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2013-04-22

遅ければ心臓が止まった 手指の痺れ 心不全への助走路

日頃から気をつけていたつもりのカリウム。
なのに心臓トラブルの寸前に。



朝から両手の手先が痺れる。
そういうこともあるので
様子を見ていたが
昼近くになっても変わらない。
カリウムを過剰に摂取した憶えはないが
痺れが収まらないので
高カリウムを疑い透析センターに電話して相談したら
やはりカリウムが高いと危険なので
救急センターへ行くようにと言われた。
高カリウムで心臓が止まるが
その前触れで手や足の先から痺れるときいてたので
その可能性を考えたゆえのこと。


途中何かあるといけないので
タクシーで病院に向かった。
正午にはついたが診察があって血液検査の結果が2時頃でた。

カリウム7。
これは人によってはすでに不整脈を引き起こすこともあるという数値。

点滴しますという救急医だったが
透析することをお願いし
透析センターに連絡してもらった。
本来は火木土の透析を今日に振り替えることとなった。

このブログでも何度も書いてるように
高カリウムは心臓を止めてしまう。
なのでそれなりに気をつけているつもりだったが
カリウム7は高すぎる。
しかも今日の昼食、夕食、明日の朝食をとれば
それ以上は確実だった。

病院に電話して相談する前に
絶食して明日の透析までもたせることも頭をかすめたが
夜間に苦しくなって救急車で運ばれるより
センターにもスタッフがいる早い時間が良いと判断
とりあえず血液検査をしてもらえば
わかることだからと
出かけることにした結果がこのざま。
覚悟していたように
透析センターの看護師さんたちには
揶揄されやんやんいわれたが
その早い時間の選択は
良かったといわれた。

こういう状況になって
前回からの食事の内容を書き出して見たが
思い当たるものもあるといえばあるのだが
これはという決め手はないような気がする。
それとは違う方向から考えてみる。

このところ軟便で
今朝は下痢をした。

以前、焼酎を呑むと次の日に黒色便になることがあった。
黒色便は食道や胃などからの出血で
起こるといわれて
これは想像の範囲だが
ロックで呑む焼酎が一時的に食道か胃から出血させるのではないかと思うのだ。
以前はワーファリンを飲んでいたときは
頻繁になったが最近は落ち着いていた。

今朝は下痢便であることは確かだが
黒色便だとは確認してはいないが
この出血が高カリウムの原因の可能性もある。
最近のストレスもあり
特に中二日というのにいつもよりやや多く呑んだ記憶はある。


細胞内は血管内より数百倍カリウム濃度は高いのだそうだ。
ケガをしたり潰瘍があって
細胞が壊れると
高濃度のカリウムが血液に入り込む。
それが今回の原因ではないかというシロウトの推論なのだ。
あり得ない話ではないが
しばらくは様子を見ることに。

透析中、心電図をとることになった。
看護師から心電図をみせてもらった。
心電図はなかなか読み取れないが
透析前とあとでは心電図の波形が違うことが
シロウトでもわかる。
中間的な山の高さが上の波形は
ややテントのようになってるのが
正常とはいえないという説明だった。
(上が透析前、下が透析後)


カリウムの影響で心電図が異常だったということで
心臓がはっきり心不全になる助走路を走っていたということになる。
まあ情けない話だが
早い判断だったので
今そう言ってられるわけで
しばらくは上部腸管出血に注意しながら
カリウム摂取のベースを減らす努力をしないと
同じことになる。
透析後のカリウムは3.9あるので
次回の透析までも予断は許されない。

いずれにしても
突発的な透析をしてくれたスタッフにお礼を申し上げます。