今朝のニュースで路上強盗殺人事件があったことを知った。
わがマンションから20分くらいの住宅街で
よく近くを通り知ってるところだった。
午前2時ころのバイト帰りだったようだ。
青森から上京し美容師をめざしていたそうだが
金目的にしろ何にしろ
そういう衝動は許されない。
ルーマニア少年が任意同行されているというが
ふたりだったという目撃もあるらしく
不安も払拭されていない。
さて病院では
向かいのベッドの透析機器のアラームが
頻繁に鳴る。
血管が細く血圧が低くなったりで
血液が穿刺した針を通して
透析機器に行かないようだ。
数週間まえにバルーン手術といって
簡単にいうと
狭くなった血管部分で
風船を装着した針を刺し
中で膨らますという実に
わかりやすい手術だが
それをしたばかりなのにだ。
わが輩は透析10年目だが
まだその手術は未経験。
血管の太さやしなやかさなどで
寿命は決まるという。
経験者から聞くと痛いというから
御免こうむりたい。
そうした痛ーーい手術を経ても
血液が取れないとなると
こんどは腕を変えて
新たにシャントを作る手術ということになる。
その両腕がだめとなると
次は足だ。
以前30年くらい透析をしているヒトは
足だったと記憶してる。
このトラブルに限らず
透析のために動脈をショートカットして
静脈と接続したシャントは
いわば生命線。
シャントのある腕はふつう
手首から肘の上までの間で穿刺。
わが輩は今日で1446回であるので
穿刺失敗も含めると
最低でも2900回以上の穿刺をしてもらい
それだけの血管の傷みがあることになる。
もちろんカラダが持っている自己再生力に
頼っているわけとなる。
その生命線というべきシャントは
再生力が強ければ
維持できることになるが
この補修力を信じて
終生このまま働いて欲しいと
切に願うばかり。
このところ救急での透析が増えている。
他部署にいった元スタッフの応援を得ても
スタッフは汗だくの様相。
その担当スタッフの話では
シャントが突然悪くなることもあるが
まったく関係のない
たとえば足の骨折などをすると
人間のカラダというのは
全体がそのケガに合わせるように
変化するそうで
いままでそうでもなかったシャントが
狭くなったりしてトラブルが多くなることもあるという。
繁盛する救急ベッドに多くそういう例があるというのだ。
向かいのアラームが頻繁になるベッドの主も
自転車同志の出会い頭に事故以降
やや呆けてるしあちこちぶつけ
寝られないといって眠剤を処方してもらったりと
そしてバルーン手術と
この1年くらいにトラブルが続発している。
心臓の手術もしているようでもある。
ひとつのカラダのトラブルが
あまり関連性がないかのようなほかのカラダに
あたかも転移するかのように
体力が減退する。
血圧も下がる傾向に。
地震のように誘発するといいかえてもいいかもしれない。
なので透析以外に健康であるならば
とにかく
長期入院のようなトラブルを
起こさないに越したことはない。