心電図など昔は皆同じに思えたし
興味もなかったが
そんなときに心電図や心臓の話を聞いても
右から左で心電図さえ見ようとしない。
なので拒否反応のお方は今日はスルーをどうぞ。
透析中の心臓の拍動の変化は以前から感ずることがあった。
それもしばしばだ。
4時間の透析時間の3時間目に
動悸がしていた。
しかし
通常の動悸ではない。
拍動が飛ぶのだ。
通常が2拍子としたら
ときどき3拍子になったり4拍子になったり
なかったりと。
それは例の心房細動とはまた違う感覚なのだ。
心房細動とは違う感覚ではあるが
認識違いで同じ心房細動かもしれないということもある。
先日のように
血圧計では検知できない心房細動があることを知ったので
自覚なんてもっと信用できないかもしれないので
今日も3時間目に心臓に違和感がはじまったので
簡易心電図をつけてもらった。
たまたま取り付けた瞬間は
異常はなく自分でもそうだったが
しばらくするとまた違和感。
心電図を見せてもらうと
心房細動の特長のf波はでていなかったが
脈が不規則で
次のスパークをするべきところがスパークせずに
省略して次に行っているのがところどころ。
やがてそれが繰りかえされるようになった。
1時間くらいのあいだの心電図の変化を並べて比較してみた。
一番上と一番下が正常な心電図。
*12時58分 (透析4時間目)違和感があったが心電図を取り付けたときは異常はなく正常。
*13時20分 実感と同じでときどき脈が飛んでドン,,,ドンと脈が強いことがある。
*13時34分 (返血時)脈がつながって飛んでることを感じる。
*13時52分 (透析終了時)正常に戻った。
心電図は簡易ではあるが信用できると思うが
カラダで感じてることと
心電図が表していることが実感できて
こんなことをさせてくれることをスタッフに感謝したい。
この定期的にスパーク(といっていいのかわからないが、わが輩的な表現)するべきが
飛んで不規則なのを「期外収縮」というのだそうだ。
いままでの体感的にはこの期外収縮が続くと
わが輩の場合は心房細動に発展するのだろうと推測する。
今日の場合
はじめに期外収縮を感じ始めた頃から
それまで起こしていたベッドを平にし
頭を下げることで心臓の負担を和らげることによって
心房細動にまで発展せず
これまで透析後に
家に着いて一寝入りして起きるまで続いたのが
終了時には正常に戻った。
もちろん帰宅後も症状は出ず
いつも不快で寝てしまうのが
今日はパソコンに向かう余裕もある。
一義的には水分の摂取が多く除水量が多いのが原因ではあるが
ベッドを横にするだけでも
心臓には優しく
それ以降の状況も悪くならないようだということのようだ。
これは対症療法としては
とても大事なことに思われる。
脈が飛ぶというのは心房細動と同じく不快なもの。
それがなく時間が過ごせるというのは幸せなものだから。
暴走しはじめた心臓に優しくすればそれ以上暴走しない。
さて山歩きの時も頂上へ登り切ったときや下山時にしばしば
この期外収縮は起こってる実感はある。
これも心房細動には発展するわけではないので
問題はないと思うが
どういう状況が自分の心臓に起こっているのか
今日の心電図で少しわかったことで
一種の心配ごとも解消したような気がする。
有意義な「勉強」だった。