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2014-06-10

きのう救急センターに行った件の「反省文」!?

きのうのブログでは発端をメモした。
カリウムが絡む話なので
前日土曜日の透析後からを見ながら
時系列で追って見る。

土曜日は透析後昼抜き。
夜はサクサク感は好きだけどあまり食べごたえがないので
好んでは食べないが水菜の煮物(1+1/2束)。
冷蔵庫に残ってたゴボウを煮付け(量は1本のおよそ2分の1=カリウム200mg)。
玉こんにゃく5〜6個(今日計ったらおよそ80g=これはカリウム26mg程度)
タラの身のソテー。
アスパラガス2本。

だいたいこんなもんかな。
食べ過ぎなの!?

次の日曜日の遅い朝は
蒸しブロッコリー(2房)とミディトマト(ミニトマト)1個
タマネギとシメジ?のオムレツ(いつもは卵1個の料理だがオムレツというので2個)
自家製パン。

昼抜きで夜は
イカとカラーピーマンのパエリア。
カニ味噌、イカソーメン
漬け物、とろろ昆布
だが
前日のゴボウほど多く食べてはいないと自分では思っているが
ひとりで半サイズは多いのかも。

特筆すべきはとろろ昆布だが写真がその残がいだが減っている部分が
食べた分できょう想像して計ったが
多めに見積もって10g以下だ。
これはだいたい480mg。
たしかに推奨1日摂取量2000mgの4分の1。
格段に高い。
それはわかっていたがそれくらいと曖昧だったのはたしかだ。
とろろ昆布は軽いし。
といいわけしてもしようがないが。

そしてきのう月曜日。
朝はコーヒーのみ。
9時くらいから両手足に痺れを感じる。

カリウム過多の症状かと判断し
カリウム吸着剤のケーキサレートを飲む。
ケーキサレートは胃腸のなかのカリウムを便といっしょに排出するが
カリウムを特別多く含んだ食事を朝は食べてもいないけど
多少は血液中のカリウムを減らすという話を
技師から聞いていたので飲んだ。
更に血液内のカリウムを細胞内に取り込むのにその代謝に
糖分が効果的だというのも
聞いていたのでスプーン1杯の砂糖を舐めた。

しかし正午過ぎても変わりなく
椅子から立ち上がるときにいつもと違い
動きが鈍くこれ以上進めばふくろはぎや腿の筋肉の痺れは
椅子から立ち上がることができない
歩けなくなる同時に足の筋肉が硬直すれば
頭も働かなくなり
とうぜん筋肉の塊である心臓が動かなく恐れを考えながらだった。

そう考えながらもパソコンに
向き合っていたが
時々ボーとして頭の焦点が合わない瞬間が起こり始めた。
それほど難しいことを考えてパソコンを開いていたわけではない。
なのに
瞬間的に目の焦点もぼけたりし始め
ベッドに横になりながら
このまま意識が飛んでしまうとマズイので
娘にメールを送りながらベッドに横になった。

寝ていたのか意識がなかったのか
恐らくウトウトとしていただけだろけど
娘からの携帯電話の音で目が覚めた。

娘が病院へ連れて行こうかと言ってくれ
そうだな部屋で様子見をしてる段階ではない
と判断し自力でタクシーで行くことにした。

スマホアプリ「全国タクシー予約」で
一発で予約できるはずのタクシーが
こういう時に限って
予約できませんでしたと返ってくる。
こういうもんなのだ。

仕方なくマンションを出たが
一旦駅にむかい駅づけのタクシーに乗るつもりで
歩き始めたが違和感を感じたので
ちょうど来たムーバス(シティバス)に飛び乗って
すぐ次の停留所で降り街道でタクシーを止めることができた。

乗って行き先の透析を受けてる病院名を告げると同時に
「だいじょうぶと思いますが
もし意識が無くなったら救急外来にお願いします」
と話した。

道路は混んでなく意識もはっきりしたまま
夕方5時ころスムースに到着した。


やがてトリアージの看護師が血圧を計ってくれたが
その携帯血圧計では計ることができなかった。
そこでカリウムばかり気にしていたが
血圧のことを考えていなかったことがわかった。
診察室では血圧計は236を示した。
その頃には意識もしっかりしていたが
あまり見ることがない数値だったので驚いたと同時に
あの気が遠くなるようなのは血圧のせいかもしれないと合点がいった。
逆に簡易血液検査ではカリウム5.8と
症状があるほど高くはなかった。
とはいえ低くもない。

そのころには痺れもほぼ治まりつつあった。
既往症に脳梗塞もあるので
見学の医学学生もいたのもあってか詳しい問診などを受けてるうちに
正規の血液検査も6.1の数値が出てきた。
これも高めではあるがわが輩のふつうの数値。
自慢ではないが。
結局のところ何もわからなく
体調も落ち着いていたので
即透析かと穿刺の痛みを和らげるシールも貼って出かけ無駄になったが
翌朝の今日の透析の時間まで様子を見たいと申し出て帰った。

帰ってすぐほぼカリウムを避け
シーチキンとご飯だけで食べ
ケーキサレートを飲んですぐ寝た。

そしてきょうの透析。
事前に救急外来に来たことが伝わっていてスタッフからは心配された。
これはうれしいことだ。

で早速透析前の簡易血液検査だがカリウム5.3。
透析患者はほぼカリウムを体外に排出する機能が
失われているのに
昨夜6.1だったのが
一夜開けて5.3に下がっているのはなかなか説明が難しい。
ちなみに健常者はたしか4前後が基準。

カリウムについて。細胞内のカリウムはだれでもかなり高濃度のカリウムだそうで
野菜や果物に限らず幅広く含まれた食事などのカリウムが
腸から血管内に流れ細胞内に取り込む。
同時に取り込まれなかった血管内のカリウムは
その濃度を一定にするべく(それが4)
腎臓が調整してると言われる。
腎不全のものはその機能が落ちているか失われているので
それを透析で行ってることになる。
だからオーバーフローしたカリウムは
透析しないと体外に出ないというのが常識なのに
今回のように透析もせずカリウム数値が
下がったことをどう説明するのだろう。

わが輩の知るかぎりの知識で推測すると

常にカリウムは
血管内と細胞内とやり取りしているが
かなりスピードが緩慢で
健常者の場合は
その即座にオーバーフローしているカリウムは尿として体外に排出されるが
腎不全の場合は一時的に
血管内に過剰になり溜まるものの
時間をかけて細胞内に摂り込まれていくということだろう。

つまり血管内のカリウムからいえば
ただ溜まる一方ではなく
新たに食事で取り入れることがなければ
減少して基準値になろうとするのだろう。


さてもう一方の大きな課題の血圧は
今日は透析中は200くらいまで上がるのが常だが
170前後で安定していて(これが意外)
終了時は154。
おおよそ透析では終了が近づくにしたがって
水分を外に出すのでいわば脱水状態で血圧が下がる患者もいれば
フィルターを異物と認識したりそのほかで
カラダが反応して血圧が上がる患者もいるようだ。
わが輩の場合は後者だろう。

なのに血圧は低めになったが
この2ヶ月くらい除水量を少なく努力した結果が主だろうが
透析終盤の不整脈(期外収縮)が起こらなくなったのに
久しぶりに終了1時間前くらいから起こった。

これはいまのところ「解明」できない。
ただ前日血圧が高かったのと関連があるような気はする。
前々日の睡眠 カラダの整体的な姿勢に思い当たるところはある。
普段でもよく寝たときは血圧は低めだ。


今回の件はこのふたつが重なって起きたのではないかと考える。
今日主治医がなにかをどうしましょうといわなかったのは唖然だった。
たとえば看護師などは今日基礎体重を下げないと血圧は下がらないかもねとかいう。
ひょっとして救急センターから逐次連絡があって
全部をすでに把握していたのかもしれないが。

水分調整は1日2食にしてほぼ完ぺきにコントロールでき
その結果不整脈は克服できたが
やはりいい睡眠をとらないと不整脈も起こり
血圧も上がるということとした。

ゆうべ救急センターから帰宅したメールを娘に送ったところ
あしたは「反省文だな」と返信メールがあったので
「反省」したのがこのブログだが
これでは反省してないといわれそう。
娘夫婦が車飛ばして救急センターまで心配して来てくれた。
ありがとう。



写真上=カリウム高値の主犯のとろろ昆布。減ってる部分。
写真下=血液検査のあと治療があるかもとおおげさに点滴の態勢だけは。
    結局なにも治療もなく帰宅。透析に限らず穿刺は痛い。