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2014-03-30

不整脈には愛と恋がいい治療薬

雨予報で倶楽部山行も中止でゆっくりした日曜日。

きのう遅く宅急便で届いた「極小 エッグパン」。
これは「弁当男子」ならず「弁当ジイジ」の必須アイテム。
安価なテフロン加工の鍋の劣化したのはカラダに有害という情報もあるし
鉄はただでさえ貧血になりがちなのでベターだという判断ではじめネットで探した。

およそのけんとうはついたものの
モノは実際みてみないとネット上の販売者からの説明やレビューだけでは信じることができない。
もちろん返品という手もあるが
それも手間がかかる。

それで近くの街で金物屋を検索したが意外とないものだ。
大きな駅の周辺をさがしたら
ネット上でこれだと目星をつけたものがデパートにあった。
ネット上の印象とはほとんど同じだったが
「極小」というだけあって思ったより小さい。
いやそれでいいのだが。

値段を見た。
3460円だったか。
これでネットで買うことに決断が着く。
ネット上では3460円もあった。
だがいろいろ探すとなんと1428円というのがあった。
もちろんネットの通販では送料や振込料金が問題になる。

ネット上の最安値だった店は京都なので
送料580円で合計2008円。
振込料はゆうちょ銀行の振り替えを使って無料。
つまりデパートの6割程度。
改めてなんとも流通というのは不合理なものと感じる。
時間は遅かったが入金して翌日届いた。

さて鉄鍋の場合はすぐには使えない。
一度鍋を熱して野菜の端切れを炒めるなどという準備をする。
名古屋の工場地帯で育ったわが輩にとっては
こういう鉄とのやりとりも興味深い。
ちなみにわがキッチンの中華鍋、フライパンももちろん鉄製で
1ヶ月に1回くらいしっかり洗うが
使ったらまだ温かいうちにブラシで洗うだけで
適度な油膜が残って料理がし易い。

さてひとり用のエッグパンで何を作るか。。



男の料理三昧はさておき
この二週間6回の『充電』があったわけだが
4時間の透析後半に不整脈が起こり始めたのも2回ほどで
あとは気配もなかった。

終了後は一度も続くことはなかった。
なにがあったのだろう。
整体的対処を少し加減をして
今までより柔らかな整体にしたこともあるかもしれないが
二週間まえまで精神的にひきづってことを
改めたことがなぜかすっきりしたのかもしれない。
内容はいつか書けるだろうが今は留保。
とにかくリセットしたのだ。


人間のカラダは不思議でもので
環境やこころの変化でホルモンのバランスが変わる。
以前書いたが
ドーパミンやセロトニンなども
いやそれに関わらずとも
ひょっとしたら
不整脈に大きく関与してるのかもしれないと
つくづく体感的にも思う。

いやむしろ
ドーパミンやセロトニン、オキシトシン(それだけであるはずはないが)で
カラダが休まるのを知っていて
カラダ自ら求めているのかもしれない。

愛されたい、愛したい。ハグしたい、ハグされたいというのも
カラダがそのバランスを求めて自然と行う本能のような気がする。

あるテレビの医学バラエティで

男性ホルモンが強い→衰えると→心臓病になりやすい

ということを言っていた専門家がいた。

男性ホルモンが強いということは
ひとより結果
ドーパミンやセロトニンやオキシトソシンなどに満たされて
年齢を重ねていることになるともいえるような気がする。
そのバランスを崩すと心臓病になるということだ。
ということは
歳を重ねても衰えさせないには
いつまでも男性ホルモンが活性化されていることが必要という結論かも。

さてどうやって?愛?恋?




*写真=届いた極小エッグパン。よくよくみたら10年以上前に買ったフライパンと同じメーカーだった。







2014-03-26

宮崎産むね肉396円で3本の蒸し鶏


このところ料理ネタばかりで恐縮。
食はカラダを作る出発点で
すでに腎臓が壊れていて
出発点の摂取をコントロールしないと
どんどんカラダも壊れていく。
やむをえず
食を考えざるを得ないことが
むしろカラダには良いのは何かと言うことを
考えるきっかけになってるともいえる。

弁当男子ならず「弁当ジイジ」も男の料理三昧も「極少食」も
その1点にある。

なかなか「にわかシェフ」は
その効果を発揮していない。
相変わらず「試行錯誤」シェフだ。

ハムは塩分がけっこう多いし保存剤が入っている。
この保存剤はタンパク質が多いのか
リンの含有量一覧を見ると
たとえば豚肉100gのリンの含有量より多い。


ロースハム100g=リン340mg

豚ひれ肉100g=リン230mg

(ちなみに
ウインナー100g=190mg
鶏胸肉100g=200mg)


そんなことで
ロースハムを保存剤の入ってない鶏胸肉で蒸しハムに置き換え作っている。

ただ逆にカリウムは
鶏胸肉100g=カリウム350mg
ロースハム100g=カリウム260mg


でやや多いから注意だが
想像だが蒸す過程でかなりカリウムは
外に出てると考えられるので
同程度かと思われる。

(ちなみに
豚ヒレ肉100g=カリウム410mg

ウインナー100g=カリウム210mg)



宮崎産鶏胸肉 3個で 396円。

一晩で鳥ハムが3個できた。


 砂糖、塩、こしょうをまぶし、ラップして冷蔵庫一晩。
 昆布、生姜の皮、青ネギ、塩、砂糖、酒を加え沸騰したら入れ
弱火で15分。余熱で5分。そのまま冷蔵。

 




週末また雨模様か。
蒸しハムも山頂メニューとして考えていたが
どうなることやら。







2014-03-19

目が見えない人が山を登るのは

週はじめの倶楽部主催の山歩き。
そのブログはぜひ「めざせ『百日回峰』」をご覧ください。
すでに3日経っていまさらというものですが。

めざした男の料理三昧の「イカスミパエリア」は
味は自己満足的に美味しかったが
いかんせん
蓋としての使命を負っていたいたアルミホイル1枚を
用意もしてザックにいれたのに
出かける直前に整理した際にザックの外に置き去りにしてしまった。


蓋なしでは熱が上まで行き渡らないので
やむなく加熱時間も長くなり
当然鍋底には厚い焦げができた。
それ以外では
初めてイカをさばいて
皮を剥くのにも苦労したが
おおむね成功したと自負している。
誰も何も言わないので
そういうことにしてほしい。
その食材は少し欲張ったので
ザックの重量が12キロだった。
これまでで最高かもしれない。
ずいぶん気を入れて出発したものだ。
それをメンバーのひとり
しかもリーダーにぽつんと話したら
ザックに空きがあるからとそれも途中から食材のほとんどを
肩代わりしていただき持っていただいた。
恐縮するばかり。なので快適な山歩きと料理三昧だった。

都心に近い奥多摩でしかも低山だからだったのか
とても珍しい光景に出会った。
山歩きこの2年余の間に
どこかですれ違った記憶が微かにあるが
どこだったか忘れた。
だが今回は前を歩いてたので
追い越すほどの山道ではないので
すぐ後ろに着くことになった。

片方の手にストックを握り
もう一方を同伴の女性の肩を借りて登って行く男性だ。
街の中では珍しいことではないが
ふつうでも難儀な山の中。

聞いてはいないが明らかに目が不自由か見えないと想像できる。
にもかかわらず
普通にその同年齢くらいの肩を貸してる女性と世間話を楽しみながら
登って行く。

足元には当たり前だが不規則な石が出っ張り
あるいは木の根がむき出しになっている。
街中で見る白い杖の代わりにストックを握っているので
ストックで足元を探 ってるのかといえば
ほとんど使ってはいない。

否ストックで探っていたら
時間がかかって登れないだろう。

ここからは勝手な想像だが
岩があり石があり根っこがあり
高さがあれば
前を行く同伴者の上下動が変化する。
その振り幅を肩から想像しながら
そして
我々より高めにシューズを前に出して
難なく登って行くのだ。
わが輩は倶楽部メンバーの歩調に
なかなか着いていけない。
それと同じくらいの早さで
登って行くのを見て
ここまでに何年かかったのだろうと想像もした。

倶楽部メンバーはどうでもいいような世間話を
(世間話はそういうものだが)
始終登りながら話しているが
わが輩にはその余裕はなく
息絶え絶えで
無言になりがちなのが
彼は世間話が絶えないほど余裕がある。

途中道沿いの比較的大きな社殿に至る石段を前に
女性の「この上に神社があるけど上りますか?」
という二人の会話をあとにした。
わが輩は今回のルートのポイントなので
写真だけでもと上ったが
神社を眺めることはできないためか
お二人は先を急いだようだ。
いや
眺めることはできないというのは
うがった考え方であろうが。

わが輩も山を歩く。
わが輩も身体障害者1級だが
症名も違うし内容がちがうがあの男性も同じ
人それぞれにその魅力は違うかもしれないが
改めて
それまでして登るのはなぜだろうと自問した。

目が見えない人が
肩を借りすこしばかり足も上げながらで
運動量も多く
それまでする山歩き。

我々が感じるよりはるかに
風を
空気を
地を
感じているのではないかと
想像しながら山頂を目指した。


*写真上2枚=イカスミパエリアとイカ
*写真中上=人ひとりしか通れない急な山道。写ってるのは倶楽部メンバー。
*写真中下=金比羅神社
*写真下=三室山への残雪
*このブログに限って一部手直しし
山行ブログ「めざせ『百日回峰』にも掲載するので重複します。

*ちなみに「弁当ジイジ」健在なり。オムライス紛い。





2014-03-11

めざすはイカスミパエリア

きょうの『充電』は久しぶりに不整脈も引き起こさなく終了した。
帰り道その爽快な気分を楽しんだものだ。
不整脈が起こってるときは
相当苦しんだと改めて感じるのだった。

まあなぜ今日は不整脈が起こらなかったのかは
いろいろ思い当たるものはあるが
確信あるものはないので今日はここには記さない。
ただいつもいつも不整脈が起こらないことをめざしてはいる。


友人がfacebookにアップしたパエリアの写真が黒い。
イカスミのようだ。

パエリアは山行倶楽部で
2度ほど作ったりしているが
ふつうには黄金色だが
黒いパエリアだったので意外だが
どこかで見たような記憶もある。
以前レシピを探すときにネット上で見たのだろう。

「興味あり」とコメントして
何のパエリアなのか知りたいと
思っていたら
丁寧に「イカスミだよー」と返ってきていた。
「美味しかった!」と付け加えてあった。
そりゃおいしいでしょうよ。
しかも六本木のレストランらしいから。
さぞかし高価でもあり旨いのでしょう。

イカスミのパエリアと聞いて瞬間的に
口があのイカスミの味覚で充満する。

もちろんイカスミ・パエリアは
食べたことはないし
せいぜいイカスミのリゾットは
どこかの記憶にあるくらいだ。

もっともリゾットって
パエリアとの違いは何だろう?
もともとはどちらも中近東発祥の
ピラフからきたのだそうだ。
たどり着いたのがイタリアだったのが
リゾットになって
スペインに着いたのがパエリアになったらしい。

それはともかく
今週末の倶楽部山行では
イカスミのパエリアをという食指が動く。

だいたいイカスミなんてもんは
新鮮なイカを手に入れなければならないのだろうか?
だとしたらやっかいだ。
さっそく『充電』しながらネットをたぐるとあるある。
もちろんイカワタから作るのもあるが
簡単にイカスミのパエリアの素というのがあるようだ。
いままでもサフランなど使うことはなく
パエリアミックスを使ってきた。
素を変えればいいのだからこれは簡単だ。

ただパエリアは火加減が難しいので
要注意ではある。

今週末は山行というよりは
ウイルスで今季で伐採される青梅の梅林の観梅ハイキングといったところなので
ゆっくりした酒宴が予想されパエリアもじっくり作ってみよう。
味の保証はしませんが。










写真=去年はじめて山頂で作ったパエリア。






2014-03-07

タラの芽天ぷらよりしいたけがおいしかった件

春になろうとすると
それに逆らうように冷たい風が吹く。

その季節になると
40年近く前に訪れた福島の山奥の一軒のお宅を想い出す。

国内で数少なかった麻を生産している農家だった。
麻の栽培は地面から春にせっかく出てきたふぞろいの新芽を
焼き畑で火をつけ燃やす。
それから3ヶ月だったかで一挙に成長させ
人の身長ほどになったものを刈り取るのだ。

福島の山奥で春といっても雪もあり半端なく寒い。
そのなかでタラの芽がしっかり芽吹いていた。
その麻作りの農家のおかあさんに
採りたてのタラの芽の天ぷらをごちそうしていただいた。
その時タラの芽の天ぷらははじめてだった。
そのおいしさが忘れられない。

だが
街で何度か食べたがそのおいしさはない。
それはそうだ。
その日の採りたてを揚げたのだから
その風味は落ちることはない。
最高だ。

最近では韓国産も多いと聞く。
たまたまスーパーに奥多摩産とあったので
買うことにした。



家でタラの芽をどうこうしたことがなく
天ぷらもめんどうなので
蒸して「味噌とタラの芽」とした。

まあこれはこれでおいしかった。
タラの芽はだいたいトマトと同じ程度のカリウム含有量なので
買ってきた半分にして
半分を翌日にした。

なんとなく同じ味噌というのも
せっかく買ってきたので
なんだかんだソテーくらいならできるかなと思ったりしていたが
結局天ぷらに行きついた。



はじめは焼酎のアテにするつもりだったので
さっさと作るはずが
天ぷらとなってしまい
あり合わせのタマネギとしいたけも揚げた。

天ぷらの腕はまったくないが
まあまあの出来具合だったが
あの風味にはイマイチ届かなかった。

あの風味はやはり幻で
福島に赴かなければ手に入れることはできないのだろう。

そんななか
ありあわせでついでに揚げたしいたけの天ぷらが
かなりおいしかったのでメリハリのあるツマとなった。




さて
「弁当ジイジ」2日目のきのう。
おかずは回鍋肉で攻めた。
悪くはにない。
何よりもおいしいのは御飯だ。

いまやランチボックスは密閉型のものが多い。
だがどんなにかわいくても
じいじだからなのか
この樹脂製がなじめない。
プラスティック嫌な派なのだ。
氾濫しているプラスティックには疑問なのだ。

山歩きの倶楽部で輪っぱの弁当箱を持ってきてるのをみて
ネットで安いのを探しまくって
手に入れたのがこれ。
プラスティックでこういうのもありそうだけど
これは純粋に木製。

昔からのという懐古趣味ではなく
これがいいのだ。
プラスティックの密閉型のは
どうしても御飯がべたべたする。
この輪っぱ弁当箱は
ほどよく水分が抜けて
御飯が香ばしいのだ。
御飯だけでもいいかもしれないと思うくらいで
ここにこの魅力があってはまりそうなのだ。

おかずの汁が漏れることがない密閉型プラスティックが
重宝されているのだろうが
わが輩はどちらかというとやはり御飯のおいしさをとる。
まだ2日目なのでいいアイデアは浮かんではいないが
その汁対策を考えることに。。


















写真上2=奥多摩産タラの芽。
写真中=しいたけ
写真下=輪っぱ弁当箱(回鍋肉)






















2014-03-05

看護師「弁当男子じゃん」 わたくし「弁当ジイジですが」


看護師Ka-Fに弁当の写真を見せた。
「弁当男子じゃん」といわれたが
64歳になって男子と呼ばれてもピンと来ないのもあたりまえだ。
弁当男子の年齢はせいぜい30歳くらいまでのイメージではなかろうか。
「弁当オヤジ」でもなく「弁当ジジイ」か「弁当ジイジ」くらいがいいとこだろう。



10年を越え11年目に入っている透析であるが
初めての快挙!?だ。

透析導入時は生活のパターンの想像がつかないので
午後2時ころ終了後
病院の食事をお願いしラウンジでいただいていた。
それも慣れて
透析が終わったらすぐにでも病院を出て
気分転換をしたかったので
また
透析食は割高で
あまりおいしくなかったのもあってやめた。

2年前まではずっと自動車で通院していて
ある意味どこでも食べに行けたし
自宅に帰って食べることもあった。
廃車にしてから病院内のレストラン、コンビニ
帰り道の駅周辺で食事をとってきた。

外食はどうしても肉が多い。
量もふつうに多い。
しかも2時過ぎると定食のような標準の食事を出すところが少なく
安いファストフードか高いレストランになったりし
いい加減迷うことが多くなっていた。

山歩きでは山頂にはコンビニも店もない。
茶屋があるところもあるが
まず使うことがない。
自身で持って上がるのだ。
といっても単独行ではコンビニのおにぎりが多かったが
倶楽部山行で冷たい料理ではなく
温かいものをと山頂で作るようになって
自分らの食べるものを自分で作ることが
おいしいし、健康的であり、安いということを
つくづく感じる。

もちろん病院内でバーナーなどの火を使うことはできないが
もし使いたければ電子レンジくらいは
透析センターのラウンジにある。
そんなことを考えることが多くなって
きのうは思いついて弁当を持っていこうと決意!!

だいたい家の料理なんてあり合わせで
冷蔵庫を覗いてからこれとこれを使って、、
こういう味付け程度の思いつきのようなもの。


賞味期限が近かったベーコンと
残っていたアスパラガス
毎朝食べてるブロッコリーで残った芯
それにタマネギとニンジンで
野菜だけ蒸して一緒にして炒めただけ。
御飯も圧力鍋で15分で作れる。

こんな単純な弁当
これがおいしかった。
見た目は雑でコンビニ弁当には負けるが
コンビニ弁当のような保存剤がたっぷりの味はしないし
すがすがしい。

透析センターのラウンジはどうも狭っくるしいので
病院内の広いサロンで食べた。
電子レンジも使わなかったが
十分おいしくはじめてのお試しだったが
はまりそうなのである。


さっそくネットで「弁当男子」をググってみる「弁当じいじ」なのである。


*写真=初弁当。「旨い、安い、早い」の順かな。