ゆうべ唐突にあした山へ行こうと
山の選定を思いつくままして
今朝出かけるつもりで5時に起きたが
夜中に悪い夢を見て
このところの精神状態もかんばしくないし
週末1000m前後の倶楽部山行もあるので中止。
先週歩いた大霧山を教えてくれたのは看護師Fだった。
彼女がしばしば参加する山の仲間と
「大霧山に行ったよ」と報告してくれたからだ。
山は高山から低山
ロッククライミングから沢登り
ハイキングとあるから
人が山に登ったからといって
必ずしもわが輩が選びたい山とは限らない。
基本は1000m前後の低山だが
いろいろ山の話をしてると
だいたいその人の範疇がわかってくるので
看護師Fの参加する山行も
ほとんどわが輩の候補となりうる。
なので
こんどはどこへ行くの?ときくと
「ちょっと疲れちゃってー
予定はないの」
の返答。
山歩きで疲れてるのか
仕事で疲れてるのか
はてまた
人との関係で疲れてるのか
想像するのみ。
山歩きのあとは
たしかに1日2日疲れを感じることがあっても
そこから立ち直り
以前より背骨がしっかりすることを感じるからこその
山歩き。
そんな看護師Fが話の終わりに
「陰ながら応援しています」
と冗談でもそう言ってくれるとうれしいもの。
でも改めてなんでそういうのかなという意味を込めて
「どうして?みんな登ってるじゃない?」
というと
「透析しながらよくがんばってるから」
といってくれた。
わが輩の山行倶楽部のメンバーには
あえて透析をしてることを知らせていなかったが
最近漏れ知れて周知のことになって
平地で吞む機会に
その体たらくな呑み方に
「透析やってるとは思えない呑み方だ」
といわれることがある。
いや呑み方、酒の肴の選び方には
いろいろ苦労してるんですよ
とはいわないが
じっさい酔いながらもかなり自制してるが
あまり酒の席で透析の話題はしたくはない。
むしろ吞むときだけは忘れたい。
透析やってるとは思えないというが
心の中では透析を知ってるのかなという思いがある。
看護師Fはわが輩が透析導入して10年だが
そのころからお世話になっている
いわば透析看護のベテラン。
そんな透析生活の大変さを熟知してるからの
透析しながらよくがんばってる
と改めて言葉でいわれると
心かゆくもあり
嬉しくもありで
また山歩きを続けようという意欲となるもの。