この半年ぐらいで少なくとも2kgは痩せた。
といっても健常者のように
体重計に乗ればわかるものではない。
腎不全で透析をしているものは
基礎体重値の設定でどうにもなる。
いわゆる「ドライ」「ドライウエイト」で
あくまで常に人為的に設定するのだ。
医師・看護師・技師・患者本人によって決められる。
もちろん闇雲に設定されるのでなく
透析中の血圧降下の具合
やそれ以外の平均的な血圧や
心胸比と言って胸のレントゲン撮影の
胸幅と心臓の幅で
血管や心臓にどれくらい水が溜まってるか
あるいは足のむくみがどれくらいか
などで判断するので
けっこう厄介な作業である。
この半年くらい
見た目にも腹回りや腕などが痩せてきたのを
自覚していた。
にもかかわらず
基礎体重を下げなかった。
相対的に血管内や心臓の水分量が多くなり
結果的に肺などにも水が溜まり
呼吸が苦しくなってそれまで続けていた「山歩き」が
出来なくなった。
もちろん心臓の障害ということも
可能性はないとはいえないが
むしろ溜まった水分により
心臓の機能が弱まって
心臓機能の数値も悪化してると考える。
相対的に増えた水分比率を下げるには
本来なら痩せた分を取り戻せば良い。
それで酒を呑む故
体重増加を少なくするため
代わりに食事を抜いてきたのを改め
毎食のとくにエネルギー摂取を厳守することとしたが
一朝一夕に肥ることは出来ず
体重設定を下げるしかない。
少なくともこのところ
1.5Kgは減らした。
わずか1.5Kg減らしただけでも
ベースが下がって
呼吸も少し楽なような気もするし
不思議なことに
それだからこそなのか
歩こうという気にもなる。
実際痩せて筋肉もそぎ落としつつあって
歩くのに不安もあったのに
それが止まったような気もする。
それでこのところ
ムーバスに乗るのが当たり前というか
利用しないとしんどかった通院を
今朝は歩いた。
部屋から最寄りの駅までと
病院に近い駅からとで
計30分程度だが
比較的苦しくもなく歩けた。
山歩きも復帰したいところなので
このまま続けたいところだが
さてどこまで出来るか。
今日を折り返し地点としたいところ。