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2015-01-10

一瞬 心臓がとまった

 血圧計のモニターの写真だが
この二つのデータの測定した時刻は10分もたっていない。

まず上は不整脈で苦しくて
目が覚めこれが続けば
死ぬかもしれないというくらい
苦しい頻脈だった。
頻脈で脈拍数が多いのは
1回の脈が浅いからである。
これが続くようなら救急車も呼ぶ必要もあった。
脈が浅い原因のひとつに
貧血によることも
頭をよぎった。

もともと
不整脈の原因ははっきりしてないが
焼酎を飲み過ぎたときに頻脈になり
また透析の終盤に脈が飛び
ひどいときには心房細動になる。




骨折で入院していて
当然禁酒だったのもあるが
この1ヶ月以上発症していなかったのに
ゆうべ呑みすぎたせいか
発症した。
血液が薄くなれば
運ぶ酸素も少なくなり心臓も
無理を強いられるのかもしれない。
とも思った。

とにかく苦しい。
苦しいのを血圧と脈拍とで見てみようと
計ったのが上の写真だ。

血圧は高いときには190くらいはあるが
117というわが輩の安静時の脈拍数50の倍以上ある。
走っている状況よりそれ以上かもしれない。

で 以前より友人の整体師より不整脈時の
整体的な施し法を教えてもらっていて
以前からツボを探し自分なりにやってきていたが
なかなか手が届きにくい
背中で効果もイマイチで実際には不整脈も
止まったかといえば止まってはいない。

じつは夕べは時間がはっきりしないが
おそらく3時か4時ころにも
頻脈の不整脈があった。
手が届かないなりにツボを押してるうちに
止まらないにしても和らいだのか
眠っていたようだが
ふたたび苦しさで目が覚めた。

それで血圧を計ったのが写真のように
午前5時29分ということになる。
教えてもらった心臓のツボは
ちょうど背中の左肋骨下辺の中央。
いわば心臓の裏側にあたる。

右手で左肩からだとまず届かない。
従来からこの姿勢で届くところまでで
あきらめていた。
もちろん整体では柱を利用したり
背中のツボが押せるようなものを
使ったりする方法を教えてもらっていたが
なかなかその効果はみえなかった。

苦しさあまりほかの部位を押してみようと
こんどは左手をおなじ左背中に
下から回してツボを探っていた。
ああこんなに左手でも背中にいけるんだと
思った瞬間
脈がまったく止まったような感覚があった。
死ぬのかと冗談でなく思った。
それは錯覚でそれまでの
1分間に119回収縮していた心臓が
ペースダウンして80回になった瞬間だった。

こんなにはっきりした効果など
「整体」にあるものとは思っていなかった。
まったくの驚きだ。
次回同じツボが探し当てられるかわからないが
明確なツボが存在することには
間違いないとは言える。
整体おそるべし。