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2014-05-16

一日二食で不整脈を止めた

当然とはいえ快感でもある。

この2週間近く不整脈がない。
その決定的な要因はあたりまえといえばそうだが
透析の除水量を減らしたことだ。

ということは
体重増加を抑えてきたということでもある。

つまり量の食事制限をしてきた。
この1年近く極少食をめざしてきたのだが
毎食毎食の量を減らす方法をとってきたが
続かない。

その最たるものが酒のアテが大きな原因だ。
焼酎1杯吞むのに一品という感じ。
吞みながら作る。
作っては吞む。
もちろんたいしたものではなくあり合わせの
具材を包丁で切り火を通しての自家製。

しかも最後には一膳の御飯も食べる。

これでは極少食どころか少食にもならない。
そんな敗退感の中で
週3回の透析ごとにおおよそ4キロ〜4.5キロの除水。
これは大きすぎる。
4,5年くらいまでは3.5キロを越えるとしんどかったのが
その1キロ越えなのだから。
もっともそのころの「しんどかった」のが
不整脈とはわからなかっただけで
すでにそのころから除水量が多いときには
期外収縮(不整脈の一種)が起こっていたと考えられる。

それに慣れてしまい
酒を吞むことに惹かれ
だんだん飲酒量が増えてしまったようだ。

ただ今から思えば酒や水で体重が増えているのではなく
まあそれもあるけれど
やはり山のように食べる酒のアテだろう。
そとで友人と吞んでもわかるが
わが輩は食べないと呑めない胃袋のようだ。

不整脈の原因は一般的にはいろいろあるようで
いろいろ考えられることを考えてきた。
友人にもいるが精神的なモノも大きい。
山行倶楽部のひとりは山でヒトとすれ違うだけで不安で
不整脈が起こるという。
たしかに不安要因はお金がないくらいが不安だが
精神的には思い当たるところはない。

電磁調理器や電子レンジ、パソコンや携帯電話などの
電磁波が不整脈を起こしたり
またいまは放射能が引き起こすこともあるともいう。
薄々そんなことはないだろう
やはり除水量が多いのでは?と思いながら
電磁調理器をやめたり電子レンジは極力使わないようにしたりと
「努力」はしてきた。

また整体師にも相談しじっさい対処法をご教授していただき
それはそれで効果はあったがその場しのぎだった。


あるとき本質的には同じ極少食ではあるが
形を変えた少食で
1日1食を推奨し実際にそうしているらしいメッセージを読んだ。
はじめは半信半疑だったのが
そのメッセージを発しているのが
医療の専門家であるということもあって
1日1食に急にはできないので
1日2食をめざすことにしてきた。
それがこの2週間だ。

とはいっても完全に2食ではなく
突然の低血糖は危険だと言うし
第一空腹感にさいなまれる。
はじめはハチミツでつぎは水飴
透析の帰りは一口大のパンやパイ。

あいかわらず夜は同じような大食だが
体重の増加は1キロ減った。
つまり毎回の除水量が3キロ前後と落ち着いたのだ。
これは大きい。
しかも夜吞むにしてもいままでのように
あしたまた体重が増えているだろうと
思いながら吞まなくてゆったりと呑めるのは
精神的にもいい。

いままで透析帰りにしても
部屋にいるにしても
仕事に出かけていても
昼は食べなくてはいられなかったし
食べるものとしていた。

しかし
口に入る食が病気の原因がほとんどというところから
「厳選して少食を」という考えは一理あるというものだ。

もちろん体重の増加を減らしているもう一つは
山歩きによる発汗も大きい。
とくに1日おきの透析ではあるが
必ず訪れてくる日曜日をふくんだ
中二日という体重増加しやすいタイミングの山歩きは
やはり「延命装置」だ。
およそ月に2回のペースだったが
週1回のペースを考えようと思っている。


相反しているようだが
少食をといえばいうほど
食事に興味が湧く。
週末の倶楽部山行では
いま旬のヤリイカのアヒージョを頭の中では準備しているがさて。。



昼食ぬきの成果は大きい。
いまや「断食」に興味があるのだが。。







写真上=酒のアテ。空芯菜炒め。
写真下=週はじめに行った高水山の道中で。