「透析」にとまどい「充電」と呼ぶことに。 鉄腕アトムがエネルギーをケーブルで注入するイメージに置き換えた。 二度目のシャント手術をし大動脈弁狭窄を宣告され大動脈弁置換手術を勧められるも拒否し、この4月には「うっ血性心不全」で入院して2ヶ月間入院をへて、今年透析17年目を迎えた。(無断転載禁止)
2012-10-28
無添加化作戦_「自家製 鳥ハム」
もちろん
市販のハム・ソーセージの保存剤から逃げる作戦。
つまり、リンが多い保存剤は
われわれ『充電』をやってるような腎不全には無い方が良い。
大量生産、大量流通の都合で大量な保存剤が導入されてるが
そもそもは一般人にとっても必要のないもので
百害あって一利なし。
私の朝食はトースト,サラダとハム・ソーセージなので
このハム・ソーセージからリンを取り除こうという試行錯誤なのだ。
保存剤なんて微々たるものだという印象があるが
市販のものだから必要なので
自分で作ったらいいのではという長女の提案なのである。
微々たるものかもしれないが
少しでも下げたい絶体絶命(絶命ではないが骨の石灰化防止)のテーマだ。
で、今回は「鳥ハム」の伝授で次のようなレシピが送られてきた。
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「鳥ハム」
胸肉一枚に、砂糖大匙1、塩大匙1、ブラックペッパーをまぶしてラップで密閉して一晩~二晩。
ラップでぎゅっと筒のようにしめて。なるべく空気がはいらないように。
汁がでるので、ラップをした上からジップロックか、ビニール袋に入れて、さらに空気を抜いて。
水で塩を洗い流して、沸騰したお湯に入れて、弱火にして7分。
火を止めて冷めるまで放置。
あとは冷蔵庫へ。
保存料の入っていない鳥ハムが出来上がります。
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簡単なようで初めてだと頭で考えてみると何かと戸惑う。
「やると大変じゃないよ。
私は鳥胸肉が安いとしょっちゅうやる。
ホントにハムだからぜひお試しを。」
というお誘いに乗ってみることに。
さっそく鶏肉を買うことからになるが
せっかくだから以前から目につけていた
この街でいちばん新鮮な地鶏と評判の「地鶏のT」へ。
だいたいがスーパーでしか鶏肉など買ったことがないので
グラム売りがなかなか感覚がつかめない。
午後早い時間にいったにもかかわらず
胸肉は1枚しか残っていなかった。
徳島県産地鶏、阿波尾鶏グラム230円。
茨城県産や比内鶏はあったが
東北産は避けたかった。
高いか安いかわからないが
もうここは買うしかない。
生でもおおいしそうな肉が軽量計の上に乗っかると
269グラムを標示した。
む、む、ざっと600円。
胸肉1枚600円かよ。
月末で財布は軽いのにと半分は後悔、
半分はいちおう一度は美味しいものを食べれば
他のものが比べられる向学のためと自分を納得させた。
慎重に長女のレシピ通りに
塩、砂糖、少し多めの胡椒をまぶしラップ。
たしかに慣れればたいしたことではない。
このまま今日から2晩冷蔵だそうだから
2日後を乞うご期待。