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2014-10-25

カリウム「HH」と週初めの呼吸困難の件

透析をはじめて来月で11年になる。

月2回の定期血液検査を受けてきたが
透析患者はどの数値もすでにまともではない。
かろうじて生きてるかのようではある。
なので数値は「H」でマークされ
通常の基準値より「高い」ことを表示された項目ばかり。
それはいつものことだけど
今回「HH」とマークされてきた。
はじめてみる。


それもそのはずほとんど
いつ呼吸困難そして心臓停止が起こっても
不思議はないカリウムの数値。
カリウム値7.4。

半日断食がタンパク質の摂取も消費も増やし
結果的にリンの数値も押し上げ腎臓への負担を増やし
石灰化のリスクを高めてきた。
筋肉もタンパク質なら体の筋肉もそぎ落とす結果となり
山歩きではまだ問題にはならなかったが
腰痛がひどくなった。

この腰痛は11年まえに肺に水が溜まり呼吸困難で救急搬送され
そのまま透析導入で1ヶ月入院して退院したとき
カラダの筋肉の衰えを痛感したのと同じだ。
それがきっかけでウォーキングにつながり
山歩きにつながっているわけだが。

というわけで半日断食はとくに透析患者や腎臓に問題がある場合は
避けるべきの結論に至った。
それだけでなく
断食のいくつかの「教科書」にあるように
「心臓に疾患のある場合はひどくなる可能性が場合があるのでおすすめしない」
の通り心臓の軽度の不整脈の「期外収縮」程度は透析終盤にはあったが
半日断食をはじめて頻繁に呼吸困難を感ずる程度の「心房細動」が
頻繁に起こってきた。
人間の記憶は曖昧ではあるので
確かとはいえない部分はあるが
不整脈については経過を見ていきたい。

心臓病のリスクと同時に
血圧上昇の傾向もこの半日断食の影響がある可能性も感じる。
透析患者の場合
基礎体重を人為的に決め
ほぼ体重の変動を日々の体内の水分量としてとらえて
透析機で強制的に排出している。
とはいえ
筋肉量や脂肪量の変動も影響するので
血圧などいろいろな数値の変動を勘案して基礎体重も変える。

半日断食でカラダの脂肪やタンパク質を消費すれば
当然減量してるわけだから
基礎体重も減らさなければならない。
少なくもこの半年くらいでたしか1kgは下げたはずだ。
でもおそらくそれでは足らないのだろう。
血圧は240を示したこともあり200以上が珍しくはない。
カラダのなかの水分量が多いと血圧が高くなる。
もちろんそれだけではなく
違った原因で断食が影響していることも
考えられないわけではないが
ここは水分量が相対的に多くなっていて
血圧がはねあがってと考えることにする。

こういう場合医師は基礎体重を下げるだろう。
それをわが輩は食事をよく摂取して
カラダに脂肪、タンパク質をつけようということにした。

これが週初めの「過食」。
もちろんカリウム摂取についての意識はあったが
ここまでは大丈夫だろうろ無理をしたというのが現実といったところといえる。

半日断食では夜一食たべすぎるほどで
節食のころのペースの感覚を早く取り戻さねばと思うのみ。