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2013-08-28

「石灰化」が透析患者特有のものでないはちょっと意外

山岳登山には経験豊富な友人Sから
最近のわが輩のブログについて
「ゆっくりぼちぼちと」とメールが来た。

毎度ハラハラ(勝手な取り越し苦労ですが)しながらプログを拝見しています。
少しずつ体調がよくなっているようで何よりです。
ただ元気なのはいいのですが、少し焦り過ぎではと感じています。

たしかに外から見ると
何かに憑き動かされているかのようなのかも。
それでもSは最近のわが輩山行の途中撤退や中止について

これも素晴らしい。体調の悪い時に山に行ってよくなる事はありません。
引き返すのは勇気が必要です。恥じる事ではありません。
山行の基本的な姿勢が身に付いたと言えます。

と温かいお言葉に感謝するばかりだ。
わかっていても意外と気持ちの中では
無視して突っ走るもの。
山では先輩の友人の声がどこかで聞こえるものだ。




きょうはすべて忘れてゆっくりした。
日頃睡眠時間も5〜6時間が
8時間も寝るとカラダが変わる。
後頭部の異変もまったくなくなった。
あれは何だったんだろう。
アミロイドーシスの疑いの痛みは相変わらず。



ほぼ1日パソコンでNHK-FMのクラシックを
とりこんで編集し
itunesのライブラリーにいれて遊んだ。
聞いたことのないクラシックも無限にあり
新しい曲に出会い
心惹かれると何かのんびりした上でいい気持ちになる。


そういえば
先日山行倶楽部の仲間の一人が
足の痛みを「石灰化」と診断されたと聞いた。

われわれ透析をしているものにとっては
「石灰化」は日常的に突きつけられた鋭利な刃物のようなもので
タンパク質を消化したのちに作られるリンの過剰になると
カルシウムがバランスをとらざるを得なくて
骨から溶け出し血管や筋肉にくっつくと説明を受けている。
バランスをとる分だけ溶け出せばいいと考えそうだが
なぜかそれができないようだ。

だからその原因の出発点になるタンパク質をとる量を
制限せざるを得ない。
もちろん処方されている薬もある。
レナジェルは最多の毎食前8錠と炭カル2錠だ。
それでも食事制限が足らないと毎回の血液検査で言われる。

「石灰化」が透析患者特有のものではないというのはちょっと意外だった。


カラダの酸性化やカルシウムを含んだ食事をあまり摂らない
あるいは血流が悪いなどが原因と
ざっと調べただけだから詳しいことはわからないが
何も起こらないカラダを維持することのたいへんさを実感。





写真=前回の途中リタイア山行。