体の変調がすべて解消したため
ずいぶんゆっくりしてしまった。
ちょうどそこにいつも山歩きを心配してくれる
40年来の友人から宅急便が届いた。
富士山の魅力に取り付かれているようなのでと
彼の本棚にあった富士山の本を送ってくれたのだ。
その添付された紙には
「現役時代(43年前?)冬季延30日くらい
夏季1or2回登った」
とあった。
彼との付き合いは長いとはいえ
登山は過去の話としか聞いてこなかったが
富士山にしかも冬季に登っていたとは意外だった。
もっとも20歳くらいのころは当然だが
つい一昨年実際に山登りを始めるまで
ほぼ登山などはともすれば侮蔑していたくらいなので
話題にもならなかったのかもしれない。
本格的に登山をしている人たちにとってもそうだけど
あの岩ばかりの5合目以上はどうしても魅力に欠けるところがある。
ぼんやりと登るならば冬の富士山かなと思っていたところだった。
もちろん体力的にも装備的にも今の水準では無理なので
ゆくゆくはということにはなるのかもしれない。
彼へのお礼。
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宅急便が届きました。
ありがとうございます。
古いとはいえ密かに研究だけは怠らないご様子。
山の本は山歩きを始めて1年半ですが
ひとつも読んだり見たことがないので
どう読んだらいいのかわかりませんが
富士山については読めそうなので研究してみます。
富士山を30日もしかも冬に行ってるとは知りませんでした。
たしかに冬山のほうがとくに富士山についていうと
おもしろそうですね。
岩だらけの様相が一変しているのでしょうと思うと
ちょっと魅力的ですが
それだけ装備が重いし寒いので体力を使うのだろうと想像します。
そこまで力がついたら
夏富士ではなく冬を狙いたいとさえ思ったりです。
そういう意味では5合目まで行く機会があったことは
とてもいい風景を見せてはくれました。
冬山もふくめて読んでみたいと思います。
おかげさまで
体調はアミロイドーシスという透析患者特有の合併症以外は
元に戻りました。
原因は定かではなく熱中症か重度の夏バテかもしれませんし
焼酎の飲み過ぎかもしれません。あるいは小脳梗塞の疑いも捨てきれませんが
少なくも当面は焼酎の銘柄と量には気をつけて行こうと思っています。
いつもご心配ありがとう。
どんどん「おせっかい」してください。
山を歩きながら神の声として「おせっかい」がきこえてくるものです。
ではまた
どこかの山行にご一緒できることを願って。。
写真=臼杵山で。