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2013-10-24

透析で残した1.5キロを山歩きで「除水」まではよかったが

思いつきのように出かける山歩きはやはり危険が潜んでることを
思い知らされた。

前回の透析では
中2日の不摂生がたたって
1.5キロを残してしまった。
誤差がなければ1.7キロという予定だったが
200g余計に除水したということになる。

それでも1.5キロの積み残しは大きい。
まだ週はじめなので節制すれば
難しいことではない。

そもそも中2日の不摂生は
日曜日に予定してた倶楽部山行が
雨天で流れ
代替えで月曜日に晴れそうだったので
自主的に行こうとは考えていたものの
行き先も決まらず
結局うだうだと時間を潰し山へ出かけることはなかった。

そういう流れもあって
今週飲み食いを節制するのもやりきれないと考え
山歩きで「汗」=「天然の除水」をしようという前夜の思いつきだった。
もちろんこの2年近くのデータもあるからいえるのだが。

除水に関しては
いつも中1日の場合は体重増加3キロ半ばのところを今日は
2.6キロだったので想定通りだった。
もちろん基礎体重まで持っていけた。
下山後いつも通りくらいのビールと焼酎と多少のアテとご飯も食べた上での
ことなので
涼しくなって山での汗も控えめではあるが
2キロ近くの除水はできたと言える。


しかし昨日登ったのは
山梨県の鳥沢駅から登る高畑山982mと倉岳山990mで
梁川駅に出るというコースなのだが
以前たいして調べもしないまま候補としてファイルしていた
インターネットからのデータ。

もっとも重要のはずのタイムテーブルも
ネットに掲載されていたものをそのままメモし出かけた。

単独行の場合は写真もゆっくり撮影するし
心臓もそれほど鍛えられてはいないので
途中高畑山では小雨にも降られたり多少の誤差や遅れは考えてはいたが
朝でかけるもゆっくりとなり
おまけに朝の電車が踏切にクルマが立ち往生で一時停車というハプニングもありで
鳥沢駅に着いたのが10時だった。

それでもメモしたタイムスケジュールを信じていたので登り始めたが
どうやっても各ポイントまでメモした時間の倍近くかかる。

実際にわが輩が下山し梁川駅に着いたのは
日もとっぷりと暮れた5時半なので
時間を潰しながらとはいえ7時間。
これはかかりすぎではあるが
メモ上では3時間だった。
だから多少甘くも見ていた。

高畑山頂上についた時は
メモしたのはトレイルランだったかもしれないと思ったりしたが
調べてみたが一応あくまでハイキングのジャンルだった。
今日になって他のデータをみると
6時間20分というのがあって
わが輩の場合とほぼ合致した。

メモ通りにはいかないことを薄々感じながらも
倉岳山を断念して
ショートカットして下山する手もあったが
最後の尾根から降りるルートを一度登りで経験しているので
万が一日が落ちた時も覚悟して
予定のルートを辿った。
しかし
この下山ルートは沢を7〜8回横切ったりで
このところの雨で増水していたのでかなり苦労はした。
二つ目の頂上の倉岳山からは2時間半をほぼ休むことなく歩いたが
下山ポイントではほぼ真っ暗だった。
そこであと10mというところにきて
足元も見えず石か木の根で滑り
ザックがクッションになって
どこも打撲はないはずが
一夜開けて今朝になって左腕が痛くて上がらない。
シャンプーも着替えもままにならないのだ。
一瞬に変な力が入ったことで
ねんざのようなことになっているのだろう。

夕方になってやや回復してきたようにも感ずるが

つくづく山歩きのスケジュールは
余裕を持って
しかも自分で確かめる方法を会得すべしと思い知らされたという次第。

目下山歩きブログは鋭意製作中。

写真上=高畑山から倉岳山に至る途中の雨模様の尾根。写真中=高畑山頂上。
写真下=梁川の集落に出た頃は真っ暗。