ページ

2013-11-29

微妙なバランスのなかで生きている!?

最近だんだん寒くなってきたというのに
起床時間が早くなってきた。
そのぶん就寝時間もはやく
NEWS23はおろか報道ステーションも
最後まで見ることなく寝ている。

そんな早寝早起き?の態勢での
御前1時半の地震はつらい。
が、余震の時間帯から目が覚めた。
けっこう頭の中は冷静であった。
もしこれ以上に揺れたら
こういう態勢にと「段取り」が頭に浮かんだ。
といっても狭い部屋のどこに身を置くかということぐらいだが。

幸い夕べの地震は震度3におさまった。
ipodtouchの地震情報を確認
つぎは長男が住む成田の震度であり
母親と妹が住む愛知県と
原発が崩壊している福島県だ。
いま使用済み核燃料をとりだしはじめている4号機の1000本の安否。
これが崩れ落ちれば
家どころか日本脱出を考えなければならない。
そんな状況を生むにもかかわらず
原発推進を謳っている政権ははやく崩れ落ちて欲しい。


このところ『充電』による不整脈も
酒による不整脈も起こっていない。
体重増加のことを考えても酒の量を減らすことで
抑えられるとふたたびぼんやり「極少食」を意識しながら
酒、食事を控えてみている。
酒=つまみ
の構図なので酒を1杯(100g)減らせば
つまみ(100g〜200g)が減り
体重増加がやや抑えられるということだ。
こういう風にグラム単位で書いてみると
なんと小さな世界でもがいているのなだと
つくづく感じるものだ。

酒を減らすというのも
居酒屋の場合は小瓶1本くらい。
家ではいままでもビールは通常の缶ビール350mlではなく250ml。
これはずいぶんからだが慣れてしまって
これ以上はおいしくない体になってしまった。
食事全体についてもいえることだが
「おいしく安全なものを少量を」で
ビールについても250mlで十分なのだ。
ただし、エビスビール。

ただ焼酎がこの後に続く。
今までも書いたことがあるけれど
どうも焼酎ロック4杯飲むと心臓に負担になるのか
制御できないのか夜中に不整脈になる。
正確に言うと期外収縮だが。

最近これを2杯にしてきた。
しかも
完全なロックではなく8:2か7:3かくらいで
ミネラルウォーターを足すことで
アルコール分をやや減らすことにしてきた。

いまのところこのくらいだと
夜中や明け方に起こっていた不整脈が起こらない。

もうひとつ考えていたことに
前夜しっかり酒を飲むと
翌日の透析終盤に起こるのではないかという推論なのだ。
これはまだ決定的ではないが
酒量を減らしてみて
透析終盤にやや動悸のような脈がとぶことが
一時的にはあるがそれが不整脈までに行かない。

これは10年も『充電』生活をしているのに
新しい世界だ。
正常に心臓が脈打つことがこんなに気持ちの晴れ晴れとした感覚なのだと
いまさらながら感じている。
気づくのが遅いといわれればそうだが
よく「マラソンを走ったくらい」と比喩されているので
『充電』=透析というものはこういうものだと
終わってぐったりしていた。
ほとんどが帰宅後一眠りしなくてはならなかった。
そのほとんどが期外収縮が起こっていたと考えられる。
体調の悪いときは心房細動も起こり
病院へ引き返したこともある。

それがこのところ不整脈を意識し
起こらないように工夫すれば
『充電』後も
もちろんゆっくりだが街を歩くことも苦痛ではないのだ。
速く歩けば血圧が下がるのは変わりはないが。
そして帰宅後も睡眠をとることなくなった。
簡単な仕事もできる。
これは新しい感覚なのだ。
そう、いまさらながら。

そんな微妙なバランスのなかで生きているのかな
などと改めて思ったり。。






写真=岩茸石山からの眺望。







2013-11-26

いい山だった高水三山

先週末は倶楽部山行で奥多摩の高水三山を歩いた。



ここはバスを使うことなく駅(軍畑駅=いくさばた)から歩いて登れ
下山後も直接駅(御嶽駅=みたけ)のすぐ裏に降りられるので
なかなか便利なところだった。

このところ急きょ山歩きに出かけるというシーンがあって
そのことごとく準備不足で時間が足らないということになって
とくに日が短くなって危険だ。

山の先輩から自分のホームグランドをつくって
何も考えなくても行けるところを決めるようにとご助言があった。

山歩きを始めてちょうど2年だけれど
約50座を歩いたが
何度行っても良さそうなのはなかなか無い。
今回も極めて低山で行く前はその期待があったが
三山のひとつ高水山にはなかなか趣のある由緒ある寺院もあり
いいにはいいのだが
やはりそういうところはハイカーが多い。
高尾山のようなブームで人で溢れるようなところではないが
頂上に行くとかなりの人が登っていた。

そもそも出発する駅前はもともと狭いけれども
朝乗った電車がホームに着くとどっと人が降り
小学生あり山ガールありでまたたく間に駅前を埋めた。

かといって
ルートが混んでるかといえば混んではいない。

高水山(たかみずさん)の頂上に近いところには
創建は平安時代とも言われる常福院があり
なかなか魅力がある。
ここで4月に奉納される高水山獅子舞は
青梅市の無形民俗文化財に指定されている。

しかも寺院のすぐのところまで車が通れる林道がのびており
万が一の場合にも比較的安全ではあるので
ホームグラウンドとしての候補としては上げてもいいかもしれない。

高水山は三山のうち2番目の高さなので
余力があれば三山すべて登ればよいし
端折るならば引き返せばいいのだ。

じつは今回の倶楽部山行では三山を制覇する予定だったのが
いつも10人以下の参加者だが
今回16人という大ツアーとなり
そのぶん2番目の岩茸石山(いわたけいしやま)頂上での
直会(なおらい=宴会)ももりあがり酒量も増えて
3番目の惣岳山(そうだけさん)は登らず
巻き道といって頂上を避ける回り道を選ぶことになった。


杉の人工林が多くちょっと山の表情はあまり期待ができないが
歩くことだけを考えるといい山だった。

目下ブログは鋭意制作中。




















写真上=高水山常福寺で。
写真下=岩茸石山頂上。









2013-11-22

うっかり 10月末で10年経った『充電』1556回目ーその2

10年前に脳幹梗塞で診療拒否のわが輩を受けいれてくれた
練馬区の救急病院を退院するとき
友人のすすめで阿佐ヶ谷の「うさぎやのどら焼き」を
お礼にスタッフのかたに届けた。

病院でお礼とか考えなくてもいい時代。
いやむしろ断られるのがふつうかもしれない。
もちろんどら焼きが万札だったり金塊だったりしたことが
過去にはあったことだろう。
それがふつうのことだったがいまはそういう習慣はひかえるようになってきたが
実際はどうだかわからない。
父親も大学病院で最後は亡くなったが
金塊までは無理だろうがいくらか包んだ時代だった。

しかし、金一封で医療が左右される時代は終わっていても
いや左右はされていなくとも習慣だったのかもしれない。
自分の息子や娘のようなスタッフに家族のような手当てを毎日
10年もお世話になっているのことに
どら焼きくらいのお礼は問題ない。
役不足だろう。
ほんとうはテレビで放映された成城石井のチーズケーキを
予定していたが
先日店頭でいくつかほしいといったところが
いまは品薄で一人1本でお願いしますと言われ
多店舗に行けば売り切れで断念。
10年のお礼がふたたび「うさぎやのどら焼き」になってしまった。

きょうは『充電』はないがあえて「充電」がない体調のいい日に
そのお礼を届けに「通院」した。
手紙をつけるつもりだったが
写真入りメッセージカードをつけることにして
午前中はそのカードを作ることで時間は過ぎたが
午後予約していたうさぎやに出かけたのだった。


この1年
やはり経済的な問題がいちばんだった。
一日おきの『充電』は通常の仕事はできない。
それでもなんとか経済基盤を確保したことは大きい。
次に『充電』では睡眠をとることで
血圧が急激に下がるので寝ないようにしてきたのだが
それでも体は動いていないので
朝ベッドの上で起きると腰が痛いということがあった。
なので運動が必要と考えるもなかなか実行に移らなかったが
最低でも1週間に1日くらいは1時間くらいのウォーキングをめざした。
ウォーキングの効果はもちろん過小だけれど
腎不全には効果的な水分の消耗もあるが
それよりもカラダ全体が動き始める実感を得ていた。
そして、難しいことを考えていたわけではないけれど
頂上での忘年会+御岳山山行に参加したものの
体力的に悲惨な状況に陥ったことで
そのリベンジからはじまった山歩きがもうすぐ2年となる。
その当初から続けている山行ブログのプロローグに書いたのは
「私にとって山歩きは延命装置」だ。
スポーツでも趣味でもなく
まさしく延命装置と思っている。
延命装置を確保したことも大きい。

これもあまり考えることなくブログに命名した「めざせ『百日回峰』」が
先回で53日に達した。
倶楽部山行のリーダーも倶楽部で百日目に何かしようと
いまから言っていただいて励ましてくれる。
もちろんいまや腎不全で『充電』をしていることも
理解していただいてのこと。
この倶楽部の方々にはこの『充電』ブログの存在は知らないが
ほんとうにいい仲間に紛れ込んだと感謝している。

前回の雨上がりの山行で倶楽部メンバーの何人かも尻餅をついたが
そういうわが輩も同じ。
いまだに尾てい骨が痛い。

かつて4時間の『充電』を自分のなかでもてあましていたが
いまや生活の当たり前のひとつになってしまっている。

尾てい骨の痛みくらいならまだしも
脚の骨折などがおこらないように細心の注意をしているが
いまはそれがもっとも避けたいこととなっている。


いつもこのブログにお付き合いしていただいてる皆さんにも感謝します。
みなさんのアクセスもコメントもまたひとつの励みにもなっています。
いまは不整脈が大きなテーマではあるが
考えながら「知恵と工夫」で乗り越えることができればと思う。




写真=どら焼きとは似つかわしいカード。「Thank You for 10years. 1556times」







2013-11-21

うっかり 10月末で10年経った『充電』1556回目ーその1

10年前の10月30日すでに3日間くらい
体を横にすると息苦しく
座って寝てたのがいよいよ座っていても呼吸困難になって
救急車を呼んだ。

救急車に運ばれて酸素呼吸器のマスクを口にされても
肺の中に貯まった水で空気が入る余裕がないので
呼吸困難はかわらずもがきはじめた。

救命士が病院を探し
これから12分くらいだからがんばるようにといわれた。
この12分が30分にも感じられたが
病院に着くとすぐ肺のレントゲン撮影で
肺が真っ白だといわれた。
腎不全で水が肺に溢れているのだ。

人工呼吸器をつけるとの問いかけに承諾した。
じつはその10ヶ月近く前にも
脳幹梗塞で救急車で運ばれたことがあったが
その時までいつも使う財布の中に
「万が一の際の救命措置はもとめません」
という内容の手書きのカードを認めていた。

これは生半可な現代医学への疑問からきているのではあるが
最初に運ばれた救急病院では
それを見て診療を拒否された。
いったん救急処置室に運ばれたものの
ふたたび救急車にもどされた。
その救急車の救命士はやさしかった。
そんな診療拒否の意志を明らかにしているわが輩を
それでも診てくれるところを探しますからね。
と、言われたことを憶えている。

しばらく探していただいたのだろう
幸いそこから30分くらいの東京都指定の救急病院が見つかり
とにかくベッドが用意された。
CTだったかMRIだったか忘れたが
脳幹梗塞と診断された。
しかもおそらく通常は脳梗塞の場合
血液を溶かす薬剤を投与されるのだろうが
それもなく安静で様子を見ていただけるという形になった。

それからもほぼ栄養剤の点滴だけを投与され
半月くらいして退院できた。
そこでの検査でどうも腎不全だということだった。
そのため大学病院を紹介されて2ヶ月くらい通院。
その後地元の病院で継続して慢性腎不全を加療することをすすめられ
通院をやめたが新しく紹介された地元の病院へは行かなかった。
その数ヶ月後がはじめの10月30日の呼吸困難だった。

生半可な現代医学への不信はあったのに
呼吸困難の現実のまえには
つまり死ぬか生きるかという選択の前には
そんなことは言ってられなかった。
素直に生きる選択をするものだ。

すぐさま全身麻酔をされ
それ以降は聞いた話だが
人工呼吸器の管が喉に差し込まれ
肺周辺に針を刺して貯まった水を外に出したようだ。

全身麻酔をされていてもその肺周辺に刺された針の痛みはあったようで
飛び跳ねた記憶だけはあった。
夜の9時ころに運び込まれたのが麻酔から目が覚めたときは
朝の9時ころだった。
それから透析室ではじめての透析をしたのだった。





つづきはあすに。



写真=脳幹梗塞、しかも診療拒否のわが輩を受け入れてくれた救急病院の搬送口。




2013-11-20

とりとめもない一日

何もしないのに1日は過ぎる。
FMラジオを聞きながらキャプチャーしていて
それをiTunesに収めたりするだけで時間は過ぎてしまう。

まあ
じっと遊んでいれば水分の摂取量も抑制できる。
今週より『充電』の1日の除水量を3.5キロ以下にすると決めた。
そして、「極少食」をふたたびテーマにする。
当然酒も減量。
部屋に閉じこもっていればそれも調整しやすい。
外で飲むときも意識はするが
多少はいいとしたい。

今週は週はじめに中二日が続いてきたので
あした『充電』にいくと
また1日おいてすぐ中二日となるので
明日の『充電』でも残したくはなく
ほんとはどこかでかけて憂さ晴らしをしたいところを
じっと我慢してクラシックに没頭した。

そういうときは
あまりクラシックも頭の転換にはなりにくいようだ。
おまけに壊れる壊れると動作が微妙になってきたハードディスクが
反応しなくなってしまった。
パソコンで認識できなくなってしまった。
もっとも膨大なデータのバックアップ用にしているので
とりあえず問題はないが。

こんなときにいろいろやってると
ますます迷宮入りになってしまうので
日を改めてアクセスしてみると
繋がったりとパソコン周辺器もきままだから。

ふだんモバイルのwifiを持ち運び
ipodtouchでインターネットをしたりしているが
モバイルも2年の拘束がはずれるので
今あるAndroideでデザリングするため
androideを使いこなすことにし
いずれiphoneへ移行。

それにしても
先週末の山行で尻餅をついていまだ尾てい骨が痛い。
たしか木の根っこに着地したはずだ。
それを看護師に話したら
簡単に尾てい骨もヒビが入るよといわれた。
ヒビが入っても
ギブスなど固定できないからね〜
たしかに何もできないから
自然に治るのを待つしかない。

それでも週末の山行には行く予定だ。
もちろん尻もちつかないように。
今回の山行でのメニューは
病院のスタッフのひとりに聞いた牛乳パックでつくる
ホットサンドというかピザというかを予定。
われわれは牛乳はリン値が高くなるので
あまり飲まないので
そのスタッフから牛乳パックまでプレゼントさえしているから。
事前にリハーサルをしてみようとは思っているのだが。

などなどとりとめもない一日はすぐ過ぎる。

2013-11-18

久しぶりに意識が飛ぶかもと

先週
自分の中では来週から以前考えた「極少食」を
ふたたび考えようと思っていた。
もちろん体重増加は心臓の期外収縮=不整脈の大きな原因だということからきてる。
『充電』による急激な除水は
どうしても心臓に負担になる。

先週末の『充電』の曜日変更で火木金とイレギュラーになって
木曜日と金曜日は連日なので
体重増加はたしか2キロあまりだった。
このくらいになると
不整脈はその気配もなく
終わってからも『充電』がない日と変わらない体調だ。

そういう次の日も心地よい。
どうしてもこの体重増加を少しでも少なくすることが
この不整脈の解決方法だとつくづく感じ
親しい技師Sにも宣言した。
いままで『充電』による1日の除水量マックス4.2キロとしていたのを
最近は4キロにしていたのをせめて3,8キロにするとしたのだ。
もちろんこれでも多いのではあるが「せめて」なのである。

その「決意」は中2日の場合
5キロ近い増加であったのを今日の『充電』では4キロで
一応努力の成果はあったといえるが
今日の『充電』も先週の曜日変更でイレギュラー。
金曜日から中2日のきょうで
つぎの『充電』も中二日で木曜日で
今日の『充電』では残しては帰れない。

結果4キロの除水となった。
今日の『充電』の終盤やはり期外収縮の気配があらわれ
ときどき脈が飛ぶようになった。
「ある方法」でそれに抵抗してみた。
「ある方法」については話が長くなるので次回に回すことにして
一定効果はあったかもしれない。
ひどい不整脈になると
血圧計が正常に働かなくなったりするほどではあるが
それほどまでにはならなかったからだ。

いつも『充電』後
期外収縮を単なる動悸と認識していたので
最寄り駅まで15分かけてゆっくり歩いていたが
最近はバスを使うことにしている。
今日はいつもと違うルートで帰ろうとバスに乗ったが
やや時間がかかり30分くらい乗ることになる。

ところが不整脈が『充電』時よりひどくなった。
それでも必要な食材だけでも買って帰ろうと
ゆっくり歩きスーパーに寄った。
スーパーはこの気温の低い時季というのに
ずいぶん冷房が効いていた。

数点の買い物をするだけだから
5分くらいだったと思うが
不整脈がひどくなったのではなく
いやそうだったのかもしれないが
血圧が急激に落ちてることを自覚した。
すぐさま買い物をお終いにして
レジに向かった。
「レジ袋おつけしますか」というレジにも
答えることができる余裕がないほど
次の瞬間意識がなくなるかもという状況だった。
支払いをするのがやっとで
仕分け台?というのかその前でとりあえずしゃがんだ。

2分ほどしたらやや回復したので
食材を詰め込んで目と鼻の先のバス停をめざした。
バス停まで20メートルくらいだ。
また血圧が下がりはじめ意識が飛ぶような状況になった。
20メートルとはいえ無理と判断し
目の前に停まっているタクシーに転がり込むように乗った。
なるべく頭を下げるようにして
ソファーに座っていてもあまり状況は変わらないので
もし意識がなくなったら
病院名を言って届けてくださいと言おうとさえ思った。

それでもマンションまで半分まで来ると
やや回復したのでそのまま帰ることができた。
買った食材も玄関にほったらかしにしてまっすぐベッド。
横になればこっちのもの。
意識が飛ぶ危険性はなくなった。
しばらくして1時間ほど寝たら不整脈もなくなった。

とにかくやっかいな不整脈。
久しぶりに意識がなくなるかもというのを味わうと
「極少食」をというのが極めつけになる。
「極少食」が頭になかったわけではないが
意識することで多少少食になるかと思い
一定少なくなったがまた戻ってしまった。
この機にもう一度テーマとしようと思うのだが
さて。


写真=先週末の倶楽部山行菊花山からの富士山。寒くなったとはいえ汗という天然の除水で体重増加がやや抑えられたのだが。









2013-11-14

「くるな」 シャントの防衛本能

ブログにアクセスしていただいている方には申し訳ありません。

とくに体調がどうのということもないし
ブログにアップするするようなテーマも山ほどあるのですが
錯綜しているだけでまとまらない。

きのうある買い物をめざしてアメ横から歩いて合羽橋を経由し浅草まで。
いや、買い物はどうでもいいようなものではある。
ウォーキングのひとつでもありでしたが
合羽橋で皿を2枚買って
目的のものは手にはいらないと浅草でギブアップして
帰りの電車で思いつきで途中下車して中野ブロードウエイへ。

とある小さなショップに外から見てこれはというのがあったので
手に取ってみてみた。
うしろから店主が何やら話しかけていたようだ。
もうひとり先に入った客がいたのでその客に話しかけていたのかと黙っていた。
ちょっと考えていたのとちがっていたので
手に取ったのをふつうに戻し帰ろうとした。

すると
「くるな」
という店主の声。

店の入口で店主の顔を見た。
来るなといった視線はこちらでなくそっぽを向いていた。
もしここで目線があったとしたら
何ごとか起こっていたかもしれない。

もちろんこちらは非力ではあるが許されることと許されないことがある。
ふざけんじゃない!!
なんの不体をしているわけでもない客に
「くるな」というのはないだろう。

どこにどんな野郎がいるかわからない。
ショップを開いていたからといって同じだ。
翌日の新聞で
「諭(さと)した客 死亡」
ということだってある。

とっさに我が身にはシャントという動脈をやられればおそらく失血で死亡という防衛本能もあるし
そのやりとりをここはスルーしようと本能的にした。
このシャントの防衛本能は大きい。

とはいうものの心穏やかではない。
おさまらない。
自宅駅で降りるとまっすぐ焼鳥屋で焼酎。

別にいつもだったら問題はないが
今日はカリウムを多くとらないのがよかった。


わが透析センターのスタッフはなんともやさしいのだ。
じつは
不整脈の原因の可能性として
カリウムの変動をあげて
簡単に言えば
わが輩にはカリウムの急激な低下が不整脈を引き起こしているかもという可能性を
今日いつもと違う曜日での検査をしてくれるということだった。

つまり
中二日の定期検査はいままでしているが
木曜日土曜日の中1日の検査をしてはいない。
それをスタッフミーティングでも実施することにしてくれることになっていて
医師も看護師もそのことに触れて話す。

張本人は呑んだくれ
しかもひじき煮や長芋などカリウムの元祖みたいなものを
食べあさってしまった。

その結果
せっかく検査していただいたのに
ほぼ心臓停止に影響する範囲内のK=6.1。
中1日というのに。。


なんのための検査だったのか。
若いY技師はそれを言ってきた。
ごめんなさいというしかない。

あまりデータとしては意味がないけれど
透析後はK=3.78で
透析側としてはもちろん問題なく
3.5〜4をめざしているときくので。

さてきょうはいつもと同じように
4キロの除水。
残しは400グラム程度なので
これもいつもどおり。

カリウムの低減差は計れなかったけれど
ふつうにカリウム3.78でも
期外収縮(不整脈)の初期の形にはなった。

これをどう考えるか
4キロ除水がもはやカラダには大きな負担なのかが
あしたわかる。

仕事の関係で連日であしたも透析なのだ。
いつもこんなとき飲み歩くのだが大人しくしているので
体重増加は少ないはず。
さてあした不整脈が起こるかが
体重増加(水分増加=飲みすぎ)の原因というか
カラダが耐えられないかという証明か?



写真=黒ムツの刺身、レバ・鶏団子・レンコン詰めの焼き鳥、長芋と菊の酢のもの。







2013-11-10

先週3回の透析ですべて心臓の期外収縮で惨敗

先週は惨敗。
3回の透析ですべて不整脈の一種の期外収縮が起こった。
正確にいうと4時間の透析で
2時間半から3時間経ったときにはじまった。
精神的に起こるのではないか起こるのではないかと
自分で暗示をかけているわけではないし
危惧してるわけではない。

しかもそのうち2回は基礎体重を上げて
カラダの水分はそれ以前より500gは多い。
またいつも初めは多く終わりにつれて毎時の除水量を減らす方法をとってきたのを
今回は均等でやってみた。
これまでの段階的除水は体に多く溜まった水分を
はじめに多く除水することで
基礎体重に近づくにつれて少なくするためであるが
そのはじめの除水が多いことで
カラダに負担になってる可能性もあるので
それをやめて4時間均等でやってみるというものだ。

それでも起こった。
ただ今週は1回の除水量がほぼ毎回同じで4kg前後だった。
だいたい3kg除水した頃に起こってることもわかった。

いろいろな要因があるのでその原因を突き止めることは簡単ではないが
もっともしなければならないのは
この1回4kgという除水かもしれない。
以前考えたカリウムの変動差もあるし
カリウム値は決して低くはなく高いので
カリウムを含む食材を減らせば
体重増加も減る。
このへんが今週のテーマなんだろう。


それでも透析を終了して
病院を出る頃には収束しているのがせめてもの救いだった。
帰宅まで引きずるとその間が苦しいし
血圧も下がりやすい。



先週の山行のブログをアップした
先週は山歩き以外何もしないことが多かったな〜。




写真=11月7日の期外収縮を自覚した12時過ぎから、透析終了退室直前までの心電図。
めまぐるしくし波形が変化している。本来なら1の波形で間隔が均等に近いのが正常。脈拍も拍動がまちまちなので(だから期外収縮という)そのときどきで異なる。コメントはあくまでシロウトのコメントで自分の覚書。



 1−12時15分<脈拍66>
*ときどきだが脈が飛ぶことを感じ看護師にいうと心電図をとられることに。
このときはまだ大きな波形の左の小さなでこぼこ(P波)があるが後半の心電図になると無くなる。




2−12時18分<脈拍129>
*こうなると誰でもわかるが脈が速い。これを以前は単なる動悸と思っていた。規則正しくないことが問題。



3−12時37分<脈拍68>
*P波がときどき無くなりそのぶん間隔が狭くなる。



4−13時18分<脈拍120>
*P波がほとんどない。この状態が続くとつぎの心房細動に移る。



5−13時42分<脈拍107>
*透析終了でもP波は見えず,やや間隔が広くなった程度。









2013-11-07

電車のなかの「ハート・プラス」

昨日はまたまた天気予報をにらみながらの
前夜の思いつきではないが
この日しかないと山歩きに出かけた。
間を2週間空けたくないという単純な理由に負うところが大きい。
それでも日が短くなって
下山時間のことを考えながら
まだ真っ暗な
午前4時半起床は辛いものである。
マンションを出るまでが勝負というところがあり
誰も待ってはいない単独行は
なおさらである。
無事行程を達成したものの到着駅に着いた頃は真っ暗の5時。
ずいぶんあちらこちらから厳しいお言葉をいただいた。
根が楽観主義なところに負うところが大きいが
反省しきり。山歩きのほうはまた山行ブログへのアクセスをお願いします。


その帰りの電車で見かけたなにげなく胸につけたネームプレート。




最近は特に自分では体調が良いと思っていても
電車に乗ったら
優先席に座れなくとも近くにいることにしている。
車で通院してたときは
まったく何もないとは言えないにしても座っている限り意識が飛ぶまでには行かない。

山歩きをはじめたのと車検期が重なり廃車し
電車通院するようになって2年経つが
ある日満員電車の中で血圧が急激に下がって意識が飛び
その場に崩れ落ちたことがあった。
その時は親切な中年女性に抱えられて下車したようだ。
女性に支えられながら
ホームで横たわりながら意識が戻ったのだった。
その時は女性にはお礼を言い
駅員に車椅子で運ばれてタクシーでの帰宅となったが
それ以降万が一のことを考え
電車では優先席近くに乗車することにしているのだ。

山歩きの帰りは大きなザックを担ぎながら
優先席もないものだがそれは変わらない。

昨日の帰りの電車もかなり乗車率高く
もちろん立ってはいたが優先席近くだった。

最近巷を歩くのにも
会社のネームプレートを首からぶら下げたままの風景を見るが
あれはあまり好きでもないし
個人情報をあえて公開することはないだろとという印象なのだが
優先席で居眠りしている男性もそれかと思っていたが
ちょっと違うようだと見直した。

そのプレートには
「私は身体内部に障害を持っています」
とある。

ハッとした。
人工心臓かペースメーカーか明らかに
携帯やスマホの影響を受ける機器を装着してることになるのかと。
そのスマホなどの電磁波の影響を受ける距離は科学的には明確ではなく
過小評価して
解禁している病院もあれば
引き続きわが病院のように禁止しているケースもあり
いわんや電車などの密着度が高い隣席からの影響は避けたいところだ。

その時は立ってる乗客にはスマホをタッチするのが見受けられたが
隣席に人は寝ていた。

わが輩は慌てて携帯電話をオフにした。
こういうカードを掲げなくとも心臓機器を埋め込んでいる人もいるのだろうけど
なにげないカードの意味は大きいと思った。
わが輩だけが無知だったのかもしれないが
明らかな意思表示なわけで
個人的な病気を公開するのは
躊躇するかたもいるかもしれないが
自衛としてはかなり有効だと思った。


そこで今日になって調べてみたが
じつはこのマークは「ハート・プラス」というのだそうで
心臓に限らずわれわれの腎臓障害も含めた内臓障害のある人に配られるもの。
そういわれれば
10年前に障害者手帳と一緒に配られたような記憶がかすかにある。
そのころは戸惑いだけでそんな生活のツールとして考える余地はなかった。



大きなザックを肩にしてこのマークはあり得ないが
透析あとに電車に乗る場合などは有効かと思う。

ただ周りの人が無頓着であれば
何の意味もなく

どちらにしてもこのマークを配られた本人からして
この体たらくなので
一般の人への周知する努力は必要ではあると思った。

そういえば数日前
優先席に座ってスマホにかじりつきの若者に
中年の人が黙ってその男性の肩を叩き
その指で優先席マークの携帯電源シャットオフのマークを指したら
黙ってその若者はスマホをポケットに入れた。
もちろんポケットに入れるだけでは電波は防げないのであるが
周知方法としてはいいかもしれないとは思った。
腎臓の障害は別として
心臓の内部機器への影響は切実。
実害が問われ賛否を論ずることがあるが
それを問う前に気を遣える空気はあってもいいと思うのだ。

ちなみにお調べになるかたは「ハートプラスの会」をどうぞ。


*写真上=中央線立川あたりで。ちなみにwifiでしかネットとつながらない端末での撮影。







2013-11-04

ヒト以外の哺乳類に心筋梗塞がない理由 肉にご注意

このところのわが輩のテーマが不整脈。

不整脈がどういうところから起こっているかということが
なかなか解明されない。
シロウトで無学のわが輩では当たり前ではあるが
医学的な見地からも
いろいろな可能性が指摘されているようだが
不整脈に至る要因はひとつふたつではなく
それらの可能性が重なっているように思える。
なのでその何重もの要因は
ヒトによって積んでる内容が違うのだろう。

10人いれば10人の不整脈の原因は異なるのだろう。
ただそのなかでも出発点はいろいろあっても
最後に異常動作するのは同じかもしれない。



先日テレビで興味深い内容の医学ドキュメントを見た。
そこでは主に心筋梗塞についてではあるので
心房細動や期外収縮とはやや的はずれかもしれない。

同じ哺乳類であるチンパンジーには心筋梗塞がないということだ。
かといって
ヒトが心臓病になるのは
精神論で人間社会の精神的な疲れや食生活でなっているのではない。

そもそも爬虫類のような動物の心臓はスポンジ状のようなものらしい。
それが哺乳類への進化の過程で
心臓の隅々まで酸素を送ることができる血管が
心臓に網の目のようにできた。
それは強靱になって走ったりできるために必要でできたらしい。

ましてやヒトが立つことで大きな脳を支えることができるようになり
さらに脳が進化してきた。
脳が発達するためにはヒトが立って歩くことが必要だったのだ。

ところが立てば血液の3分の2はヘソより下に集中してしまう。
そのことで血液を脳に送るために
心臓は過重労働を強いられてきたのだ。

そこで歩くことで脚の筋肉が第2の心臓として
収縮することで本来の心臓の負担を軽減しているのだ。
ここからも歩くことはさらに脚の筋肉を使う山歩きは
心臓病の改善に必要というわけである。

もうひとつ
ゴリラの血液とヒトの血液を比較して
ゴリラのほうがコレステロール値が1.5倍高いという。
なのにコレステロールがヒトの心筋梗塞の大きな原因になってるのに
ゴリラには血管にもコレステロールはなく
心筋梗塞という病気はないというのだ。

そこで血管を研究したら
あるタンパク質がゴリラにはありヒトにはない。

脳が高度に発達するためには
あるタンパク質を排除しなければならなかったという。
それを「Gc」と呼んでいる。
正確には「N-グリコリルノイラミン酸」というらしい。

Gcはヒトの体に入いると血管で炎症を起こして
コレステロールが血管内に入り込みやすくなるという。
このGcはゴリラの体内に入っても炎症を起こさない。
なぜならゴリラやヒト以外の哺乳類の体内には
Gcがもともと大量にあるので反応せず
ヒトの体にはもともとないので
免疫力がないので炎症を起こすというのだ。
事実
心筋梗塞を起こした人にはGcがあるのだそうだ。

あのアフリカのアウストラロピテクスという人類の原型の頃は
他の哺乳類と同じようにGcはあった。
それが気が遠くなるような話だが
270年前にGcを失ったとされる。
ちょうど人類の脳が急速に発達した時期と重なり
神経細胞から脳の発達を促す物質をより多く出すために
このGcが邪魔をするので
ヒトはGcを失うことで巨大な脳を発達する道を選んだようだ。

ではこのGcなるもの
どんな食材に入っているかといえば
人類がアフリカから世界に移動し牧畜をはじめるようになって
Gcが体内に蓄えられ炎症を起こすようになったといい
「肉」に多く含まれているというのだ。

Gcを失うことで人類は進化し脳を大きくしたのに
皮肉にもそれが心筋梗塞を起こしている。


ながながと書いてしまったが
このGcはひとつ心臓病の要ではあるかもしれない。
10年前にすでに脳幹梗塞を起こしているので
Gcに起因して無いともいえない。
また不整脈の原因ではないかもしれないが
肉食を注意はしたいと考えるのである。






さて連休といっても予定してた倶楽部山行が中止になって
つまるところデスクワークになるだけだが
中止の代替えをゆっくり探そうとするが
意外と難航する。
思いついたように行くと
倉岳山のケースのように日が暮れ
下山地点では真っ暗になってしまっては危険というもの。

季節的には紅葉の時期なので
とくに集中的に探すわけではないけれど
自然とできたら紅葉がいいとなってしまう。

データを探していると
クルマで行かなければ行けないところが多い。
バスでも行けないことはないが
とても当日出発では下山時間が心配で
最終バスに間に合わないことにもなってしまってはと
計画は立てられない。
なので今日ところ立案は断念。
何もしない連休だったな〜。



*写真上下=NHKスペシャル「病の起源ー心臓病」より


2013-11-01

「CapricornTimes」 いわば山羊座新聞

数週間前に決めたことをやっと形にできた。
まだ投函していないので完了できてはいないけど。

月刊写真新聞を出すことに決めた。
「CapricornTimes」
いわば「山羊座新聞」です。
12月生まれということで山羊座。
毎月25日付発行でB5の半サイズですが5日前後に発送予定。

新聞といっても写真一枚。
そのほかになにもありません。

いまやインターネットが最先端ですが
デジタルは形に残りません。
プリントアウト程度ではなんちゃって写真で
プリントとネット画像の中間で曖昧ではありますが
とりあえず続けることを目標にしました。

もちろんネット掲載のブログでの写真も
題材ではありますが
あえてネットとは関係ない生活を送っておられる方にも
見ていただけたらとこういう形にしました。

発行したものもこのブログでは掲載する予定です。

とりあえず一方的に送りつける!?という新聞ですが
万が一、ご購読についてはダイレクトメールなどでお問い合わせを。

今回は撮影は9月19日ではありますが
夕闇の富士山の影に現れた中秋の名月です。


 表