週末700g残して帰宅することになった。
今までこんなことはなかった。
あったとしてもせいぜい500gまでだったろう。
ほとんど絶望的で3日間ろくに食べることができないのかなどと
気が落ち込んでいた。
帰り際
看護師Sさんが静かに
しかし心を込めて
「頑張って」「頑張って」「頑張って」と
3回私の後ろ姿に声をかけてくれた。
頭の中が「体重」で一杯で
返事もろくにできず病院を後にした。
帰り道もこの3日間どうしようと思い悩むばかりだった。
するとあの静かなでも心を込めた
「頑張って」「頑張って」「頑張って」
が耳にくり返し響いた。
すると根拠もなく頑張ってみようという気になれた。
最低限の飲食をすれば可能ではあった。
それができないところに原因があるとすれば
まったく自分への甘えでもある。
食材も一切買わず帰宅しながら
繰り返し「頑張ろう」と思ったのだ。
きのうは731mの堂所山。
比較的低山でもあって
いつもビールを勧めてくれる輩も不参加で
山頂でもいつものように日本酒や焼酎などの瓶が並んだが
コップ一杯のビール以上は呑まなかった。
水分補給も真夏と同じように
水を凍らせてゴクゴクとはいかない方策。
結局いつものレベルで下山できた。
下山後はその反動と
いままでにない歩数30000歩の疲れから
少し呑みすぎはしたが
想定内のレベルに落ち着き
700g持ち帰りの難はクリアできたことになる。
心を込めて看護師Sさんに感謝です。
「感謝!」「感謝!」「感謝!」