中国のPM2.5が話題になってるが
過去日本はどうだったか?
さきにデータからいうと
先月頃から騒がれてる微粒子上物質PM2.5の数値は60〜70μg/m3。
大阪(国設大阪)平成14年5月でPM2.5の数値は最大240μg/m3。
約4倍の数値を示してる。
クルマの排気ガスだったり工場の排煙というが
今さら始まったわけではないのだ。
だからといって
中国のやってることが認められるわけではないが
なぜこのタイミングなのかは注目に値する。
もう20年も前から中国の大気汚染は問題にされてきた。
そのころから
PM2.5は増加しつつあったのに
環境省などが今年になってはじめてのような対応を
するのは遅すぎる。
話は変わるが
わが輩の生家はガラス工場の正門前だった。
ガラスは重油を燃料とした高炉で
ガラスを製造していた。
そのため昼夜を分け隔て無い
タービンの振動が道路を隔てた
我が家の障子を振動させた。
我が家に泊まりに来る人はまず夜寝られなかったようだ。
カタカタと障子の木枠が音を立てる。
それだけではない。
工場の北側に位置した部屋は
夏の暑い日に窓を開けると
仁丹ほどの真っ黒いススが
床一面に転がる。
床のススは掃除をすれば
きれいになる。
が人間のカラダは侵される。
わが輩の小児ぜんそくは
そこから来たと
今は思う。
それはそれだけに終わらない
カラダ全体の免疫反応の形のすべてを作ったように思うのは
考えすぎかも知れない。
そんなススのレベルではない微粒子物質の観測は
手を緩めることなく
継続して観察して対策を考えていきたい。