ページ

2016-03-09

5000曲

先だっての山行の帰りに
仲間に強行に誘われ
話は経済学者をはさんで高度な内容であったが
安い居酒屋で
焼酎を吞んでしまって
体重増加は多かった。
そのため昨日の『充電』では
1.4キロを残して帰ってきたが
今日は不整脈もなく
久しぶりにゆっくりしている。
というと
だいたいがクラシックを聞いてることになる。
聞く方法は
1レコードを聴く。
2CDを聞く。
3パソコンでiTunesを聞く。
4らじるらじるで聴く。
くらいであるが
この中では下からの頻度が大きい。

『充電』に出かけても可能だが
ちょうど通院時間に重なるので
結果的には一日おきとなる。

らじるらじるはNHKのラジオ番組を
パソコンで聴くソフトだが
便利なものができたもので
ここはパソコンの勝利だ。
ただ
レコードよりCDの音質は落ちるのと同様
CDの音質よりパソコンの音質は落ちる。

すでにパソコンでの音質はらじるらじるに限らず
圧縮されてるので
「音」についての情報量は小さい。

それなのに
その音質の悪い音源を録音ソフトで
ひたすら
しかも
毎回パソコンにレコードしている。
同じ曲もだ。
どんどんハードディスクが膨れあがる。

でも
この作業楽しいのだ。
単純と言えば単純ではあるが
面倒でいろいろ考えながらレコードしていくのは
頭も使うのが快感なのかも知れない。
しかも
好きなクラシックを聴きながらだから。

同じ曲をレコードしていると
同じ曲を指揮者次第で
演奏時間も変わるし
ゆったりと聴くこともできるし
急いだ気持で聴くこともでき
曲の印象が変わっていくのも
また音楽の醍醐味なのかも知れない。

ハードディスクがパンクするほど
山のようなクラシックを貯めて
どうするというのか。

いちおうパンクしてもいいように
バックアップを別のハードディスクに
AppleでいうところのTimemacineを
設置している。
まあ地震が起こって
両方クラッシュしたら元も子もないのだが
避難する場合はこのTimemacineを持ち出すつもりだ。

カラダが動かなくなったら
まず健康は保てなく寿命もないと思っているが
この短い残りの寿命期間中
この貯めたクラシックを浴びるようにして聴きながら
死期を待つ
というのがシナリオだ。

ちなみにiTunesに収録してる曲数は
クラシック以外も含めて
5000曲以上で
時間にして650時間
ハードディスクでは390GBとある。

もちろん
たとえばカラヤンと小澤征爾が
「カルメン」をどう解釈して指揮しているか
などと聞き比べることになる。

そんなことをしながら
「自然死」ができたら最高ではあるが
そうシナリオ通りはいくことはないだろう。

だが将来への線路を敷きながら
今できることを最大限することこそ
誰もが持つべきテーマで
線路を敷いても目標のない線路は
途中脱線事故を起こすのだろう。

というほど
おおげさなことではないが。