ポカリスエットがいいのか
アクエリアスがいいのか水がいいのかを
この夏
1600mの山登りを前に考えてみた。
透析患者にリアルタイムに問題になるのはカリウム過剰摂取。
1週間に1日おきが2回
日曜日をはさんだ中2日が1回の『充電』。
この中2日間のカリウムの蓄積で
死に至ることさえあるので
用心しなければならない。
山登りは私の場合
だいたいにおいてこの中2日の最中が多い。
しかも
倶楽部山行では
頂上で小宴会があって
持ち寄った料理に舌鼓を打つ。
とうぜん
カリウムを含む野菜や果物に注意が必要。
それとは別に
電解質を整えるというスポーツドリンクが
山登りには推奨される。
で
よく愛用されるポカリスエット、アクエリアスを比べてみた。
とくに暑い真夏は2000mlの水が必要となる。
ポカリスエット500mlにカリウムは100mg。
アクエリアス500mlにカリウムは40mg。
それぞれ2リットルすべてをスポーツドリンクで補うとすると
ポカリスエットは400mg
アクエリアスは160mg
ということになる。
ちなみに
焙煎したドリップなどのコーヒー1杯のカリウムは80〜130mg。
模範的な1日の摂取量は、2000mg。
どちらにしてもカリウムを避けたければ水がいいことになる。
どちらかといえばアクエリアスのほうが無難だ。
でなければ、ポカリならコーヒー4杯分のカリウムを覚悟して飲むだけだ。
カリウム過多は、透析患者は猶予なく心臓が止まる。
ちなみに1回4時間の『充電』で
カリウムは3000〜3500mgを除去するようだ。
ビールのおともの枝豆10さやでカリウムは136mg。
ちなみにビールは、350mlでカリウム120mg。
ついでにバナナ1本でカリウム620mg
さつまいも1本でも900mgと
透析患者にとっては
「危険な食べ物」になる。