透析をはじめて来月で11年になる。
月2回の定期血液検査を受けてきたが
透析患者はどの数値もすでにまともではない。
かろうじて生きてるかのようではある。
なので数値は「H」でマークされ
通常の基準値より「高い」ことを表示された項目ばかり。
それはいつものことだけど
今回「HH」とマークされてきた。
はじめてみる。
それもそのはずほとんど
いつ呼吸困難そして心臓停止が起こっても
不思議はないカリウムの数値。
カリウム値7.4。
半日断食がタンパク質の摂取も消費も増やし
結果的にリンの数値も押し上げ腎臓への負担を増やし
石灰化のリスクを高めてきた。
筋肉もタンパク質なら体の筋肉もそぎ落とす結果となり
山歩きではまだ問題にはならなかったが
腰痛がひどくなった。
この腰痛は11年まえに肺に水が溜まり呼吸困難で救急搬送され
そのまま透析導入で1ヶ月入院して退院したとき
カラダの筋肉の衰えを痛感したのと同じだ。
それがきっかけでウォーキングにつながり
山歩きにつながっているわけだが。
というわけで半日断食はとくに透析患者や腎臓に問題がある場合は
避けるべきの結論に至った。
それだけでなく
断食のいくつかの「教科書」にあるように
「心臓に疾患のある場合はひどくなる可能性が場合があるのでおすすめしない」
の通り心臓の軽度の不整脈の「期外収縮」程度は透析終盤にはあったが
半日断食をはじめて頻繁に呼吸困難を感ずる程度の「心房細動」が
頻繁に起こってきた。
人間の記憶は曖昧ではあるので
確かとはいえない部分はあるが
不整脈については経過を見ていきたい。
心臓病のリスクと同時に
血圧上昇の傾向もこの半日断食の影響がある可能性も感じる。
透析患者の場合
基礎体重を人為的に決め
ほぼ体重の変動を日々の体内の水分量としてとらえて
透析機で強制的に排出している。
とはいえ
筋肉量や脂肪量の変動も影響するので
血圧などいろいろな数値の変動を勘案して基礎体重も変える。
半日断食でカラダの脂肪やタンパク質を消費すれば
当然減量してるわけだから
基礎体重も減らさなければならない。
少なくもこの半年くらいでたしか1kgは下げたはずだ。
でもおそらくそれでは足らないのだろう。
血圧は240を示したこともあり200以上が珍しくはない。
カラダのなかの水分量が多いと血圧が高くなる。
もちろんそれだけではなく
違った原因で断食が影響していることも
考えられないわけではないが
ここは水分量が相対的に多くなっていて
血圧がはねあがってと考えることにする。
こういう場合医師は基礎体重を下げるだろう。
それをわが輩は食事をよく摂取して
カラダに脂肪、タンパク質をつけようということにした。
これが週初めの「過食」。
もちろんカリウム摂取についての意識はあったが
ここまでは大丈夫だろうろ無理をしたというのが現実といったところといえる。
半日断食では夜一食たべすぎるほどで
節食のころのペースの感覚を早く取り戻さねばと思うのみ。
「透析」にとまどい「充電」と呼ぶことに。 鉄腕アトムがエネルギーをケーブルで注入するイメージに置き換えた。 二度目のシャント手術をし大動脈弁狭窄を宣告され大動脈弁置換手術を勧められるも拒否し、この4月には「うっ血性心不全」で入院して2ヶ月間入院をへて、今年透析17年目を迎えた。(無断転載禁止)
2014-10-25
2014-10-21
タクシーを予約し早めに病院へ向かった
断食をやめて食事のパターンが変わったけど、
食事の量とかカリウム制限の食材選択を間違えたらしく
朝5時くらいから苦しく呼吸が十分できない感覚と
カリウム過多のせいか手足の先が痺れた。
タクシーを予約し早めに病院へ向かった。
朝5時くらいから苦しく呼吸が十分できない感覚と
カリウム過多のせいか手足の先が痺れた。
タクシーを予約し早めに病院へ向かった。
早々体重測定とカリウム測定で
どちらも今まででは最高点。
5.9kgの体重増加で呼吸が苦しいのは当たり前。
カリウムも高くても6台だったが7.1で最悪。
どちらも今まででは最高点。
5.9kgの体重増加で呼吸が苦しいのは当たり前。
カリウムも高くても6台だったが7.1で最悪。
充電はじめてどちらも緩和されあらためて食事調整を一から思い出さねばならないと実感。
無事で良かった。
2014-10-18
「半日断食」中止
およそ半年続けた半日断食をやめることにした。
断食が排毒効果をもたらすこと。
内蔵に変化をもたらすこと。
の期待であった。
しかし
指南本でも腎臓が悪い場合と心臓病がある場合は避ける
もしく医師の管理下で行うほうがよいとあった。
腎臓に関しては
もともと『充電』離脱の目的からはじめた断食だったが
指摘通り腎臓には逆効果のようになった。
それはリンの数値が上がったままであるのが断食による結果と考えられることがひとつ。
断食と同時くらいにはじめたのが低糖肉食であるので
タンパク質の摂取量が増えてる可能性があるのですべてが断食の結果とはいえないが
もともと断食の目的は病巣もふくめて不要なタンパク質を消耗してしまおうという理屈である。
しかしこの間を再考してみるに
タンパク質の消費が多いのが続いているのは体のなかのタンパク質をケトン体に変化させ
エネルギー源にしている可能性が大きい。
リンの数値が高いのもあるが断食をはじめて4ヶ月くらいから
デスクワークして立ち上がろうとすると腰痛で腰がのびない。
あるいは朝の起床の際同じように腰痛に苦しむようになった。
最近まで山歩きが雨で中止などで筋肉が落ちていると考えてきた。
ウエイトをつけて鍛えようとしたが逆効果で2ヶ月近く腰痛はひどくなったままだった。
筋肉を減らすことなく筋力を維持するには断食でタンパク質を消費するので
倍以上の筋力トレーニングの必要性があるのかもしれない。
断糖あるいは低糖には筋力の低下が待ち構え
大腿骨骨折や転倒がおこってると警鐘をを鳴らす専門家も多数見かける。
『充電』では前々から栄養状態が悪くてもリンの数値は上がるといわれてきている。
断食によって十分なエネルギー源が供給されないうえに
低糖が重なって体のタンパク質は枯渇状態で
筋肉のタンパク質も消費してるという現状とみるのが妥当であろう。
さらにここから千日回峰のように激しい運動を続けることが
筋肉=タンパク質を維持する必須条件なのかもしれないが
タンパク質の消費によるリンの排出に腎臓には多大の負担を課すこととなり
腎臓機能障害のわれわれは飽和状態のリンによる石灰化のリスクを背負うことになる。
そういう総括的見解から
少食は維持しなければならないが「断食」をやめることにした。
ただし、時々折を見てするのはむしろいいとは考える。
心臓についても
『充電』終盤におこる不整脈が不規則を通り越して
心房細動となることが最近頻繁にあった。
この心臓と断食の関係については
調べきれていないのでまたにする。
低糖がその原因になるとは考えにくいが
心臓もエネルギーがなければ動かないだろうから無関係ではないかも知れない。
少し調べるにしても
このところの心房細動の勃発から無関係になって
『充電』後の帰宅をただでさえ血圧が下がってぼんやりしてるので
もう少しハツラツと帰りたい。
心臓についても
『充電』終盤におこる不整脈が不規則を通り越して
心房細動となることが最近頻繁にあった。
この心臓と断食の関係については
調べきれていないのでまたにする。
低糖がその原因になるとは考えにくいが
心臓もエネルギーがなければ動かないだろうから無関係ではないかも知れない。
少し調べるにしても
このところの心房細動の勃発から無関係になって
『充電』後の帰宅をただでさえ血圧が下がってぼんやりしてるので
もう少しハツラツと帰りたい。
断食がカラダの飢餓感を呼び起こす的な理屈で排毒をうながす論には無理があると思うが
食事を期待し習慣になって胃液など準備する胃や腸が肩すかしを喰って
酸性の強い胃液ph1そのままではないにしろ腸に移動することで
腸もいつもの環境とは異なる状態になり排毒などにつながるのではないかと考える。
断食の世界では「半日断食」「3日断食」「本断食」とかあるが
それも一つのパターンになってしまうとカラダが慣れてしまって反応しなくなるからと今のところ考える。
だからたとえば毎日「半日断食」をしても効果的ではないのだ。
糖質ダイエットや断糖肉食を謳う専門家の出発点がご自身の肥満からというのではないかという疑いもある。
「炭水化物が人類を滅ぼす」などという著者などは「私だけがやせればいい」とさえいってるし
余分な脂肪をカラダに蓄えている人には効果的かもしれないが
身長170cmで53kgには適当な方法ではないと判断した。