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2013-02-27

滑落、転倒、心疾患にならないよう

数日前の友人の心臓カテーテルアブレーション手術が
無事に終わって退院したとfacebookにある。
とりあえずお疲れさまというところ。
これからその成果が試されるところだろうが
せっかくの手術をしたのだから
酒がいままでのように呑めるかどうかは別として
心房粗動も心房細動も起こらないことを祈りたい。


今月末にiPS細胞での臨床を申請するというニュースがあった。
iPS細胞から目の網膜組織をつくるという世界初の臨床研究は
いずれわれわれの腎臓再生につながると信じたい。
世界初というのでその安全性や効果の審査は
通常6~7ヶ月先の承認だそうだが
より慎重になるという可能性もあるという。

大きな期待を寄せているiPS細胞だが
本人のiPS細胞での再生はかなり高額で時間もかかるという。
そのため他人のiPS細胞でも拒否反応が起こりにくい方法を
研究者は模索しているというので
どちらにしてもまだずっと先のことになりそうで
わが輩が生きている間にはその恩恵にはならなさそうなので
あいかわらず『充電』の頼るのみか。


話しはあちこちになるが
気になる事故で24日八ヶ岳連峰・横岳(2829㍍)を
登山していた女性が体調不良で死亡したとある。
41歳とあり男性3人との4人パーティで
男性2人が付き添い1人が近くの山小屋に降り連絡を
とるいう連携で下山したという。
気になるのは
その死因で男性らが問題なく救助をしたのを見ると
歩行困難になるほどの積雪などが原因ではなさそうで
突発的な症状だったのかも知れない。

ちなみに東京の青梅警察山岳救助隊のデータによると
管内の2012年の死亡事故は4件。
その原因は
滑落(女性62歳)(男性62歳)、転倒(女性64歳)、心疾患(男性70歳)
となってる。
ただし、この心疾患の男性は登山の目的が狩猟となってるので
地元の方かもしれない。
出動原因の中には
このほか「疲労」「道迷い」というのも数多くあるのが
他人事ではない。


もちろんいまのところ
わが輩はそもそも2000m級の長野の山に挑む勇気はないが
そもそもリスクを持ってるカラダなので
低山でも何が起こるかわからない。
滑落も転倒も心疾患もどれもあり得る。
今週末にも倶楽部の山行を予定している折
とくに1000m越えの山で積雪が予想されているので
保温と雪対策を万全にと思いを新たに。



*写真は神奈川県・石老山。