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2014-07-23

ケイキサレートの副作用

足がつるのを
ケイキサレートの関与があるのではないかと
先のブログで書いたが
血液検査で見たようにカルシウムやナトリウム、カリウムの異常はないということだ。

なので主治医もケイキサレートに問題ないといった。
じゃあ3日も足が吊った原因はといえば答えはない。

ここからは想像でしかないが
たとえケーキサレートによってかどうか
血液検査の結果だけを見て否定も肯定もできないと思う。

すくなくとも
ケイキサレートによって人為的に電解質のバランスを変化させるのだから。
すべてを想定できているかと言えばそうではない。
実際に公の「副作用」にも掲げてあるくらいなのだから
そのときの血液検査が正常であっても
起こる可能性は否定できない。

とにかくケイキサレートはやはりやめて少食を極めるほうが妥当だろう。

2014-07-22

今朝の簡易血液検査のデータ

ポイントは

Na  136.2mmol/L(135~150mEq/l
K        6.15mmol/L(3.5~5.0mEq/l
Ca      1.11mmol/L(9~11mEq/l  
透析患者の目標値は、透析前数値で 8.4~10.0 mg/dl(4.2~5.0 mEq/L)
Cl     108mmol/L          (95~108mEq/l ) 
でそれぞれ()内が基準値とされている。

ここで気をつけることは単位が違うことだ。
カルシウムイオン 1 mEq/L = 0.5 mmol/L = 20 mg/L
をあてはめて

Ca 1.11mmol/L=2.22mEq/L=44.4mg/L

そしてカルシウムの場合は
タンパク質がくっついている(?)のと
くっついていないのとで二種類あるそうで
出ている数値をおよそ二倍するのだそうだ。

で 44.4mg/L×2=88.8mg/L=8.88mg/dl

ということで目標値内におさまっていることになる。

あ〜疲れた〜





2014-07-21

ケイキサレートにいいたい 否自分に

ケイキサレートとはこのブログでも何度もでてくる
「カリウム過多」には救世主といえると思ってきた。

そもそも4〜5年前に処方されたときにはじめて知った
カリメートが最初だ。


カリウム過多で渡されたのでなく
2011年の311大災害をきっかけとして
大災害で万が一透析にかかれない事態を想定して
その災害時数日間を
このカリウム吸着剤でその場をしのぐように
保管するように渡されたものだった。

しかし他のクリニックでは
常用している患者を聞いていたが
カリメートは便秘しやすく
とても常用する気が起こらない最低の味覚だった。
それでもこの間一度や二度は
食べるもので予防のために服用したことはあった。

2年くらい前になって「ケーキサレート散」が
期限切れになったカリメートに変わって配られた。



災害用というので常時携帯するには
あのカリメートは重すぎてやっかいだったので
わずか5gとなって
これは鬼に金棒と思ってきた。
とはいっても災害用には違いないとしてきた。




それが「ケイキサレートドライシロップ」になって
味もさらにフルーツ味になり
災害用としてたのが
積極的に常用するクスリとして位置づけられたのか
他の患者で常用するのを聞くようになった。

わが輩も少しずつ使用頻度が高くなり
その恩恵を受けたかのように思ってきた。

それがこの数週間前に
ケイキサレートシロップのジェネリック薬品として
当病院では
「カリセラムーNa末」しか取り扱わないという通知が配られた。
ジェネリック薬品とは成分がまったく変わらないで
安価なクスリと説明を受けてるし
CMでもそう謳っているが
ところがどっこい正確には対象の症状に対する成分ではと言って欲しい
まったく苦い以前のケイキサレート散に戻ってしまった。

いったん知ってしまった飲みやすい「ケイキサレートドライシロップ」を
求めないわけにはいかない。
すぐ看護師に相談したが院内処方はできないとのつれない返事。
それでも院外処方はしてくれるというので
先週通院する途中の薬局で手に入れようとすると
特殊なクスリなのか在庫はなく取り寄せになった。

それでも手には入って
さあこれからは野菜も魚も多少多く摂っても
ケイキサレートに助けてもらおうと
少し安堵感を抱いた。


ところでこのところ血圧が高い。
血圧が高いのはよくあることではあるが
足が吊る。
先週は木曜日の透析後半。
土曜日朝起きたとき。
日曜日も起床時引きつる脚を感じて必死に手で温めて
なんとか食い止め
山歩きに行けるかどうか
筋肉に残っている足釣りの「残像」を
注意深く感じながら
これなら行けるだろうと判断して出発した。
きのうのことだ。

山は比較的低山で足への負担もたいしたことはなかった。
にもかかわらず
また今朝の起床時にひどく足が吊った。

これはへんだ。
この3年近く山登りをして来たからといって
当日にしても後日にしても
足が吊るようなことはなかった。

透析後半でカラダの中の水分が少なくなって
基礎体重の設定に問題があったときは
吊ったことがあるが
山登りで汗をかいてたしかに水分を出してはいるが
下山直後の体重測定でも問題はない。

最近変わったことと言えばクスリではケイキサレートくらいで
単純にカリウム吸着だけなら
問題ないと思い込んでいた。

しかし念のために見てみて驚いた。
この世には単純なクスリはないようで
れっきとした副作用が示されている。

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(参考)1,236例中108例(8.7%)に副作用が認められ、 その主な症状は下痢39件(3.2%)、悪心35件(2.8%)、 浮腫25件(2.0%)、便秘23件(1.9%)、低カルシウム 血症21件(1.7%)、嘔吐20件(1.6%)などであった。
(ケイキサレート散承認時及び1975年2月までの副 作用調査)
重大な副作用 
1)心不全誘発(頻度不明)
心不全を誘発することがあるので、ナトリウム摂
取を制限するなど十分に注意すること。
2)腸穿孔、腸潰瘍、腸壊死(頻度不明)
ポリスチレンスルホン酸ナトリウムのソルビトー ル懸濁液の経口投与により、小腸の穿孔・粘膜壊 死4)、大腸潰瘍、結腸壊死4),5)等があらわれたと の報告がある。 本剤の経口投与により、激しい腹痛又は下痢、嘔 吐等があらわれた場合には本剤の投与を中止し、 適切な処置を行うこと。

その他の副作用 下記の副作用があらわれることがあるので、観察を 十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置 を行うこと。
下痢、悪心、嘔吐、便秘、胃部不快感、食欲不振、 腹痛
注1)ナトリウム摂取を制限するなど十分に注意すること。
 注2)カルシウム剤の補給などの適切な処置を行うこと。

4.高齢者への投与
一般に高齢者では生理機能が低下しているので減量
するなど注意すること。

5.妊婦、産婦、授乳婦等への投与
妊娠中の投与に関する安全性は確立していない。

6.適用上の注意
投与時の注意 本剤の投与では、消化管への蓄積を避けるため、便 秘を起こさせないよう注意すること。また、便秘を 起こした場合は、浣腸等の適切な方法を用いて排便 させること。


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これに加えネット上「お薬110番」のでは
もう少し分かりやすく副作用にはこうある。赤字は思い当たるこのところの症状である。

便秘が多いほうです。便秘が続くとカリウムが排出されないので、効果が弱くなってしまいます。またごくまれに、便秘がひどくなり重い症状となることがあります。便秘がちなときは、早めに受診するようにしましょう。

薬が効きすぎると、体のカリウム分が必要以上に低下して、低カリウム血症になることがあります。逆にナトリウム分は増えることがあり、浮腫(むくみ)や血圧の上昇をもたらします。


【重い副作用】 ..めったにないですが、初期症状等に念のため注意ください
  • 結腸穿孔、腸潰瘍..ひどい便秘、お腹が張る、激しい腹痛、吐く、下痢。

【その他】
  • 便秘、吐き気、食欲不振、下痢
  • 浮腫(むくみ)、血圧上昇
  • 低カリウム血症..だるい、筋力低下(力が入らない)、便秘、動悸、脈の乱れ。
  • 低カルシウム血症..手足のふるえ、しびれ、ピリピリ感、ぴくつき、筋肉の脱力感、筋肉けいれん、気分変調、動悸、血圧低下、全身けいれん、意識もうろう。

もちろんすべてがケイキサレートのせいではないかもしれないが
これらの可能性は否定できない。
この中でも筋肉のけいれんや血圧上昇は
かなり可能性が高い。
こういうときおそらく医師は
それを認めない。
降圧剤や心臓のクスリをすすめるのだろう。


さてわが輩はといえば
まずは初心に帰って少食策をすすめるべきなんだろう。
もちろん今後緊急時以外ケイキサレートの断薬しかない。。
やめてみて動からだが変化するかみてみることにする。

都合のいい薬はこの世にはないと思わせるに足りる。






2014-07-19

「何故今の日本人の体温はこれほど低くなってしまったのか。」

引用

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西尾仁
7月14日
【冷えは自己治癒力を阻害する】
西洋医学では低体温と循環不全を、冷えの主な病態として考えています。
低体温の場合、本人に冷えの自覚症状がないケースがあるので注意が必要です。
「36℃あるから人並みだ。」なんて安心するのは早計です。
昭和30年代、日本人の平均体温は約36.9℃でした。
現代の日本人の多くは,自分の平熱が36~36.5℃くらいだと考えています。
そして実際、平熱が36℃以下の人が増えているのです。
でも実は、体温は36.5~37℃ある状態、つまり半世紀前の状態が理想です。
自己治癒力を十分に発揮してホメオダイナミックスを維持し、心身共に健康に過ごすためには、36.5~37℃程度の体温が必要なのです。
人間の体内では常に様々な生体反応や免疫反応が起こりながら、ホメオダイナミックスを維持しています。その生体・免疫反応を触媒しているのが酵素であり、
酵素の働きは体温とPH(ぺーハー)によって規定されています。
酵素の活性を決めているのは体温だと言っても過言ではありません。 
人間の体内で酵素が最も活発に働いてくれるのは38~40℃です。
体内の中心体温と体表の腋の下の体温は約1℃の差がありますから、
理想の体温は37℃と言うことになります。
では、何故今の日本人の体温はこれほど低くなってしまったのか。
血液は,温度に関しても平衡を保つ機能を持っています。
例えば、寒い場所に行ったとき、真っ先に手足が冷たくなります。
それは内臓の血液温度や血液量を維持しようとして手足の血流が減るからです。
手足が冷たい状況が一瞬なら体温はすぐに回復します。でもエアコンや冷蔵庫が普及した社会で常に体を冷やす環境に身を置いていたら体内の温度は回復するどころかどんどん下がり続けます。そしていつの間にか、日本人の平均体温は0.5~1℃も下がってしまったのです。
体内の温度が1℃下がれば、
代謝機能は12~20%、免疫機能は20~30%低下します。
酵素活性が50%も下がってしまう
モノもあります。
代謝が低下すれば、熱の産生も低下し、体は益々冷えていきます。
遺伝子の修復酵素の活性も落ち修復機能が十分に働かなくなります。
そうなると異常タンパク質が増加し、ガンが発生するのです。
 
SOD酵素(スーパーオキシドディスムターゼ)やグルタチオンベルオキシターゼの活性が落ちれば、活性酸素を中和できなくなり、細胞の老化が進みます。
冷えを放っておけば体の機能は低下し、慢性的な症状を呼び、深刻な病気に至るかもしれません。
東京女子医大附属
青山自然医療研究所
クリニック所長
川嶋 朗 著「見えない力で健康になる」より
Good Monday  afternoon!!

2014-07-18

味噌はカリウムが高い ことしあと27日山歩き!?

このところの体調は変わらず
一日2食は続けているが
この1食抜きで感じることは
胃腸の働きが盛んになっているというか
どうしても意識が行くからか
動いたり減ったりするのがよくわかる。

3食を少食に食事制限をすることはなかなか
難しくても
1食を抜きにして夕飯だけをゆったりと食事できることは
満足感からも効果的。



だからというのではないが。。


セシウム解毒作用も効果的という味噌を常用してきた。
炒め物を味噌炒めにすることが多い。
いやひょっとしたら毎日に近かった。

facebookで大豆がいいというのでしかも腎にいいというので
カリウム含有量を調べてみたら意外な落とし穴で
豆腐はいいし油揚にはまっているのはいいことになるが
なんと味噌がきわめて危険な範囲だった。
食事減量の成果もなく
カリウムが高いのはこの味噌の使用頻度が高いことから来てるのかも知れない。

味噌を100gもつかわないかもしれないが50gでも500mgは危険。
1日カリウム2000mgとしたら
味噌30gで300mgだ。
味噌50gで500mgで四分の一にもなる。
もちろんほとんどの食材にカリウムが含まれるのだから
かなり高い数値を示して不思議はない。
注意するしかない。

油揚  100gーーーーー 55mg

厚揚げ 100gーーーーー120mg

木綿豆腐 100gーーーー140mg

絹ごし豆腐100gーーーー150mg

ゆでエンドウ豆100gーー260mg

ゆで大豆 100gーーーー570mg

納豆 100gーーーーーー660mg

ひき割り納豆100gーーー700mg

豆味噌 100gーーーーー930mg


さて二年半前にはじめた山歩き。
はじめは山(御岳山)の頂上での忘年会があるというので
興味本位で酒宴に参加するつもりだった。
もちろん忘年山行なので
ケーブルカーは下りに使うにしても
登りは一歩一歩登るのだった。
多少のウォーキングくらいはしていたが
山を登るのは初体験に近い。
ふつうの足の倍の時間をかけ前に足もでない限界であり悲惨なものだった。

時間をかければ登れると踏んで一般の平均足の時間より五割増しで
単独先行をして(高川山)想定通りにいったと思ったのは
頂上での倶楽部の宴会に参加できたときだったが
その充足感はつかの間
つぎは下りで足が前に出なくなり
人の肩に助けてもらいながら
下山する惨憺たるものだった。

そんな経験を経てシューズもそろえ
高尾山などで下りの足をトレーニングした。

そんな試行錯誤だったが
ブログ『百日回峰』にアップしているとおり
次回の倶楽部山行で73日目になる。

こうなると倶楽部の幹事や仲間から
ブログの名称通りの百日回峰達成は
「今年行けるね」
とあおられる。

もともと百日回峰達成など夢のまた夢だった。
千日回峰になんとなく惹かれたものがあったので
そこまでに行かずとも『百日回峰』くらいにブログ名をしておこうという
安易な命名だったのだ。

それが現実性を帯びてきてしまって
まわりがうるさい。
百日回峰達成は盛大にしようとみなから言われる。
うれしいことではある。

これから今年28日も山歩きできるのだろうか?
カリウム過多で残念ながら達成できなかったとか
だってあり得る。
まあそういう風に考えれば
明日交通事故死だってあるが。

あさっては
大蔵高丸1781m
ハマバイ丸1752m
が予定されてるが天候が危ないので
中止になる可能性が高いが
翌日の月曜日は単独行で
高水山か赤久奈山にでも行こう。
といって無理にことし百日にしようというのではなく
あくまで足腰の調子を維持するためと
言っておきたい。


*写真上=大豆由来の木綿豆腐はいいとほぼ毎日食卓に。
*写真下=前回の熊沢山1978mへの石丸峠。



2014-07-12

カリウムが原因でなくひとまずホッとした

この数ヶ月手足のしびれ騒動が続いた。
その原因で考えられていたカリウム摂取が
今日の簡易血液検査ではっきりした。

片手あるいは片足のしびれであれば
脳や腰からくることが考えられるが
両手両足が痺れてくるのは
とりあえずカリウム過多が
考えられてきた。

がいつも血液検査は
1日置いた次の日だったり
ケーキサレートなどカリウム吸着剤を飲んだあとで
低くてもそのまま信じるわけにいかなかった。

そのため食べるものも
ビクビクしていた。
最近はカリウム含有量一覧表と首っ引きだった。


そこで今朝はいったいどのくらいのカリウムベースなのか
あるいは上部消化管出血の可能性はあるのか
といったことを知るいい機会と
朝も思いっきり野菜もふんだんに食べて
もしカリウムの取りすぎで痺れてもすぐ透析なので
なんとかなるだろうと踏んだ。
ただし症状がないのに血液検査をお願いするのは
ちょっと気が引ける。
と考えながら病院へ向かう途中から左手先が痺れてきた。

その旨伝えて簡易血液検査となった。

これでカリウムが高い値であれば
いままでの手足の痺れの原因もほぼ確定できるし
それが食事に起因するにしても
胃腸からの出血にしてもだった。
胃腸の出血というのは
細胞壁から漏れることとなりのだが
カリウムは細胞内では極めて高いので
それが血管に取り込まれ全身に回ると筋肉が動かなくなるというのだ。
とうぜん心臓も停止となるので猶予がない。


だがおおかたの想像をうらぎって
カリウムは5.4だった。
通常中1日で5だいであればよしとする。
7前後から心臓停止の恐れが考えられる。
ちなみに健康な体では4前後。

ひとまずホッとした。

少なくもカリウムの過剰摂取ではないことになった。
これから新たに原因を考えることになるが
このところの整体的なことか半日断食によるカラダの反応か
ちょっと想像もするが
今日はここまでとしよう。

きょうから週3回のエポジンを2回とすることになった。
簡易血液検査をしてくれた看護師Kaが気がつき
医師と相談してくれた。
エポジンは増血剤だが遺伝子組み換えの最たるもの。
この数ヶ月1日2食にしたにもかかわらず
以前のヘモグロビン値より上昇。
いつからなどいずれ詳しく調べたいと思う。

*写真=数日前の写真だが今朝と同じメニューでにんじんと押し麦のミネストローネ。
にんじん、鶏胸肉、押し麦、たまねぎ、ごぼう、いんげん、ブロッコリー、ブロッコリーの新芽。