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2013-01-22

「透析は充電の役目であって、病気とみない」

先週の学校時代の仲間との新年会があったが
そのひとりSからメールが来た。

Sは高校時代からだったか
山岳部に入っていて
その後社会人の倶楽部にも入って
3000m級の山を踏破している
山の大先輩で
わが輩のようなハイキングについても
いろいろ話が聞けた。

そのひとつに
透析しながら百名山を5年で踏破した
というブログがあることを話してくれていた。

メールでそのアドレスを
知らせてくれた。

3つのアドレスを教えてくれたが
そのひとつは
製薬会社がつくるブログだったが
そのなかの1行に痛く同感したもの。

「今、透析は充電の役目であって、病気とみないようになりました」

同じことを考えている人が
いるものだなと
心強く思う。


「日本百名山」は
深田久弥(ふかだきゅうや)という小説家であり登山家が書いた山岳随筆だが
その本を通じて
山の魅力が広まり
日本百名山ブームが続いてるというものだ。

わが輩の倶楽部のメンバーにも
すでに踏破し
さらに二百名山に挑んでいるものもいる。

百名山のなかには
3000mを越える
立山、乗鞍岳、御岳、槍ヶ岳、穂高岳、塩見岳、悪沢岳、聖岳,富士山をも含んでいる。

わが輩には
百名山はあまり関心がないが
というより
そこまでの技量がないということだが
いつかそういう挑戦をしたいと思うかもしれない。
彼の健脚と透析との関係に敬意を表するもの。
ちなみに百名山の中に
ひとつだけわが輩が踏破したものがあった。
大菩薩岳2057m




そのブログの一文は実感が伝わるもので
それなりのご苦労が感じられるものだった。

「移動はマイカー、車中に寝泊まりし、
食事はおもにコンビニ弁当でした。
ひとつ登って降りてきて透析、
もうひとつ登って降りてきて透析です。」





*写真は大菩薩嶺