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2013-10-08

五合目まで往復7時間のクルマの運転と紅葉がはじまった富士山

40年以上のキャリアの自動車運転免許。
しかも20歳半ばには一時タクシーの運転もしたので
堂々の?二種免許。

調子に乗ってレンタカーでの富士山大沢崩れ行の運転手をかって出た。
二種免だから金取るよという冗談を言いながら。
おとといの話しだが。。
大沢崩れとは富士山を遠くから見ると
西側にヒダになって見える山肌が崩れ落ちているところ
縁まで行く片道3時間の散策コース




クルマの運転は去年はじめ
ちょうど山歩きを始めた頃に
それまで乗っていたクルマを廃車して
歩くことを中心にすることにするまで
仕事にも『充電』の通院にも毎日していた。
そのクルマは10年以上経っていて
国産車でなく車検に費用がかかりすぎるというのが
ほんとのところではあったが。

だからクルマ社会どっぷり浸かっていたので
運転はあまり心配なかった。
しかし、レンタカーの予約まではよかったが
よく考えれば8人もの人を
しかも友人ではあるが家族ではない人を乗せたことはなかったことに気がついた。
ニュースでは高速道路上の事故も頻繁に伝えている。

まあそれでもそんなに考え込むほどではなかったが
前夜は運転手は遅刻できないというのもあって
なかなか寝付けなかった。

もちろん大沢崩れ行のメンバーには
免許保持者がいるので心配はなかったのだが。


行きはJR三鷹駅で皆を迎え予定の約2時間半で目的の富士山五合目「御庭」に着いた。
今回の大沢崩れ行はほぼ高低差は無くあっても100mくらいなので
運転をかってでたいきさつもある。
これが1000m近いいつもの高低差の山歩きのあとの往復の運転となると
ちょっと考えるところ。
山歩きのあとは
透析をした翌日である『充電』の身だしカラダの疲労も考えるが
とくにブレーキを踏む足の感覚に保証ができないので躊躇もする。
それでも片道3時間
往復で6時間歩いたあとなので油断はできないが。

レンタカーにしたわけは
5時30分の下山終バスを気にすることなく
ゆっくりするためで
オフシーズンの下山の終バスは前回の富士山行でも難題だった。
終バスに間に合わないと
1万数千円の出費となってしまうからだ。


下山時刻に追われることなく
「富士山中腹にて富士山の雄大さに出会う」ことができた。
大沢崩れの脇の三注神社の狭い境内を占拠しての昼ご飯で
相変わらず麻婆豆腐をつくった。

しかも五合目あたりが限界森林で
紅葉を眺めながら富士山頂上を見ることができる御庭は最高だった。


さて4時過ぎに帰路に着いた。
ここまでは予定通り。
高速道路の渋滞は想定していたが
事故や故障車のせいで
ほぼ大月手前から小仏トンネルまで
40km近いノロノロ運転は予想以上。

スバルラインを降りたときに
運転免許保持者のメンバーを含めて
車内でビールを吞むのをよしとしてしまったので
どうあってもあとはひとりで運転しなければならないのだ。

4時間かけて都内に入り
レンタカーを返却したときには
カラダ的にも不整脈も起こらず
事故にも巻き込まれず
無事メンバー送り届けよかったと胸をなで下ろした。
倶楽部リーダーの計らいもあり
親しいメンバーのひとりYさんと地元の飲み屋で打ち上げ。

いつもなら山歩きのその「除水効果」で
カラダの水分が減っているので
多少余裕でビールも呑めるというものだが
大沢崩れ行はあまり汗もかいてないので
「除水」も期待できず
ビールも自制するしかなかったが
ふたりで多いに話にも酔った。


変化に富んだ富士山の表情と平坦な「お中道」で
写真も整理しきれないほど撮ったのでいずれブログに。


写真=富士山御庭から頂上を見上げる。