情報番組を見ていたら
女子高生がヤマビルの効果のある対策で
特許を取得したことが報道された。
山歩きの仲間でも
しばしば話題になり
ヤマビルはシカなどの動物に着いて吸血するので
シカなどのいる
丹沢山系はしばしばヤマビルの被害に遭うので
行きたくないという。
ヤマビルの被害といっても
吸血され若干血が流れ出るというもの。
わが輩も昨年の春に大山を歩いた際に
石の上に待ち構えるように立っていたのを
見ながら止まると飛びつくというので
足早に歩いた。
用心したにもかかわらず
気がつけば足元のふくろはぎに
吸着してるのを見つけ
早かったせいかそれほどの流血にはならず
ホッとしてボトルの水を飲んでいたら
雨のなかのレインコートの肩に動くものが視界に入り
見るとヤマビルが立っていたという
ぞっとするような経験がある。
いま問題になってる死亡にまでいたるダニに比べれば
出血だけですむだけで大きな問題ではないけれど
気持ち悪いのはたしか。
ヤマビルに効果のある 忌避剤はいままでなかったのだろうか?
大山では作業場に置いてあったような記憶があるが。
その秋田の女子高生は100種類くらいの薬草や化学物質を試行したそうだが
もともとヤマビルは
肌の温度に反応して飛びついてくるものと聞いてきたとおり
彼女らも最後は温度に関わる成分に落ち着いたところが興味深い。
ヤマビルは5度以下40度以上では動けなくなるそうで
それに対応して
冷たさを感じる「メントール」
熱さを感じるバニラの香りの成分「バニリン」
が忌避効果があることがわかり
その他の薬品を混ぜた「ダウンヒル」を開発したようだ。
メントールはどちらかというと苦手なわが輩だが
しかもたとえば脚全体に塗らなければと思うと
考えるが試してみよう。
「ダウンヒル」は使いやすいのかも知れないが。
山歩きはともかく
里山で農作業をする人たちには朗報には違いない。
これで丹沢挑戦!?
*写真は昨年6月の大山にて。