですし、貧血が悪化していないなら、別な原因があるのでは。」
と専門的なアドバイスをいただきました。
専門家のご指摘をいただくと
シロウトは所詮シロウトとつくづく感じるものです。
シロウト判断も危険は重々感じるものです。
ほんとうに有難いことです。感謝申し上げます。
ひとつ思い出したことは
手先が痺れた日の朝
万が一の場合を考えてカリウム吸着剤の
アーガメイトを服用したが
その時併用することになってる
消化薬のソルビトールを飲んで
しばらくして下痢をしたことを記しておきたい。
しばらくは数値との格闘が続きます。