「透析」にとまどい「充電」と呼ぶことに。 鉄腕アトムがエネルギーをケーブルで注入するイメージに置き換えた。 二度目のシャント手術をし大動脈弁狭窄を宣告され大動脈弁置換手術を勧められるも拒否し、この4月には「うっ血性心不全」で入院して2ヶ月間入院をへて、今年透析17年目を迎えた。(無断転載禁止)
2013-01-01
「威風堂々」(エルガー)
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
恒例のカウントダウンになりつつあるのが
東急ジルベスター カウントダウン コンサート。
いえほんとうは
コンサートホールに駆けつけたいのだが
チケットが手に入らないほどの人気のようで
もっぱらテレビ画面でのカウントダウン。
このコンサート自身は18回を迎える。
年末年始は第九にはじまり
ウィーンフィルのニューイアーコンサートなど
クラシックファンにとっては
魅力的な番組が目白押しのなかで
もっともスリルのあるライブ。
はじめてテレビで見たのが4年くらい前で
NHKの紅白にも興味が無く
民放にもついていけずで
偶然見つけたクラシック音楽の演奏での
カウントダウン。
単に大晦日の夜に演奏するだけかと思っていたら
ごく普通のクラシックを演奏し
ジャスト零時に
その曲を終了し花吹雪が舞うという演出。
クラシック曲は長く10分近い。
指揮者のタクトが
振り終わる瞬間に
新年を迎えるというのは
なかなか見る方もスリルがある。
この数年見ていても
多い時は4秒くらい早く終わって
沈黙のあとの花吹雪ということもあれば
演奏中であと2秒くらいというのに
新年を迎えてしまったこともあった。
まあそれもゲーム感覚でおもしろい。
ところが
今回の藤岡幸夫指揮の
エルガーの行進曲「威風堂々」第1番は
1秒も違えずまさに曲終了と同時に
新年を迎えた。
こんなことは偶然といえば偶然だが
長いクラシックの楽曲のスピードを
そんなに小手先でできるものではない。
背筋がぞくぞくするのを覚えた。
コンサートホールの観客は
全員スタンディングオーベーションで称えた。
テレビ東京のアナウンサー森本智子の目にはなみだ。
カウントダウンらしい最高の瞬間を体験させていただいた。
ことしも良いことがあるような。
ブラボー!
*写真はテレビ東京の画面からのキャプチャー。