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2020-08-22

いとも簡単に熱中症になる

 もともと

透析後は体内から引いた水分が

およそ4kg。

私の場合5時間をかけて4キロの水分を透析機によって引いている。

一般的にいえば

脱水状態で血圧も下がりやすい。

実際真夏の8月のある日

透析が終わり病院から100mくらいのコンビニに行って帰ろうとして

気絶して後ろに転倒した。

幸い背中にザックを背負っていたので

後頭部を地面にたたきつけるようなことにはならなかったが

頭を打てば一大事だった。

命にも関わっていた。

原因は透析後の血圧の不安定さであり

エアコンの効いた透析センターから真夏の暑さの外の

急な変化に身体がついて行けなかったからだ。


きのうはそれに近い条件で一時的な熱中症になったといってよい。

いつものように透析センターの病院の外に出て

移動のためのムーバス停留所でバスを待つ。

停留所のバス停のベンチは日影でなく直射日光を浴びていたが

あえて座ってしまった。

10分とない短い時間と思ってのこと。

すぐ?バスは来た。

乗り込むと7〜8分で目的の駅に到着。

バス停から昼ご飯を食べる食堂まで歩く。

だが暑い。

いや暑いからと言って汗が出るわけではない。

カラダがエアコンの環境に慣れきっていて

汗を出すことは忘れてしまっている。

食堂はコロナ感染防止なのか

空調は全開だ。

エアコンが効きすぎて寒いほど。

近くのスーパーで簡単な買い物をして

すぐにタクシーに乗る。


ところがそのタクシーはタクシー乗り場に客待ちで停車しているときから

ドアは全開で乗ってからもエアコンを効かせてるふうではない。

汗をかかない毎日でたまには汗でもかこうと

運転手にエアコンについてクレームをいうでもなく乗ってると

段々苦痛にもなってきた。

それでも自宅マンションについたので

料金を支払ってエントランスへ。

暑さを一際感じながら部屋に入ると真っ先にエアコンのリモコンにスイッチを入れる。

とにかく凍った氷を舐める。

透析患者は水を飲まないようにして

氷を舐めることが多い。

そして

いつものように訪問看護師が診療に来る。

検温がある。

37度8分。

誰もがコロナ感染をまず疑う。

もちろん体温計の問題と言うこともある。

特別カラダが暑いと言うこともないと看護師。

カラダを冷やす手立てはあるかと確認したが

そのまま帰った。

よくよく今日の状況を思いだして

これは熱中症の第一歩かもしれないと

とにかくエアコンを効かせ部屋の温度を下げ

脇の下と頸椎の後ろを

濡れたタオルで冷やした。

1時間くらい

それをくり返した。

やっと

36度9分までさがった。

「とりあえず冷やそう」

長女にいちおうLINEで知らせていた。

下がった体温に

「もう一息」

それを聞いて素直に冷たいタオルをくり返した。

そして2時間後には無事

36度6分まで戻り

一件落着と言うことになった。


わずか30分か1時間のことだけど

しかも透析後という特別な条件だったが

簡単に熱中症になる危険を感じた。



2020-08-14

山のなかま

きのうは山に一緒に登ってきた仲間と久しぶりに会った。

駅近くのオシャレなレストランを予定していたのに
とても駅までも歩けないと
行くまでもなく弱音をはいて
欠席することにしていたら
マンションまで来てくれた仲間が
駅でなくとも途中でいいから行こうと
半ば強引に引っ張り出した。
外は猛暑で
心臓にも悪いし
足先の潰瘍も完治してないし、、
とやめる口実だけが先立ってるのを
仲間は見透かしてるように
なんだかんだと言いながら
誘い出しに成功。
歩き始めれば出来ること。
弱音だけといえば弱音だけが
躊躇させていたがあるいてみれば
それほどのことでもないように思えてきた。

結局  駅のレストランを諦め
途中の中華料理店で
食事をすることになった。
小さな出版社の社長と山行倶楽部の主宰が
様子をみにきてくれたのだった。
ちょうど来てくれていた長女も合流して
餃子とビールを注文しての
とりとめもない近況報告だが
私の体調を気遣ってきてくれるのは嬉しい。

駅まで歩くのは無理としても
その半ばまでを歩いたのも
その筋力のおちぶれを改めて自覚できたのも良かった。
いつも病院へタクシーで往復で
歩数150余が200歩。
なんとも情けない筋力を自覚する。
改めて
とにかく一番にケーブルカーで高尾山を次に自分の脚でを目標に!
と念じるのだ。




2020-08-10

山の日

山の日

最近休日といってもほぼ実感がない。
実感と言えば
一日おきに行く病院が
休日だとアナトリウムというラウンジが閉鎖されていて
ただでさえコロナ対策で入室時間が小刻みに決められていて
時間調整が面倒くさいのに
居場所がないので
閉鎖されていて今日は休日だとわかる。
娘にLINEで聞くしかない。
「今日は山の日」

きのう山登りの主宰者に用件があって電話して
あしたお時間ありますか」と聞くと
明日はちょっと「山に行くので…」という。
何処を登るのですか?に
「本仁田山へ」

こんなにカラダが衰えて山登りなどテーマにのぼりようがない。
だが悔しかった。
本仁田山などは何度も行ってるので
その様子が目に浮かぶのだ。
低山で気持ちよい山だ。

つい最近知人に
1年計画で高尾山を自力で登る決意を話したところだったこともあって
気持ちの上では焦るのもあって
改めて1年を目標にしようと思うのだ。





2020-08-05

コロナ感染者?

透析センターには個室が併設されてる。
小生も入院中は何度か使ったことがあるが
今日はビニールで囲ってある。
一時5月頃も張ってあったが
それ以降は見てない。
それが今日は天井から出入り口を囲む形で
ビニールが下がって囲ってある。
以前聞いたときは
窓を開けて換気するという段取りらしかった。

今朝はいつものように
検温はあったが
きのうの体調は大丈夫でしたか?と聞かれた。
ほかの患者の中には
それを聞いてすぐ
「何かあったの?」とすぐさま聞いてくる。

なんとなく看護師も技師も空気が違う。
わかるものなんだな。
一本緊張感があるのだ。

まあこちらはマスクだけがたよりでいつものようにしているしかない。