1年に1回の定期検査を読んでみた。
専門的な数字が並ぶと
すでに拒否反応をしてしまうが
このところのリンの数値が高いことから
想定できる石灰化と
前回の検査時ころからはじめた山登りによる改善具合をみてみたいと
シロウトなりに数値を読み解いてみた。
透析患者は一般的に同年齢より悪いとされているが
それも前提に。
1.動脈硬化の検査ABI検査は
足での測定だがそれはすなわち心臓では60~70%脳では30%の確率といわれている。
つまり
足に動脈硬化があれば脳や心臓にも動脈硬化がある可能性が高いそうだ。
●その結果は右足1.30 左足1.26で正常値0.91−1.40内で問題なし。
●右足の動脈硬化は山登り以前1.17から1.30にかなり改善された。
ただ左足がやや後退してるがこれが誤差の範囲なのかわからない。
いえることは
左足より後退した右足が冷えやすいし浮腫みやすいということと関連してるかも知れない。
2.脈波伝搬速度PWVの検査も
動脈硬化具合を測定するもので血管のしなやかさを示し
値が高いほど硬いことになる。
血管の石灰化についても連動してるとされている。
●数値だけから見るとこれも誤差の範囲内なのかわからないが
右足で前年2178で1922と改善されている。
平均血圧がやや下がってきてるのもあるので
即山登りの成果とはいえないが
悪化してるようには見えない。
3.骨密度はその名のごとく骨のもろさであるが
●前年より年齢相応に下降しているが
そもそもの骨の硬さが同年齢同等かそれ以上だった。
これは両親に感謝と言うべきかも。
ちょど今朝テレビで足の動脈硬化を特集していた。
そこでも
「足の動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞を未然に防ぐ鍵」
「運動で負荷をかけ続けると細かい血管が増えて血流を維持する」
ABI検査 (足の血管の詰まり具合・正常値0.91−1.40)
2013年 右足1.30 左足1.26
2012年 右足1.17 左足1.32
baPWV検査 (脈波伝搬速度・baPWVの値が高いほど冠動脈石灰化指数が高くなる)
2013年 右足1922 左足1909
2012年 右足2178 左足2176
骨密度測定 BMD
2013年 背骨の平均値 1.161
2012年 背骨の平均値 1.190
背骨の最高値 1.338 若年成人との比較→81% 同年齢との比較→125%
背骨の最小値 0.895 若年成人との比較→112% 同年齢との比較→90%
2013年 大腿骨の平均値 0.855 若年成人との比較→91% 同年齢との比較→107%
2012年 大腿骨の平均値 0.863
*写真はTBSテレビ「ゲンキの時間」より