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2014-02-27

不整脈時は自動血圧計は 必ずしも血圧値も脈拍数も正常に示さない

ドドドドと小刻みに胸打つ。
異性に会う時のそれとは違う。

今日も期外収縮=不整脈で帰ってきた。
今日はうまく行けば何事もなく
終了できるかもと思ったのも無駄で
あと30分というところで
いつものように心臓が
踊りはじめた。




返血もすんで透析終了となるところだが
最後にベッドを降りる前に
血圧を計って体重を計ることになるが
その血圧が3度も計れない。
当然カフの圧力はより高くなって腕を締め付ける。

血圧計は透析機器に付属している自動血圧計であるが
以前このブログにも「ショックで逝くこと」で書いたが

不整脈時は自動血圧計というものは
血圧値も脈拍数も正常に示さない。

脈拍数は小さな心拍や期外収縮のどれを拾って数とするか難しいので
人が触診でやっても難しいので
ましてや機器では判別が難しいかもしれないと思っている。
血圧も実際のところ不整脈時は正確には計れない。
以前そのブログに書いたようにこれを看護師Tは
高度な機器なので計れないということはない言い続けた。

以前そのブログページを元看護師係長Fに読んでもらったことがある。
看護師Fは機器はひとつの方法であり
総合的に見なければならないよねと
応えてくれた。

前回火曜日に担当になった看護師Ka-Uなどは
不整脈を4時間の透析の半ば頃から心配してくれ
終盤いつもより脈拍数が20くらい増えて
血圧も20くらい増えてくると
不整脈の数値だねと言ってくれる。

これはその自動血圧計で計る数値であって
看護師Ka-Uはすぐ触診で計測してくれる。
すると触診では少なくとも最高血圧は20くらい機器が計ったより少ないのだ。

そうなのだ。
自動血圧計で加圧しながら
触診で計れば機会はエラーをしても数値を人が目で追っていればわかるのだ。
これは実際にスタッフ何人かしてくれることがあったので
お願いすることがあるのだ。

わがセンターではいまや加圧するカフは
4時間つけたままの態勢になってるほどだから
(わが輩はその都度をお願いしてそうさせてもらっているが)
ちょっと最後に触診をするのも面倒なのかもしれない。
こういう機器は正しいの一辺倒ではなく
患者として安心していられるのはやはり人だと思うのだが。

このように不整脈でもまだ自動血圧計で測れるうちはいいのかもしれない。
自動血圧計の仕組みを詳しく知らないが
何度もエラーを起こして最終的にとんでもない数値が出ることもある。
それがたいしたことでなければいいが
一歩間違えれば血圧急降下だってあるし実際あった。

今日は担当があのブログのなかにも登場する看護師T。
終了時3度もエラーで計測不能。
管が曲がっているのかななどと
4度目を計ろうとするから
「もう計らなくてもいいよ」
と応えてベッドから降りた。

もちろん体調に自覚するなにかがあれば留まるところで
いつもと変わりないので(不整脈はいつものことで)
問題がないとの判断があったからの帰り支度。

看護師Tは前回のやりとりについて何も考えていないのか
「ほかのスタッフと話してみます」
と言ったきりで
その結果何も変わってないし説明もない。
ふつうだったら「触診で計ってください」というのだが
今日は担当が看護師Tで
またふたたび同じ話を不整脈で胸が不愉快なのに繰りかえしたくないので
そのまま帰ったというさらに不愉快な『充電』だった。

患者のそういう不安を問題は解決しないで
なにか患者のスタッフへの好き嫌いに置き換えて
そこで摩擦が起こらなければいいというような方向性も見えるような。
それもいろいろな人間が交錯するところなので必要かもしれないが
好き嫌いではなく
仕事として考えたときどうなんだろうということしかないと思うのだが。
もちろん病院の場合、命を中心とした仕事になるが。



写真=高尾山