透析センターで『充電』開始を待っていると
看護師の係長がベッドに近づいてきて
ある整形の医師と親しく
「先日の足の痛みを聞いてみた」という。
どうやら酒宴での酒のツマでもあったようだが
それはともかく
その医師の話だと「足趾伸筋腱炎」のようだというのだ。
この聞き慣れない専門用語をネットで調べてみた。
自分なりに前日の多大な荷物を担いだのが原因だと
結論づけていたが
この症状の原因を読むと
たしかに納得できた。
しかも
足のアーチが腱を圧迫していることの説明を読むと
いままで足の体重のかけ方に問題があると
常々感じていた矢先のことで
その確信すらもつことができた。
いままでも20年も30年も加重負荷の大きい荷物を背負ってきた。
そしてシューズはずっと「チロリアン」だった。
「チロリアン」とは固い登山靴のタウン版みたいなものだ。
したがってシューズの底もどちらかというと固くて平である。
靴底を張り替えたり修理したりで何足も履いてきたシューズも
この5・6年で軽くていいだろうと
それほど考えもせずスニーカーにした。
それが問題の出発点のようだ。
スニーカーは靴底が柔らかい。
それまでの固くて平らな靴底に慣れていたのが
柔らかくなって足がシューズのなかで定まらないのだ。
だんだん蜘蛛の足のように
指に力が入るようになって
このところずっと問題を感じてきた。
おととい山を歩いたが
とくに意識してみたが
下りは別にして上りに関しては
指を立てるようなことはほぼなかった。
やはり高価だけれども「チロリアン」に替えることが
必要かと思っていたところに
看護師の「足趾伸筋腱炎」の話だった。
チロリアンをスニーカー・タウンシューズにしたことで
足のアーチへの加重が変わった。
ある意味では
アーチが大きくなったといえる。
その結果
大きな荷物を担いだことによって
足の指の関節と腱との摩擦が大きくなったと考えられる。
とにかく
足がシューズの中で泳いでいるのが
すべての原因だろう。
よくシューズは大事というのは言われているが
足趾伸筋腱炎を経てますます痛切に感じる。
酒のツマかもしれないが
看護師が整形の医師の話を
話してくれたことに感謝。
看護師が整形の医師の話を
話してくれたことに感謝。
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以下の引用は
https://www.gtuber.com/433.html#_-11
6.足趾伸筋腱炎
(そくししんきんけんえん)

親指から甲になぞっていく線上に痛みを感じます。
親指が多いですが、他の指にも起こることがあります。
スポーツをしていなくても老若男女だれもが可能性があります。
症状・原因
足趾伸筋腱炎は、よく起きます。
足の甲は、足にかかる重さや衝撃をやわらげるためにアーチ状になっています。

実際に、親指から甲の中央になぞっていくと、少し飛び出している部分があります。ここはアーチのために少し角度がついているので、関節の端と端が誰でも少し角張っています。

そして、この角張っている所の上に、親指の「腱(けん)」が通っています。
(腱とは、骨と筋肉をつなぐ細長いスジのようなものです。)

靴がこの部分を圧迫する形でできているので、腱が炎症を起こして痛みます。
さらに、加齢によって自然とこの関節がさらに飛び出してくることがあり、さらに圧迫されて痛みます。
また、ハイヒールの履きすぎで足が「ハイアーチ型」になっている人も圧迫されやすく、痛みやすいです。
同じことが足の指全部に起こる可能性があるので、下図の赤線上が痛む可能性があります。

治し方
シップやクリームで様子を見たり、甲を圧迫しない靴にします。
きつすぎる靴はもちろんですが、ゆるすぎる靴も足が靴の中で動きすぎて腱が炎症を起こすこともあるので、ちょうどいい靴を選ぶことが大事です。
骨の変形などで飛び出しが強い場合は、手術で飛び出した部分を削ることもあります。
再発防止方法
甲を圧迫しないサイズのあった靴を選ぶ。