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2013-02-22

心房粗動!?って

facebookをなにげにみていたら
親友Nが入院する雰囲気が伝わってきた。
2〜3日のようなので
計画的な手術かと想像してメールを送ったら
携帯電話が鳴った。

やっぱりそうか!

カテーテルアブレーション手術なのだ。

が、
以前会った時話していたのは
心房細動だった。
これはわが輩も以前は発症することがあったから
よく知ってるが
心臓があぶついて
息切れがするし気が遠くなることもあり
このまま呼吸が止まるのではないかという
不安も感じるもの。
もちろん
そのまま心不全ということにもなる。


なんでも医師の薦めで
心房細動とは異なる心房粗動というのがあって
心房粗動の原因を取り除く手術をすれば
心房細動もなくなるという。

ほんとうにそうなんだろうか?
心房細動と心房粗動の違いって何なのだろう?
一般的にはその違いは
1分間の振動の回数とされてるらしいのだが
最近の医学ではそれ以外に発生するポイントなどが
特定されてるのだろうか?

ちなみに
1分間に350回〜500回で通常の5倍以上の震えが心房細動。
1分間に250回〜350回が心房粗動。
とある。
さらに
この回数や規則性以外は
心房細動も心房粗動もほぼ同じとされてる。

親友が加療する病院は国内でも5本の指に入る心臓病専門の病院だそうで
そこでは
心房粗動に限った原因が特定できていて
同じカテーテルアブレーション手術ではあるが
心房細動の場合より簡単な手術が有効という。

わが輩も心房細動を発症した時
医師が代わる代わるカテーテルアブレーション手術を薦めた。
正確ではないかも知れないが
太ももの付け根や鎖骨の付近の血管から
挿入した電極カテーテルで
心臓の内壁の電極を焼き切るのだ。
成功率は(完治するのは)80%くらいという説明を受けた記憶がある。
100万円近くかかる手術。保険でも30万はかかる。

こういう説明をされると
心臓はわずかな電気ショックで動いてるんだなあと
あらためて感じるのだが
そんなことは言ってられない。


心房細動にしろ心房粗動にしろ
じゃあ原因はなんだ?と考えた時
心臓の電極が悪いわけではないのではないと考えた。
電極を焼き切るのは
あくまで対症療法で
それは最終手段にすることにして
(しかも80%の成功率が気に入らないし)
とにかく原因を除去していこうとした。

しかし
原因は医学的には特定されていない。
とりあえず
よく想定されてて心あたりのあることを
なんとかしようとした。

酒が起因となることもいわれていた。
精神的な不安定なことも原因となるといわれていた。
自分に当てはめて考えてみると
確かにこころのあつれきがひどい時に
この『充電』のあとの体調低下と
1,2杯の酒がきっかけとなっていることかと
なんとなく考えはじめた。

それで中途半端にしていた
こころの身辺整理をするべく
まっすぐ向き合うことにした。

すると
精神論的ではなく
新しい答えが次々に生まれてくることに気がついた。
中途半端なかたちも
それはそれとして受け止めていけるようになった。

そしたら心の動揺がなくなったら
心房細動は起こらなくなった。

が、ある日突然起こった。
それは山登りだ。
まだ山登りのペースがつかめない
はじめて2~3ヶ月ころで
倶楽部のメンバーに迷惑かけまいと
必死に下山したとき。
息が弾んでると心房細動はなかなか自覚できないが
下山後に気がつくようだ。
その山行では酒も多少はいっていたので
それも相乗作用だったと思われ
それ以降
山頂での酒量、下山のペースを自覚してきた。

1年近くたって
この間心房細動は起きていない。
カテーテルアブレーション手術を受けなくて良かったと思ってる。
金銭的なことではない。

ここでもやはり
「主治医はじぶん自身」

親友Nの酒量はおそらくわが輩の3倍はいくと思われる。
『充電』生活に入ってなければ
いまも同等の酒量だったはずかそれ以上だった。
『充電』が酒量をセーブしてくれてると思うべきなのかも知れない。
我が友は
酒量を減らすことよりも手術を選んだということかもしれない。

とにかく無事に終わってくれるよう祈るばかり。
唯一の高校時代の友人。