ページ

2013-04-25

高カリウム騒動のあと

きょうは高カリウム騒動のあとの『充電』。

高カリウムで体調がおかしかったのかも知れないが
病院にタクシーで駆けつけたときも
自分が自分でないところがどこかあった。
きょうは雨上がりのさわやかなこともあって
駅から病院まで歩くのがすがすがしい。


高カリウム事件での緊急透析で一応カリウム3.9まで下がったが
通常基準値は4ということになってるので
そのすぐ下の数値は中二日を迎えるには高かった。
なのでこの二日間は極力カリウム関連の食品を自制した。
それでも今日の透析前のカリウムは5.8で
これもけっして低くはない。
人によっては手足のしびれの症状が出る人もいるという数値だ。
この二日間思い切った食事制限をしてなければ
また症状は出てただろう。

なんとも狭い許容範囲で生活してることをつくづく感じる。
通常透析後では3.5前後にしているものの
食べ物からでなくとも細胞から溶け出るので
それを含めて6くらいに抑えなければならない。
余裕はないと思わなければならないのかもしれない。
きのうのブログで触れたように
もちろんいろいろな酵素のもとになる生野菜だけれど
腸内細菌を育てるのも生野菜なので
上限いっぱいの「つもり」で
なるべく摂取してきた。
そんなこといってられないのだ。


なんときのうも同じ高カリウム血症で徐脈になった人が
運ばれたそうだ。
はっきり徐脈が現れて脈拍数30で
カリウムの数値は7.8だったという。
きょう救急センターでの採血での血液検査の
データ表をもらったが
救急医は口頭でカリウム7といっていたが
正確には7.7だった。


ということは
除脈が現れる寸前だったのかも知れない。
もちろん徐脈にしても心停止にしても
個人差があるので何とも言えないという。
病院へはタクシーで行ったことは正解で
頭がぼんやりしていたことは
もはや徐脈の前哨だったのかも知れない。
徐脈とはふつう50〜70くらいの脈拍数が
30〜40となる不整脈。
徐脈になると当然送られる血液が少なくなり
酸素も送られなくなって
息苦しくなる。
それがすすめば死に至る。

なお、消化管出血の疑いは
貧血と尿素窒素とも大きな変化が無く
ほかの原因も考えられるということになりました。
からだをよく動かすと体内が酸性に傾き
その影響で
血管と細胞との間でカリウムのやりとりに関わるインシュリンなどで
体内の働きが変わるということもあるとか
担当医師から聞いたが
ここまでくると素人にはわからない。
なかなか一筋縄でいかないのを感じる。

とにかく上限いっぱいは危険だ。
重量を計算してる訳でもないので
上限以内と思っていてもそれ以上であることも
当然あり得る。
なので平均的なベースを下げることだということになる。
今後はとりあえず野菜半分量を目標にするしかない。






*写真上=カリウム7.7のデータ。
*写真下=数年前に栄養指導で記録したときのものだがほとんど今と変わらず。