6時起床早めに8時半Sセンターへ到着。昨夜もう朝かと目が覚めて目覚まし時計をみれば23時半というおまけ付きだがとにかく6時に目覚ましのアラームで起こされ滞りなく病院へ着いた。朝早い時間はシティバスもないので、タクシーに頼るしかないがこのタクシーを手配するのが厄介。もちろんマンション前を通る空車はまずないので、スマホの配車アプリを使ってきたがこの午前中の時間はなかなかつかまらない。何度もキャンセルされてきた。それがパソコンで携帯電話番号やよく使う自宅前などを登録しておくと、ほぼ確実に配車してもらえることがわかった。10分程度待つ場合はすべて自動音声でのやりとりで済んでしまう。近所に空車がなくきょうなど16分程度かかるという場合などは、じっさいにオペレーターがそれでもいいか聞いてくる。ちなみにアプリを「東京無線」と「日本交通」と入れて使っていたがアプリの場合は「東京無線」のほうがヒットすることが多いがやはり確実なのは「日本交通」の電話のようだ。ちなみに「日本交通」の回し者ではありません。今日の診療は整形科とリハビリ科だが、整形といってもレントゲン撮影で骨の状態を確認したら終わりで診察も1分もかからず、あのちょっとクールなダンディN医師「三分の二を今日からやりましょう」と、そっけないものだった。私語をかける間もなくリハビリに。体重の三分の二は私の場合体重53キロで三分の二は約35キロとなるが、それ以上に松葉杖を1本にしてよいことになっているのだ。これは大きい。さて問題です。
「左足が骨折した場合のリハビリで、松葉杖はどちらの一本だけで歩くのでしょうか?」
「左足が骨折した場合のリハビリで、松葉杖はどちらの一本だけで歩くのでしょうか?」
今日3つの体重計に乗ってわかることは、ふつうに立ってるだけならば松葉杖はいらない。それは当然のことではある。病院が正月休みで体重の二分の一荷重を省略しているが本来この時に松葉杖なしでも立ってるだけならよい時間帯だったからだ。今日それを改めて体感したがこれは嬉しい世界なのだ。いままで松葉杖はカラダから離せないものだったのに、じっとしてるだけなら松葉杖なくてもいいという開放感は格別だ。さらに今日やったことは「松葉杖1本歩行」だ。さてここで先ほどの答えだが
「左足が骨折した足ならば、はずしていい松葉杖は左側で右だけの松葉杖で歩く」なのだ。意外にも。ただこの右松葉杖歩行はやってみればわかるが、バランス軸が右足の外にいくためかなりカラダも右に傾く。骨折した左足が修復できないとなれば、この傾いた姿勢で訓練するしかないが、一週間経つと松葉杖がない段階になりこんどはまた姿勢を戻さなくてはならないので「こういうことも可能」くらいのものだった。でもこの一本松葉杖歩行ができるということは保険のCMではないが、大きな「安心」を担保したようなもの。いままでコーヒーの入ったカップすらひとつ運べなかったのができる世界は大袈裟に言えば世界が違う。これまで一番困ったのがスーパーなどでの買い物でカゴが持てないので野菜などを手持ちのビニール袋にいれていたら知らないうちにガードマンがぴったり後に付いていたことだ。もちろんレジに行って支払いをしたらどこか違う出口へ消えた。日頃よく行くスーパーでそれほど大きくもないのに、ガードマンの制服姿をみるのははじめてだった。裏で防犯モニターで見てるんだな〜。今日は違う店ではあるが、この一本歩行をやってみた。これは快感だね。まあ一週間のお試し期間で常用することはないけれど、「安心」の世界を手に入れたということだろう。佐野実の「支那そば」をすすったあと午後はかなり歩いた。