夕べベッドに入りながら
テレビのバラエティ料理番組の「チューボーですよ」を見た。
料理テーマは「チキンカレー」。
日頃からカレーはよく作るが
それなりにおいしいと自負しているが
いまひとつ上のランクを狙いたいというところだ。
もともとカレー・ルー的なとろみのあるカレーは
日本でつくったものらしい。
カレーの本場の南インドのカレーの紹介ということで
期待して録画もしてのテレビ拝聴。
「チューボーですよ」の番組を見たことがない人は
いないと思うが
食のプロが作ったレシピで
ゲストを招いて実際に料理をするという算段だが
最後に食してゲストに評価させるというもの。
その昨夜の評価は
満点で☆☆☆だが
☆一つの評価だった。
出演者の反省の弁は
「塩とチリが足らない」だった。
インドカレーの魅力は
あのふんだんに使うスパイス。
チリ
ターメリック
コリアンダー
クミン
ブラックペッパー
ガラムマサラ
カルダモン
・・・・・・
このくらいはわが厨房にもある。
しかし
レストランで食べるインドカレーにはなかなかならない。
インドカレーにはココナッツが必須とは思うが
まだ試してないのでここが突破口かも知れない。
とはいうものの
スパイスだけがあのカレーのコクをを組み立てているのか疑問だった。
番組で☆一つの結果を見て
塩が足らないのコメントで
分かったような気がする。
そういえばレストランのインドカレーを数週間まえに食べたが
そのあと無性に喉が渇いた。
透析患者は日頃から塩分を避けるよう指導されている。
塩分を採りすぎると
そのぶん体内の塩分濃度を調整する機能が働き
水が飲みたくなり
飲めば体重増加という悪夢に繋がるからだ。
インドカレーのおいしさは
ココナッツかも知れないが
むしろ大量の塩気のような気がしてきた。
ただ3人のプロのインドカレーを
紹介していたが
塩を投入したのは
そのうちの一人だったので
総てのインドカレーがそうなのかはわからない。
番組の出演者が途中味見をしながら
ちょっと薄いかなというコメントがあるが
いまや日本人の味覚は減塩が普通になって
その程度の塩ではインドカレーにはならない
ということのような気がしてきた。
もっともインドは日本よりはるかに平均気温も高く
汗で肌から流失する塩分も多いので
塩分摂取は必須なのかも知れないとも思う。
健常者なら一度や二度塩を多く摂取しようが
喉が渇いたら水を飲めばいいのだが
透析患者はそうはいかない。
そう思うとインドカレーを食べに行くことは今後は
敬遠するかも知れない。
それよりも塩を控えたインドカレーを
考案するかな。。