循環器での診断で
重度の大動脈弁狭窄とされたのは
9月11日のブログで書いた。
循環器の診療部長は
心房細動が電気ショックで
是正されたなら
すぐにでも大動脈弁置換手術を
しなくてはならないと
診断していた。
しかし
我が輩はそのブログでも
記したように
ただ一つの数値
「PG」の変異だけで
大動脈弁狭窄とすることに
疑問を感じていた。
なぜなら心臓は
心房細動や山での酷使などの状況で
体感的にいつも変異していることを
感じていたからである。
「PG= 平均大動脈弁圧較差」の
昨年2月と12月の数値がそれぞれ
「2015年2月26日 18.8mmHG
2015年12月15日 41.6mmHG」の二つの数字による変移をもって
循環器の診療部長は大動脈弁置換手術という大手術を
いとも簡単にすすめ
しかも
医療事故も起こる可能性があるという承諾書を
渡されサインを求めてきた。
いったいなんだったんだろう。
もちろん手術に至る前に
予備の検査はあるだろうが
それにしてもだ。。。
なぜか
循環器の診察を受診した前後の「PG」の数値がない。
受診したのは数日前の話だ。
2016年8月のPGが知りたいのは当然。
あるいは9月の心エコー検査でもよい。
透析の技師Kに雑談で話してみたことがあったが
心房細動などの状況下では
PGも算出できないこともあるようですよという。
心強い言葉ももらった。
いつも細々した疑問が浮かんでくると
それが単に趣味的なことにしても技師に
ぶつける。
技師さんは即座に
丁寧に答えてくれる。
即答できないのは
翌透析日に必ず教えてくれる。
医療的なことは
我々にとってなかなか知り得ない。
医療の世界を
丁寧に教えてくれる技師の知力に
どれほど元気づけられるか。
とにかく
しぶとく何度も複数の医師や
透析の主治医に「PG」の数値を
教えてくれるように
しかも最近のをお願いしてきたが
今日やっと示してくれた。
昨年以降
18.8mmHG
41.6mmHGときたから
重症といわれる50mmHGを
越えてるかと思いきや
「22mmHG」
これだ〜
よい方向に想像していたとおりになったにはちがいない。
「重症ではない」
「数値は変動する」
「計測時の状況で変わる」
透析主治医はいうが
そんな数値だけをもとに
大手術をすることを勧め
家族の承諾を得るように言い
本人の手術承諾書にサインを求めてきた。
診察の翌週には
予備の胃カメラの検査や
心房細動に対する電気ショックの手術の検査日や
そのための投薬など
決めてきた。
それらすべて強引な診療方針・手術の根拠に
疑問に感じたのですべて留保した。
診療部長の言い分は
「苦しんでしょ」
もしあの場で応諾していたら
いまごろ人工呼吸器を装着しての
大手術が執刀されていたと思うと
ぞっとする。
診療部長が手術の根拠として
説明に挙げた
「PG」について
調べようとしたが
少なくともいまは2016年なのに
昨年の2月と12月のデータしかない。
複数の医師にお願いしても
ある医師は「ないようです」
もっとも推定値らしいので
しっかり出てない可能性もあったが
そんな最も新しいデータもださないで
大手術を迫った
しかも
結果的に手術はしなくてよいとなった経緯を
循環器診療部長には
説明を求めたい。
いい加減に大手術を迫るな。
とにかく少なくとも
大動脈弁置換手術は遠のいた。
心臓にこの間
整体的な対応もしてきた。
その効果もあるともいえよう。
少し元気が出てきたが
今朝のように体重増加が
4.5kgともなると
カラダを動かすと苦しいのは
なんとかしなくてはなるまい。
また一から考えることになるか。