これから書く以外にも
もっと重要なことがあるけれど
それは次回以降ということにして。
先週はじめ主治医に
「透析終盤、血圧が下がり
帰宅後の生活がふつうにできない」
と訴えると
「では、終盤血圧を上げる薬を使いましょう」
一見あたりまえのように
納得しそうになってしまうでしょう。
これがいまの医療の落とし穴で
薬の副作用を薬で修正しようとしても
それぞれの薬の主張は異なるので
体はそれに応えられなくなるのです。
私の場合、
毎朝食後、降圧剤を飲んでいるのです。
主治医はそんなこと知っていると思います。
つまり
朝の降圧剤の半減期は5時間くらいだと思います。
だから
もっともその降圧剤が効くのが
ちょうど透析後半の時間帯なのです。
そこで血圧を上げる薬をいれましょうと
言っている訳で
下げる薬と上げる薬を多少の時間差はあれど
飲み合わせるということは
よくないのは当然で
上げる薬を弱めるなり
休薬するなりするのが当然ではないでしょうか?
透析後半に下がるのは他にも要因があるので
一概にはその降圧剤が原因とはなかなかいえないのですが
主治医の血圧を上げる薬を投与しましょうか
という提案に先週一週間(といっても3日間だけれど)
小生自ら朝の降圧剤をやめて透析に挑みました。
そして後半の時間帯になりましたが
血圧降下もなく
なんと不整脈も一度もなかったのです。
これが一週間体験することができました。
いままで
基礎体重の設定(ドライウエイトという)が低くて
透析後の水分量が少なくて血圧が下がるし
足が吊るし不整脈が起こる。
あるいはカリウムの取りすぎが
急激に透析でカリウム除去するので
不整脈が起こるとも想定した。
しかし
基礎体重よりかなり多い状態で終盤をむかえても
血圧降下ははげしく不整脈も必ず起こる。
先々週は
食事制限を厳しくしてカリウムを低くしての
透析開始にしても不整脈が起こる。
さあどうしたものかというところで
この降圧剤の休薬で問題が解決してしまったのです。
最近部屋で血圧を計ることはなかったのだけれども
緻密に計ってみると
この降圧剤によって
午前11時ころで130である。
小生の血圧は問題あるといえども
160〜180くらいないと生活らしい生活ができない。
130ではむかむかして
いまにも不整脈がおこる気配なのである。
休薬するとおよそ血圧210前後なのである。
解決策としてはこの210を
160〜180くらいにすることである。
そういう降圧剤はないのだろうか?