阪神・淡路大震災から18年。
その当日は
マレーシアのランカウイ島に
仕事で行くことになっていて
朝早く
首都高で成田に向かっていた。
ポータブルテレビに映し出されるヘリコプターからの映像。
神戸市街が一面倒壊しあちこちで炎が上がってる。
見たことのないような戦禍のごとき惨状の第1報に
ハンドルを握ってる手も
汗ばんでたのを忘れられない。
こんな状況で
仕事とはいえ浮かれて海外旅行に行く場合かと
後ろめたかった。
ランカウイではマレーシア人から
日本が大変な時に
こんなところに居ていいのか
とも言われた。
東日本大震災からも2年近くになり
明日と言わず次の瞬間に
起こる可能性のある大地震に備えて
改めて比べてみる。
阪神・淡路大震災
(M7.3 最大震度7阪神淡路島一部)
●死者 6434名
●行方不明者 3名
●負傷者 43792名
東日本大震災
(M9.0 最大震度7宮城県栗原市)
●死者 15879名。
●行方不明者 2712名
●負傷者 6126名
(2012.12.26現在)
いつ大地震が起こっても不思議はない昨今。
地震で死ぬイメージを
教訓として描いておくことが
生命を救うことにつながるかも。
阪神・淡路島大震災では
死者の80%が木造家屋の倒壊による圧死で即死が多かった。
とくに1階で就寝中が多かった。
2階の生存率は大きい。
死者の10%は室内家屋の転倒。
東日本大震災では
死者の92.5%が津波による水死と大量の砂、ヘドロ、重油による心肺の不全。
地震の周波数の違いもあって
家屋倒壊は少なかったという。
東日本大震災の際は
東京でもかなり揺れた。
近くの公園でウォーキング中で
難を逃れたが
公園の大きな木がワサワサと音を立て
地面が波立つがごとく揺れた。
帰宅すると
本棚の上にあった本箱が
書物と一緒に床一面を覆い
冷蔵庫の上の大きなオーブンも
落下していて
唖然とした。
それからは
室内にいる時に地震があった場合は
それらの落下の危険のないところを決め
身を潜めることにしている。
週3回の『充電』の病院は
まず倒壊が心配されない。
心配してもしようがないというところか。
できれば『充電』の最中で
回路がつながっていないことを
祈りたい。
回路でつながってる大きな機器は
重いので下敷きにならないことも大事だが
重いのですべり出したらと
想像すると怖い。
回路を握ったくらいでは
ひっぱりには抵抗できない気がする。
機器といっしょにすべればというのは
ギャグではいいのかもしれないが。
とにかく
スタッフの人数も即座に対応できる数ではないので
揺れが収まったときの
回路の血液を挟んで止め
切断する手順のイメージくらいは
描いておかなくてはならない。
血液がだだ漏れでは即死だ。
大地震のくるときは神のみぞ知るだが
来ないことを
心でひそかに願うばかりだ。
明日は新年会なので
きょうは
基礎体重にもっていきたかったが
わずかに残った。
新年会のあとは中二日だが
山行倶楽部の山登りがあるので
それで調整しようと
甘い考えではある。