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2013-01-27

書を芸術にした男 王羲之



テレビの情報力は力を持っていると思う。
こんな美術館とか博物館とか
あまり行かないものに行かせてしまう。

先日気になったNHKの告知で
「書を芸術にした男」というサブタイトルの展覧会の紹介を目にした時
なんと美しい書なんだろうと
一瞬に思ってしまった。

東京国立博物館で開催の
「書聖 王羲之」だ。

ああこんなに美しい字があるんだと惚れて
まずすぐに図書館で
何冊か王羲之の書を借りだした。
同時にぜひ上野の国立博物館に行きたいと思っていた。


きょうなぜか寒いといってたわりには
暖かく上野まで出かけた。

上野は3,4年ぶりくらいだった。
意外と人出が多いのに驚いた。
まあなぜか動物園がこの貴重な日曜日に
休園だったせいもあるのかわからないが
上野公園は賑やかだった。
ツイストというのかロックンロールというのか
ひとつのグループが公演の真ん中で
踊ってるのが
風情としていい形だった。
中年の(しつれい!)おばさまがカラダを小躍りして
観賞しているのも
心温かくなる風景だった。


王羲之展は満員だった。
やはり日曜日は避けるべきだったかも知れない。

王羲之の丁寧な字配りには
やはり感動しかなかった。
おとなしい性格だったようで
その結果としての几帳面な書には
改めてため息が出た。

また少し書に挑んでみたいという気持ちを
持つきっかけとなった。



まっすぐに帰ればいいものを
アメ横を縦断し、、、
そうそうアメ横は
まだ1月だからというのがあるのかわからないが
ひとひとひとでぎっしりだった。


その後地元に帰って
安い焼鳥屋にはいってしまった。

だいたいが
あした山登りをして
透析代わりの除水をしようというほどに
体重お持ち帰りをしているのに。

じつは
ビールを2日間250mlを2本吞まなければ
帳尻が合うだろうに
とも考えていたが
こうなるとどうしても明日は山登りをしなくては。

先週はじめの5.6kg体重が増えた時の病院のスタッフの言葉が新鮮だった。
「苦しくはならなかったですか?」

そうだ
単に体重の数字あわせをしているのでなく
体重が過剰に増えれば
肺が機能不全に陥って呼吸困難になることを
すっかり忘れていた。
それを思い出した。

改めて厳粛に明日は山登りをしましょ!

これからバス便のチェック!
えーーこれで行けるのかな???