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2013-02-28

バルーン手術は避けたい

今朝のニュースで路上強盗殺人事件があったことを知った。
わがマンションから20分くらいの住宅街で
よく近くを通り知ってるところだった。
午前2時ころのバイト帰りだったようだ。

青森から上京し美容師をめざしていたそうだが
金目的にしろ何にしろ
そういう衝動は許されない。
ルーマニア少年が任意同行されているというが
ふたりだったという目撃もあるらしく
不安も払拭されていない。


さて病院では
向かいのベッドの透析機器のアラームが
頻繁に鳴る。
血管が細く血圧が低くなったりで
血液が穿刺した針を通して
透析機器に行かないようだ。

数週間まえにバルーン手術といって
簡単にいうと
狭くなった血管部分で
風船を装着した針を刺し
中で膨らますという実に
わかりやすい手術だが
それをしたばかりなのにだ。

わが輩は透析10年目だが
まだその手術は未経験。
血管の太さやしなやかさなどで
寿命は決まるという。
経験者から聞くと痛いというから
御免こうむりたい。

そうした痛ーーい手術を経ても
血液が取れないとなると
こんどは腕を変えて
新たにシャントを作る手術ということになる。
その両腕がだめとなると
次は足だ。
以前30年くらい透析をしているヒトは
足だったと記憶してる。

このトラブルに限らず
透析のために動脈をショートカットして
静脈と接続したシャントは
いわば生命線。

シャントのある腕はふつう
手首から肘の上までの間で穿刺。
わが輩は今日で1446回であるので
穿刺失敗も含めると
最低でも2900回以上の穿刺をしてもらい
それだけの血管の傷みがあることになる。

もちろんカラダが持っている自己再生力に
頼っているわけとなる。

その生命線というべきシャントは
再生力が強ければ
維持できることになるが
この補修力を信じて
終生このまま働いて欲しいと
切に願うばかり。

このところ救急での透析が増えている。
他部署にいった元スタッフの応援を得ても
スタッフは汗だくの様相。

その担当スタッフの話では
シャントが突然悪くなることもあるが
まったく関係のない
たとえば足の骨折などをすると
人間のカラダというのは
全体がそのケガに合わせるように
変化するそうで
いままでそうでもなかったシャントが
狭くなったりしてトラブルが多くなることもあるという。
繁盛する救急ベッドに多くそういう例があるというのだ。

向かいのアラームが頻繁になるベッドの主も
自転車同志の出会い頭に事故以降
やや呆けてるしあちこちぶつけ
寝られないといって眠剤を処方してもらったりと
そしてバルーン手術と
この1年くらいにトラブルが続発している。
心臓の手術もしているようでもある。

ひとつのカラダのトラブルが
あまり関連性がないかのようなほかのカラダに
あたかも転移するかのように
体力が減退する。
血圧も下がる傾向に。
地震のように誘発するといいかえてもいいかもしれない。

なので透析以外に健康であるならば
とにかく
長期入院のようなトラブルを
起こさないに越したことはない。











2013-02-27

滑落、転倒、心疾患にならないよう

数日前の友人の心臓カテーテルアブレーション手術が
無事に終わって退院したとfacebookにある。
とりあえずお疲れさまというところ。
これからその成果が試されるところだろうが
せっかくの手術をしたのだから
酒がいままでのように呑めるかどうかは別として
心房粗動も心房細動も起こらないことを祈りたい。


今月末にiPS細胞での臨床を申請するというニュースがあった。
iPS細胞から目の網膜組織をつくるという世界初の臨床研究は
いずれわれわれの腎臓再生につながると信じたい。
世界初というのでその安全性や効果の審査は
通常6~7ヶ月先の承認だそうだが
より慎重になるという可能性もあるという。

大きな期待を寄せているiPS細胞だが
本人のiPS細胞での再生はかなり高額で時間もかかるという。
そのため他人のiPS細胞でも拒否反応が起こりにくい方法を
研究者は模索しているというので
どちらにしてもまだずっと先のことになりそうで
わが輩が生きている間にはその恩恵にはならなさそうなので
あいかわらず『充電』の頼るのみか。


話しはあちこちになるが
気になる事故で24日八ヶ岳連峰・横岳(2829㍍)を
登山していた女性が体調不良で死亡したとある。
41歳とあり男性3人との4人パーティで
男性2人が付き添い1人が近くの山小屋に降り連絡を
とるいう連携で下山したという。
気になるのは
その死因で男性らが問題なく救助をしたのを見ると
歩行困難になるほどの積雪などが原因ではなさそうで
突発的な症状だったのかも知れない。

ちなみに東京の青梅警察山岳救助隊のデータによると
管内の2012年の死亡事故は4件。
その原因は
滑落(女性62歳)(男性62歳)、転倒(女性64歳)、心疾患(男性70歳)
となってる。
ただし、この心疾患の男性は登山の目的が狩猟となってるので
地元の方かもしれない。
出動原因の中には
このほか「疲労」「道迷い」というのも数多くあるのが
他人事ではない。


もちろんいまのところ
わが輩はそもそも2000m級の長野の山に挑む勇気はないが
そもそもリスクを持ってるカラダなので
低山でも何が起こるかわからない。
滑落も転倒も心疾患もどれもあり得る。
今週末にも倶楽部の山行を予定している折
とくに1000m越えの山で積雪が予想されているので
保温と雪対策を万全にと思いを新たに。



*写真は神奈川県・石老山。




2013-02-25

ぼちぼち がんばって生きていきましょうね

先週末で転院されたふたつとなりのベッドだったKAさん。

KAさんは個人タクシーの運転手だった。
年齢は聞いたことがないからわからないが
わが輩よりやや上なのかも知れない。

わが輩は今年で10年目だけれど
KAさんは確か8年目くらいだったと思う。
わが輩より数ヶ月早く導入したTOさんと
3人は同じくらいの長さだ。
病院ではなかなか話をする機会はないけれど
お互いの体調は気になるものだ。
『充電』は毎回決まったことをしてるだけだけだが
お互いつつがなく過ぎていけばいいと思うもの。
それが血管のトラブルで
血液が採れないなどとか
ほかの病気を発症したりすると気になる。
何もないのが一番良い。

KAさんが透析を導入したのは
ある日タクシーでお客を乗せていた時
呼吸をしても空気が入ってこず
苦しくなった。
病院を見かけ行きすぎたところで
お客に降りるようにお願いし
そのまま病院へ駆け込んだようだ。

腎不全で肺に水が溜まり
酸素なぞ入ってくる余裕が無くなっていたのだ。
レントゲンを撮ると真っ白だったという。

なんとわが輩と同じだ。
すでに何日か座って寝てたという。
横になると苦しく呼吸ができないからだ。
わが輩も3日くらい横になれなく
とうとう苦しく息絶え絶えで救急車で運ばれた。
KAさんは座位で 寝ながらタクシーの仕事に出かけていたことになる。
危険ではあるが。


KAさんはこのところ突然意識を失うことがあったり
穿刺をしても血管が細くて
血液を採れなかったりと
なかなか苦労をしていたようだ。

主に血糖値が下がって意識を失うことがあるようで
医師、看護師、家族と相談し
やむなく個人タクシーを廃業した。
それにともなって
経済的なことを考えて転居することにしたようだ。
いつまでもタクシーの仕事を続けることはできないことかもしれないが
廃業は大きな転機だ。
これからどういう余生を暮らしていくかは人それぞれだが
ゆっくり生きたいもの。

KAさんはいわば同窓生。
なかなか今後会う機会はないだろう。
一抹の寂しさはある。

「ぼちぼち がんばって生きていきましょうね」
と別れた。





*写真は北海道・知床岳。

2013-02-24

足からわかる動脈硬化・石灰化

1年に1回の定期検査を読んでみた。
専門的な数字が並ぶと
すでに拒否反応をしてしまうが
このところのリンの数値が高いことから
想定できる石灰化と
前回の検査時ころからはじめた山登りによる改善具合をみてみたいと
シロウトなりに数値を読み解いてみた。

透析患者は一般的に同年齢より悪いとされているが
それも前提に。


1.動脈硬化の検査ABI検査は
足での測定だがそれはすなわち心臓では60~70%脳では30%の確率といわれている。
つまり
足に動脈硬化があれば脳や心臓にも動脈硬化がある可能性が高いそうだ。

●その結果は右足1.30 左足1.26で正常値0.91−1.40内で問題なし。
●右足の動脈硬化は山登り以前1.17から1.30にかなり改善された。
ただ左足がやや後退してるがこれが誤差の範囲なのかわからない。
いえることは
左足より後退した右足が冷えやすいし浮腫みやすいということと関連してるかも知れない。

2.脈波伝搬速度PWVの検査も
動脈硬化具合を測定するもので血管のしなやかさを示し
値が高いほど硬いことになる。
血管の石灰化についても連動してるとされている。

●数値だけから見るとこれも誤差の範囲内なのかわからないが
右足で前年2178で1922と改善されている。
平均血圧がやや下がってきてるのもあるので
即山登りの成果とはいえないが
悪化してるようには見えない。


3.骨密度はその名のごとく骨のもろさであるが

●前年より年齢相応に下降しているが
そもそもの骨の硬さが同年齢同等かそれ以上だった。
これは両親に感謝と言うべきかも。


ちょど今朝テレビで足の動脈硬化を特集していた。
そこでも

「足の動脈硬化は脳梗塞や心筋梗塞を未然に防ぐ鍵」

「運動で負荷をかけ続けると細かい血管が増えて血流を維持する」










ABI検査 (足の血管の詰まり具合・正常値0.91−1.40)


2013年 右足1.30 左足1.26

2012年 右足1.17 左足1.32


baPWV検査 (脈波伝搬速度・baPWVの値が高いほど冠動脈石灰化指数が高くなる)

2013年 右足1922 左足1909

2012年 右足2178 左足2176


骨密度測定 BMD 

2013年 背骨の平均値 1.161

2012年 背骨の平均値 1.190 

背骨の最高値 1.338  若年成人との比較→81% 同年齢との比較→125%
背骨の最小値 0.895  若年成人との比較→112% 同年齢との比較→90%

2013年 大腿骨の平均値 0.855 若年成人との比較→91% 同年齢との比較→107%

2012年 大腿骨の平均値 0.863 





*写真はTBSテレビ「ゲンキの時間」より








2013-02-23

リンの高値による心臓の石灰化はこわい

けさから左腕が痛く上がらないし
力が入れられなく
コップひとつ洗えない。

時間が経つにつれて筋肉を使うのは無理に。
パソコンも右手だけ。


今週初めの定期血液検査でまたもリンが8。
これはまったく異常値。
言い訳をするとすれば
検査日の前々日の倶楽部山行。

山頂での昼食は恒例になってしまったミニ宴会。
今回のメニューをタンパク質をおおまかにみると

はんぺい
ポーク缶
ジャコ天
豆がし
エビとブロッコリーのマリネ
ほうれん草と卵の和え物
生ハム
焼きそば
コロッケ

下山後の居酒屋と月曜で

いわしコロッケ
ミニ鉄火丼
麻婆豆腐

などなど。
ちなみにリンはタンパク質の分解してでるもの。
透析では排出しきらない。

山行直会では『充電』をしてることは
半ば理解してもらってはいるが
食事制限、水分制限については
周知してもらってはいないから
勧められるとなかなかご辞退できない。

なので
1日くらいの山行直会でのリンの上昇は
やむを得ないと考えている。
実際
山行直会がないときはそれほど高くはない。


きょうの看護師Keが
心臓が石灰化すると
心不全になるという話しをしてくれた。
数年前に同室のまだ若い患者仲間Yが心不全で亡くなった。
体重増加も多く
ふつう我々は4時間の『充電』を
毎回5時間しないとならなかった。
それよりも
リンが高かったというのだ。
もちろん
それだけがすべてではないだろうが
そのリスクは考えないといけない。

石灰化ははじまると後戻りできないそうだ。
そのYは血圧もだんだん100いかなくなって
その上体重増加も大きかったので
いつも「もうだめだよ」と
ソファで横になって休んでいた姿があった。
それがある日ほんとうになってしまった。

本来亡くなったからといって
個人情報に属するカラダのデータを
他人に言うことはまちがってるかもしれないが
一般的な医学データよりも
受けるインパクトは大きい。

亡くなったYとはいつも
入室が同じ時間で
親しかったのでより切実に感じる。

次回の山行の翌々日は定期検査。
ちょっと意識して「オススメ」をご辞退してみよう。
そして,下山後の居酒屋もほどほどに。






2013-02-22

心房粗動!?って

facebookをなにげにみていたら
親友Nが入院する雰囲気が伝わってきた。
2〜3日のようなので
計画的な手術かと想像してメールを送ったら
携帯電話が鳴った。

やっぱりそうか!

カテーテルアブレーション手術なのだ。

が、
以前会った時話していたのは
心房細動だった。
これはわが輩も以前は発症することがあったから
よく知ってるが
心臓があぶついて
息切れがするし気が遠くなることもあり
このまま呼吸が止まるのではないかという
不安も感じるもの。
もちろん
そのまま心不全ということにもなる。


なんでも医師の薦めで
心房細動とは異なる心房粗動というのがあって
心房粗動の原因を取り除く手術をすれば
心房細動もなくなるという。

ほんとうにそうなんだろうか?
心房細動と心房粗動の違いって何なのだろう?
一般的にはその違いは
1分間の振動の回数とされてるらしいのだが
最近の医学ではそれ以外に発生するポイントなどが
特定されてるのだろうか?

ちなみに
1分間に350回〜500回で通常の5倍以上の震えが心房細動。
1分間に250回〜350回が心房粗動。
とある。
さらに
この回数や規則性以外は
心房細動も心房粗動もほぼ同じとされてる。

親友が加療する病院は国内でも5本の指に入る心臓病専門の病院だそうで
そこでは
心房粗動に限った原因が特定できていて
同じカテーテルアブレーション手術ではあるが
心房細動の場合より簡単な手術が有効という。

わが輩も心房細動を発症した時
医師が代わる代わるカテーテルアブレーション手術を薦めた。
正確ではないかも知れないが
太ももの付け根や鎖骨の付近の血管から
挿入した電極カテーテルで
心臓の内壁の電極を焼き切るのだ。
成功率は(完治するのは)80%くらいという説明を受けた記憶がある。
100万円近くかかる手術。保険でも30万はかかる。

こういう説明をされると
心臓はわずかな電気ショックで動いてるんだなあと
あらためて感じるのだが
そんなことは言ってられない。


心房細動にしろ心房粗動にしろ
じゃあ原因はなんだ?と考えた時
心臓の電極が悪いわけではないのではないと考えた。
電極を焼き切るのは
あくまで対症療法で
それは最終手段にすることにして
(しかも80%の成功率が気に入らないし)
とにかく原因を除去していこうとした。

しかし
原因は医学的には特定されていない。
とりあえず
よく想定されてて心あたりのあることを
なんとかしようとした。

酒が起因となることもいわれていた。
精神的な不安定なことも原因となるといわれていた。
自分に当てはめて考えてみると
確かにこころのあつれきがひどい時に
この『充電』のあとの体調低下と
1,2杯の酒がきっかけとなっていることかと
なんとなく考えはじめた。

それで中途半端にしていた
こころの身辺整理をするべく
まっすぐ向き合うことにした。

すると
精神論的ではなく
新しい答えが次々に生まれてくることに気がついた。
中途半端なかたちも
それはそれとして受け止めていけるようになった。

そしたら心の動揺がなくなったら
心房細動は起こらなくなった。

が、ある日突然起こった。
それは山登りだ。
まだ山登りのペースがつかめない
はじめて2~3ヶ月ころで
倶楽部のメンバーに迷惑かけまいと
必死に下山したとき。
息が弾んでると心房細動はなかなか自覚できないが
下山後に気がつくようだ。
その山行では酒も多少はいっていたので
それも相乗作用だったと思われ
それ以降
山頂での酒量、下山のペースを自覚してきた。

1年近くたって
この間心房細動は起きていない。
カテーテルアブレーション手術を受けなくて良かったと思ってる。
金銭的なことではない。

ここでもやはり
「主治医はじぶん自身」

親友Nの酒量はおそらくわが輩の3倍はいくと思われる。
『充電』生活に入ってなければ
いまも同等の酒量だったはずかそれ以上だった。
『充電』が酒量をセーブしてくれてると思うべきなのかも知れない。
我が友は
酒量を減らすことよりも手術を選んだということかもしれない。

とにかく無事に終わってくれるよう祈るばかり。
唯一の高校時代の友人。








2013-02-20

看護の原点を見たような

きのう『充電』が終わって
いつものように帰ってから寝て目が覚めたら
寒くて寒くて足も冷たく
これは風邪かと覚悟した。

帰り道雪交じりの冷たい風が
カラダを冷やしたようで
食欲もなかったが
おかゆを作ってとにかく寝た。

地震のアラームも鳴ったような気がするが
それもおかまいなくとにかく寝たら
おかげでどうやら回復したよう。




きのう『充電』も終わる頃
向かい側のベッド付近で
床が濡れているとスタッフの声。

透析機器は生理食塩水を使うので
時として
漏れることはあるが
その比ではないと。

すると別のスタッフが
見ちゃったんだ〜と。

ベッドの主が終了で帰る際
コップに残ってる水を捨てたらしい。
そういえば
毎回ここ濡れてるという声が聞こえてた。

床は合成樹脂なので
水があると当然滑るので危険だ。

ふつう我々のような一般人がそういった光景を見かければ
その本人の善悪をまず問うことになるだろう。
もちろん80歳という高齢ではあるが
痴呆症はまったくない。
なぜそういう行動になるのだろうといろいろ考えてしまう。
最終的には
本人を咎め注意を促すだろう。

もしわが輩であれば
「今後捨てないでください」
ときつーーーくいうのが普通だろう。


看護師がいう。
「本人が床に捨てる前に こちらで捨ててきましょうか?としなくてはね」

そうなのか。
本人に負担をかけないで
トラブルを起こさない方法は
あるものなんだな。
別に看護だからでなく
日常の生活の中でも
そういう場面はあるような気もする。 
相手の行動を
そういうふうに対処できれば
もっといい人間関係がつくれるのかもしれない。


一瞬のできごとだったが
深い看護の原点を見たような。。




*写真は北海道清里町





2013-02-18

胃壁や腸壁などに 炎症が起こるなどと 誰も思わないのだろうか?

きのうの山登りで「ワーファリン」が話題になった。

なんでも90歳の母親が最近脳梗塞になり
リハビリ中なのだが
当然のようにワーファリンが処方される。

ワーファリンは血小板の働きを鈍くする。
つまり
血液自身は固まりにくくする。
しかし
外部に関していえば
何か炎症があったりするのを修復する働きをしてるので
たとえば
ケガを治すのも血小板のはずだったのだが
その機能を落としてるわけだから
ケガの治りだって悪い。

端的な例でいえば
歯の治療をする時は抜歯などでは
かならず申告するようにいわれる。
出血が止まりにくいからだ。

そんなワーファリンを2錠処方され
90歳のお母様は
腕全体に湿疹ができてるというのだ。
それに鼻をかむと血が滲むという。

わが輩もワーファリンを処方され
鼻血が滲むのはもちろん
歯茎からの出血が止まらない
場合によっては
食道か胃からの出血が想像できるという黒色便

悩まされた。

血栓を作りにくくすることはわかるが
同時に
各所にできる良性にしろ悪性にしろ腫瘍のようなものにたいして
修復機能を落として良いのかということが
血栓は作りにくくするが
ガンになるリスクは増えるのではないかという想定さえ考えて
断薬を申し出た。

複数いる医師の内の若い医師などは
絶対に服用しなければならないとヒステリックに
断薬を認めなかった。

ただわが輩の場合は
脳幹梗塞を10年前に起こしてることと
ときどき振動細動を発症するからという理由だったのだが
さいきんでは不整脈は起こってないからと
断薬を認めてもらった。

かりに
ワーファリンによってガンとまではいわないが
その類の発症の可能性があっても
そのリスクはデータとして出てこないのではないかと思う。
もしそういう
ワーファリンによるガンなどの発症のリスクがないというデータがあるのならみたいもの。

とにかく前にもブログにアップしたが
ワーファリンは劇薬で
もともと猫いらずのネズミの殺虫剤なのだ。
もちろん希釈しているが。。

その90歳のお母様の皮膚が炎症を起こすのと同じ形で
胃壁や腸壁、食道などに
炎症が起こりやすいとは
誰も思わないのだろうか?
短絡的な考えなんだろうか?
もちろん
わが輩のいってることは
シロウト考えではあるが。
もしそんな可能性はないなら
ないという説明が欲しいものだ。

それを話してくれた倶楽部の仲間も
90歳という年齢もあるので
断薬という選択をしようと思ってると話してくれた。

2013-02-16

透析は二日酔いに効果的

半端なく疲れた。

きのうの呑んだくれ宣言後
そのとおり6時から明け方まで呑んだくれた。
その「成果」はきのうの『充電』の時55.2kgで
きょうの『充電』まえの体重は57.8kgなので
2.6kgということになる。
もちろんアルコール類だけではないので
1kgくらいが酒なんだろうか?

それでも体重増加はこれくらいですんでよかった。
また中二日を迎えてるきょうは残しては帰れない。
しかし
きょう『充電』に向かうにしても
二日酔いと寝不足で
頭が働かない。
それも『充電』開始後
2時間くらいすると二日酔いだけは改善され
『充電』は二日酔いに効果的のようだった。

よく酒を飲む人にお勧めは
『充電』という透析。
体内のアルコール類が
透析のフィルターで濾過できるかどうか
詳しいことはわからないが
少なくも実効はあるのだ。


あすは低山ではあるが
倶楽部主催の山行の日。

今朝の体調では
山登りなんてできるのか迷っていたが
夕方一眠りしたこともあって回復。

ただし今回はいつも山頂で作る「男の料理」麻婆豆腐は中止をし
出来合いにすることにした。

そんなんで山行のコースチェックもそこそこに寝ることに。

2013-02-15

きょうは吞むぞ!

仕事の都合で先週末以来
中二日の連続だったのが今日で終わり。

しかも前半の残しは1kgを越えていたので
どうなることやらと思っていたのも
基礎体重からいうと5、5kgの体重増加となって
通常の中二日の多い時と同じ程度に
抑えられややホッと。

ちょっと気をつければ
結構抑えられるものだとも
感じる。

そして
今日の『充電』についで連日で
また明日の『充電』が控えてるので
今日だけは食べるにしても
呑むにしてもゆっくりできる。

年間通じてこのタイミングだけが
幸せをちょっと感じられる。
まあなんと小さな幸せかとも
思うがそれが現実。



東京は極端に寒くなった。
雪が降るという予報も。


それにもめげず
いい酒を呑んでくることに!!
ブログを書いてる場合じゃない。。





*写真は北海道鶴居村。

2013-02-14

バッグの中が火災!なんてことも

今日都心で仕事中に
股がしかもポケットあたりが痛痒い。
痒いにはちがいないが
ちょうど話が活況のさなかで
どうすることもできない。

何やら熱いことは気がついた。
よくあるのは
wifi pocketをポケットにいれ
カイロのように
暖かいと思うことがあるので
やけに今日は温度が高いなあと
思いながら
それでも話を続けた。
滞りなく終わりクルマに戻り
ゆっくりポケットを点検。

出てきたのは乾電池。
ただし
普通の乾電池でなく
あの四角い形で9Vで
プラス・マイナスの接点が同じてっぺんにあるのだ。

実はある機器に使用して
電池切れで
少し前に交換したのだった。

手をポケットに突っ込んで
取り出すのに持っていられないほど
発熱していた。

自然発熱って?
使ってる最中に使い過ぎで
さっきのwifiのように
やや発熱は考えられるが
そんなどころの熱ではない。

ポケットから脱出した乾電池は
やがて冷めた。
どうやら推察するに
ポケットの中で一緒に泳いでいたクルマのキーが絡んで
乾電池の接点がショートしていたようだ。

実際乾電池にはルーペを使わなければならないほどの小さな注意書きがあった。
「●発熱の恐れがあるので+-ショートにご注意ください。●保管や廃棄する際は、テープなどで接続部を絶縁してください。」

これは常識だったの?
知らなかった。
もしゴミとして廃棄した時に針金や釘などが接したりすれば
ショートして周りに燃えやすいものがあれば
十分火災の可能性も考えられる。

使用頻度が少ない乾電池ではあるが
それだけに注意が必要と念じた。

痒いにはちがいないが
帰宅後
肌をみると軽い火傷になっていた。
みなさんもご注意。
バッグの中が火災!なんてことも
大いに可能性ありです。

そんなトラブルもあったが
幸い中二日の連チャンも救急車のお世話にならなく
明日の『充電』を首を長くして待つのみ。

2013-02-13

中国のPM2.5が話題になってるが

中国のPM2.5が話題になってるが
過去日本はどうだったか?

さきにデータからいうと
先月頃から騒がれてる微粒子上物質PM2.5の数値は60〜70μg/m3。
大阪(国設大阪)平成14年5月でPM2.5の数値は最大240μg/m3。

約4倍の数値を示してる。
クルマの排気ガスだったり工場の排煙というが
今さら始まったわけではないのだ。

だからといって
中国のやってることが認められるわけではないが
なぜこのタイミングなのかは注目に値する。

もう20年も前から中国の大気汚染は問題にされてきた。
そのころから
PM2.5は増加しつつあったのに
環境省などが今年になってはじめてのような対応を
するのは遅すぎる。


話は変わるが
わが輩の生家はガラス工場の正門前だった。
ガラスは重油を燃料とした高炉で
ガラスを製造していた。
そのため昼夜を分け隔て無い
タービンの振動が道路を隔てた
我が家の障子を振動させた。

我が家に泊まりに来る人はまず夜寝られなかったようだ。
カタカタと障子の木枠が音を立てる。
それだけではない。

工場の北側に位置した部屋は
夏の暑い日に窓を開けると
仁丹ほどの真っ黒いススが
床一面に転がる。

床のススは掃除をすれば
きれいになる。
が人間のカラダは侵される。

わが輩の小児ぜんそくは
そこから来たと
今は思う。

それはそれだけに終わらない
カラダ全体の免疫反応の形のすべてを作ったように思うのは
考えすぎかも知れない。


そんなススのレベルではない微粒子物質の観測は
手を緩めることなく
継続して観察して対策を考えていきたい。

2013-02-12

タクシー配車 スマホアプリ

今朝はトイレの時間にいつもよりかかり
出かけるのが少し遅くなったので
タクシーを使った。

リンに対応する薬レナジェルは
それまでは快便だった我輩にも
便秘の試練を与えた。

幸い毎月の取り寄せの温泉水で
毎日の排便ができるようになったが
相変わらず時間はかかる。
平均すると30分は考えなければならないが
それ以上の時もあり
今週は仕事で代替え『充電』の予定変更があって
また中2日なので誤差を少なくするため
体に残したくない。

それで出るのが遅くなり
先週ももう少し早く来るようにと
看護師に言われたばかりで
いつも歩くところを
駅からワンメーターではあるが
タクシーを使用した。

タクシーの座席の前のパンフレットで
「タクシーをスマホで呼ぼう!」
というのが目に入った。
旅行カテゴリで無料ランキング1位とあるから
誰でも知っているアプリかもだろうけど
タクシーに余り縁がない我輩の目には
便利ツールに映ったので
さっそくダウンロードした。

電話でもいいのだが
地図で迎車ポイントを指定できるので
体調の悪い時にクリックだけで呼ぶこともでき
あらかじめ迎車ポイントを登録もできるので
自宅や病院を登録しておけば
もっと簡単に呼ぶことができるというものだ。

かつて『充電」の帰りに
JRの車内で血圧が下がり
意識がなくなったことがあるが
そういう時は前兆があるもの。
このタクシー配車アプリを
有効に使いたい。

ちなみに全国版もあるが
導入している会社はまだ限定的なので
オールマイティとはいかないが
東京は東京無線や日本交通の
独自の無料アプリがあるので
かなり使えるのかもしれない。

アプリも登録も無料だから
とりあえずダウンロードして
自宅と病院を登録したので
万が一の場合の準備だけは。。


*写真はロンドン。











2013-02-09

お目当て看護師

『充電』終了し着替えたあと時々
ドアの近くで立ってる男性患者がいる。

何度か一緒のバスに乗って
話をしたことがあって
元都市銀行の支店長で80歳くらいになる。
健康な頃は
銀行の野球部にも在籍し
4番バッターだったという自慢話を何度も聞かせてもらった。
もちろん銀行界の営業の接待ツールのゴルフも相当の腕らしい。
スコアを教えていただいても
まるで門外漢の我輩には
暖簾に腕押しなのだけど
必ず自慢される。

も一つ自慢は
駅前に百貨店を誘致し
今の賑やかな繁華街にしたともよく聞いている。


その患者が『充電』終わって立ってるのは
お目当ての看護師さんと
握手をするのを待っているのだ。

そのお目当て看護師が
返血がすんだあとの最終の手当をする場合は
ベッドで熱ーく長ーい握手なのだ。

そう
我輩は嫉妬してるのだ。
うらやましい。


我輩が手を出せば
ゼッタイセクハラで
患者暴力として認定されることは
間違いない。

確かに今やお一人で暮らしてるらしく
寂しいのだ。
もちろん
そのお目当て看護師の度量には
花束を差し上げたいほど。



いつになったら我輩が求めても
セクハラではなくなるのかななどと
ボンヤリ考えていたら
そのお目当て看護師と目が合ってしまった。

そのことを話したら返ってきた言葉。
「握手くらいで元気になるなら
可愛いものよ!」
でした。




*写真上ー台湾
*写真下ー京都









3時半起床

3時半起床だからといって
特別何か山登りがあるとか仕事があるわけでもない。
今日は『充電』の日だから
いつもと同じ。

なのに3時半から起きてしまい
寝ようとすれば寝られるのだろうけど
起きてしまう。

睡眠時間は習慣なんだろうが
5時間余と決まってしまっている。
夕べは少しゆっくり朝まで寝てみたいと
10時には寝ていた。
少なくとも6時くらいまでは寝てたいのだけど
3時半には目が覚めてしまった。


睡眠時間が短い習慣は20歳頃からついてしまった。
夜ふかししていたからだ。

勉強してたから?
たしかに
そういう時もあった。


体調が悪くなると
呼吸困難でぜいぜいしたりしていた。
そういうときは
机に向かって起きていたほうが楽だった。
このころから
気管支ぜんそくと思っていたのは
急性腎不全だったのかもしれない。
と、いまでは思うことがある。

もしそのころから
腎不全だったとしたら
ずいぶん長く生きてきたのかなと思う。


そんなことで
勉強しなくてはならない時期に
机に向かえるということは幸せかと思いきや
勉強もしたが
大半本を読んでいたのかも知れない。

その後
早朝の魚市場のバイトで3時に出勤。
新聞配達でこれも3時。
タクシー専門のガススタンドで夜2時までバイトして朝学校へ。
タクシー運転手で睡眠時間2時間。

と続けての5〜6年で睡眠時間の習慣ができてしまったようだ。
習慣ができてしまったというより
短い睡眠時間でもやっていけると
思い込んでいたのかも知れない。

そんなことで
つい最近の10年まえに『充電』導入直前まで
2時3時まで呑んだくれながら
朝6時の仕事に出かけたりの
無茶なことをしていた。

ときどき
体を横にしないと腎臓はよく働かないという説に出会うと
いまこうやって『充電』してるのは
この睡眠時間が短いことからなってるのかなとも思う。
いまさら真実はわからないが
睡眠時間は7時間半〜8時間は必要だとはいえそうだ。

腎臓はもうこれ以上どうのこうの無いのだから
短い睡眠でも良さそうだが
睡眠は腎臓のためだけではないから
ほどほどにしなくては。。

2013-02-07

「GNRI」「AC」「予後に関わる」は不愉快な看護師の脅しだ

きょうの『充電』の最中とつぜん
一人の看護師から
いままで血液検査をしてきましたが
さらにに栄養状態を調べるため
今後腕の太さを測るようにしますが
いいですか?
というのだ。



上腕の太さで栄養状態がわかるというのだ。

ヒトによって
筋肉の太さも
脂肪の付き方も違うのだから
そんなことで栄養状態がわかるというのか。

そのとおり質した。
痩せていて問題なのか
太っていて問題なのか
「そのヒトの予後に関わる」
という。

もちろん
たとえばアフリカ難民の子どものような
極端にやせ細った体に
警戒感をもつのは当然かも知れないが
毎日のように
体重を計り水や食事に気を配っていて
これをもっと厳密に調べることが
必要かと思う。

これは透析看護では ACと呼ばれているようだ。
AC(Arm circumference:上腕周囲長)

確かなことはいえないが
わが輩の印象では
看護師の発想ではなく
栄養士の世界の理屈のような気がする。


数ヶ月前にも
新しい栄養士が入ったとして
栄養士の指示で
GNRIという数値で
あなたは「やややせてるので,食事指導をしたい」
ということがあった。
GNRI (Geriatric Nutritional Risk Index)

栄養士の仕事は
たしかに栄養が十分なのか食事内容を検討するのはわかるが
一般体重を基準にしていろいろ持ち出して
あなたは太ってるとか痩せてるとか
そういうこことを軽々しく言っていいものなのか
考えて欲しい。

医療専門家ではないので
信憑性についてどう医学界では評価されているかわからないが
極端な肥満や細身を
一般水準から比較することはあってもいいが
全員そういう数値を持ち出して
指導の基準にするのはいかがなものかと思う。

医師の処方ですかと聞くと
そうでは無さそうだし
そう聞くと
承諾していただけるヒトだけ
という返答。

上腕を計ることなど3分もかからないことだが
ただでさえリンやカリウム、体重と
数値に振りまわされ
厳しい食事制限をしているのに
そこまでしなくてはならないものか。

勘ぐれば
「知識ある」栄養士の「ACの信憑性」をたしかめる
スクリーニングだけでないのかとさえいいたくなる。


ちなみに
GNRIはアルブミン数値を元にしていて
アルブミン数値が基準値下限(Alb3.8)よりわずか0.1低い数値の3.7で
GNRIではこうだから
栄養がやや足らないといわれ
栄養指導をしたいということだった。

こうなってしまうと
GNRIもACも
栄養士の知識を振りかざしているだけの
まるで患者のことを考えていないとしかいえない。


そういう厳密な栄養指導を受けないとどうなるのと聞いたときの
担当看護師の
「予後に関わることがある」
というのはやめてほしい。
これは脅しだ。
わずかに栄養が足らないのは
透析患者は皆同じ。
そんなパーフェクトな栄養指導ができるのといいたい。
マラソンランナーなどのように
毎食作ってくれる環境なら
それもあるかもしれない。

日常的な生活でそこまで求められたくない。


ヘルシンキ宣言というのがあるそうで
いやな治療は受けなくて良いそうだが
それを持ち出すまでもなく
もともとインフォームドコンセントでいけば
拒否するのは自由だが
そういう根拠の薄い治療?に
振りまわされることに
とにかく今日は不愉快な一日だった。










*写真はパリ。
ちなみにGNRI はまだ2005年にフランスで発表されたばかりのスクリーニング方法。

2013-02-06

血管は柔らかくなる

脳梗塞や心筋梗塞の原因とされてる
血管の話となればちょっと気になる。

一度脳幹梗塞を起こしているし
血圧も高く血管はその圧力に立ち向かうべくして
厚く硬くなってる。
さらに
きのうのブログ通り血液検査で
リンが高水準であれば
血管にカルシウムが付着していく石灰化で
さらに梗塞の恐れは増す。

脳梗塞も心筋梗塞も
血小板が集まって血栓となって
血管をせき止めてしまう。
これが脳梗塞、心筋梗塞だから
血栓ができないよう
つまり
血小板が集まりにくくするのが
バイアスピリンやワーファリン。

ただ薬はいいところばかりではなく
諸刃の剣で
ここでは詳しいことは省くが
わが輩はそれを避けるために
どちらも休薬している。

そのため
必要以上に血管の話となると
注目するのだ。

パソコンのハードディスクの引っ越しついでに
まだ今週初め録画したばかりの最先端医学ルポを
静止画で再現しておこうと思う。
動画の在庫もあるが
なかなか見ることがないが
静止画ならば目にはし易い。



結論は

適度な運動が血管を柔らかくする

ということなので
さらにわが輩のマニアックな運動
とりわけ山登りは
すすめていきたいということになる。


テーマーーー血管は柔らかくなる

1動脈硬化の原因  悪玉コレステロール_A
高血圧_B
喫煙_C
               A

               B

               C
2血小板が集まり「血栓」となり,血液の流れがストップ_D
               D
3「血栓」が血液を止める瞬間を世界初画像_E
               E
4血管は3つの要素(内膜、中膜、外膜)でできてる_F
               F
血管の中膜(ちゅうまく)は主に筋肉でできているので
中膜の筋肉の緊張が柔らかくなれば血管自身が柔らかくなる。


6内膜から中膜を柔らかくする一酸化窒素(NO)が出ている_G
               G
7血液の流れが速くなると
一酸化窒素はその刺激によって産生される。

8「運動」するのが安全で確実に一酸化窒素を増やす_H
               H
9ゆっくりした運動が効果的  1日合計20分 週3回

スロージョギング
ウォーキング
水中ウォーキング
サイクリング


1〜3<東京大学付属病院 西村智医学博士>
4〜9<東京医科大学病院 冨山博史教授>
テレビ朝日 モーニングバード
Aー悪玉コレステロールが血管内に入り、プラークと呼ばれるコブを形成、炎症を起こして血管が硬くなる。
Bー高血圧で強い圧力に負けないように血管が厚く硬くなってしまう。
Cー喫煙は血液中の一酸化酸素の濃度が上がり血液が炎症が発生、血管が硬くボロボロになる。
Dー血管の傷に過剰な血小板が集まり血栓が生まれ血液の流れが止まるのが脳梗塞や心筋梗塞の引き金。
Eー生体分子イメージング装置による赤血球(赤)血小板(緑)白血球(青)。
世界ではじめて血管が詰まる瞬間を映像で撮ることに成功。(マウス血管による)
H−運動習慣(52歳)の中止(青棒グラフ)ー再開(赤棒グラフ)による血液拡張率の変化。

















2013-02-05

自慢できない高値 異常値リン9.6

円安はどんどん進む。



輸出を主体としている大企業はいいだろう。
が、
輸入品に囲まれて生活している庶民には
単なる物価上昇となる。
収入が増えたあとに
物価が上がるならば帳尻が合うが
いきなり物価が上がったら
モノがかえない。

大学で経済を教えている友人も
いまの在庫が切れれば
輸入がほとんどのパソコン周辺機器は
値が上がるという。

わが輩のような貧乏人は
だからといって
すぐにはなかなか手が出せないが
どうにも満杯になったハードディスク。

先日はとりあえず
DVDに落としたが
もちろんDVDは融通が利かない。



無理をしてネット通販で注文したのが
今日届いた。
ハードディスクは5本目。
古いのは容量こそ200GBとかで小さいが
たしか20年近く使ってるはずで
なんとか使えるが
まだ昨年購入した容量が1.5Tのが
最近怪しい動きで
10回に1回くらいしかパソコンで認識できなくなってる。

ハードディスクは当たり外れがあるというが
安い買い物ではないのに
これがやっかいだ。
ここはひたすら祈るしかない。

4本の古いハードディスクに入ってるデータも
新しいのに入れ替えるのに
一週間以上かかるかもしれない。

しばらくはパソコンデータ整理で日が暮れる。



週末の食生活の乱れから
体重増加も半端無く多く
たまたま今日の血液検査で
リンの数値が9.6という異常値。
ちなみにリンの基準値は2.7〜4.4といわれてるから
倍以上なのだ。

看護師Iにきつーく叱られた!
もちろん漠然とであるが
タンパク質類を
食べ過ぎたという自覚はないわけではないので
ひたすら謝るしかない。

今週はおとなしく
パソコンデータの整理で暮らそうと反省。









2013-02-04

カラダを修復する仕組みを鍛えたい

今朝起きてテレビのスイッチを入れるやいなや
飛び込んできたのは
第12代市川團十郎の逝去だ。



きのうの倶楽部主催の南高尾山稜の
ゆるやかな山並みの山登りとはいえ
一応山登りでの疲れが残っている。
帰ってから吞みに出かけた故の
二日酔いもある。
頭の中はいろいろなことが
大騒ぎしているので
混沌としている。

でもそのなかで
市川團十郎の白血病について
シロウト的、メモ的に確認しておこうと思う。

白血病というのは
血液のガンだといわれるけど
あまりイメージがつかめない。

次に出てくるのが骨髄。
骨髄とは骨の中心部にある柔らかい組織のようだ。
その組織のなかで
遺伝子異常を起こした細胞が増殖するのが
白血病らしい。

なぜ遺伝子異常の細胞が生ずるのか?
その原因ははっきりわかっていないのだ。

ただ
活性酸素・ウイルス・放射線・化学物質
は遺伝子異常を引き起こすとされている。
原発事故やCT撮影などの放射線も要注意だし
病気の治療の投薬もたばこも化学物質だし
とはいうものの
活性酸素がカラダの中の異物や毒物を取り囲み
分解する役目があるなどというような考え方もあるので
一概に言えない。

どのみちここがたいせつなのだが
ガンを引き起こす遺伝子異常の細胞を修復する仕組みが
人間のカラダには備わってる

ということだろう。

ひとことでいえば
免疫力アップ
ということになろうか。

これもテレビでのレポートだが
東京医科大病院の冨山博史教授によると
硬くなった血管を
少しでも柔らかくするのが
一酸化酸素で
わかっていることは
血流が早ければ早いほど
一酸化酸素が多くでるそうだ。

つまり
動脈硬化が血栓を作りやすくしたりするのを防ぐのに
適度なスポーツは
実効ある方法だということだ。
薬ではないのだ。

血栓防止の
ワーファリンもバイアスピリンも
飲むようにすすめられ
一時は飲んだこともあるのだが
動脈硬化も
山登りで緩和できるのではないかという
漠然とした考えで休薬してきた。



免疫力アップの方法は
東洋医学や民間治療のなかに
多くヒントが隠されているような気がしている。
もちろん医食同源で食すなわち医でもある。


毎年1回する骨密度や脈波検査(血管の硬さを計測)で
この月に2回ペースの山登りで
どれだけ変化しているか
もうすぐ検査結果が出るので
興味津々ではある。



*写真は、第12代市川團十郎襲名披露公演「助六」と
昨日の南高尾山稜山行。



2013-02-03

2月3日節分をシフト 南高尾山稜山行

今日は倶楽部での山登り。
東京高尾山を巡るといろいろな話題が出てくるかも知れないけれど
我々はそれをはずした南高尾山稜と呼ばれる山並みを歩いた。

メンバーの中には
北島なんとかとかが
高尾山に節分豆まきに来てるとか
言っていたが
おおかたは無視。
寒いといっていた予報にもかかわらず
ひたすら気持ちの良い
山歩きだった。

いずれその経過は
ブログ「めざせ『百日回峰』」に。
今夜は簡単に。

地図上ではなにやらだらだらという山並みの尾根を歩くイメージだったが
実際には途中までそのとおり割と平坦な山。
早いうちに昼ご飯を取ってしまった我々は
「まきみち」という小高い山のトップを避けたコース
より平坦の道を選んで進んだ。
にもかかわらず
大きな分岐点で倶楽部の一部が道の選択を間違え
反対の斜面を降りてしまった。
幸い辛うじて日没までには
立ち戻って下山できたので
良かったと言うべきだろう。
遭難はこんな低山でも起こるかも知れない。

記しておかなければならないことは
わが輩の知人に道中会ったことかもしれない。
しかも
先週の大雪の日に登ろうとした山を
教えてくれた知人の話しとして
倶楽部のリーダーとまさに話していた最中に
ばったり会ってしまったのだ。

なかなか無いシチュエーションだろうと思う。
うっかり
その話しの続きとして
「これがそのヒト」
と失礼にも言ってしまった。
もちろん
「この方」とすぐ言い直しはしたが
話していた矢先に
本人が現れるとは
まさしく「噂をすれば影」なのかもしれない。



道を間違えたメンバーとも無事合流し
高尾駅まえでおつかれさん会というべきか
蕎麦屋に入ったが
気がゆるんで
けっこう吞んでしまった。

この中二日も
かなり体重オーバーの予想。
その報告はまたあしたなりに。
アルコールもオーバー予想なので。






2013-02-02

看護師Fにふられて

眠い。


基本的に血圧低下になりがちなので
『充電』は寝ないようにしてるが
今日は眠いので
寝てしまった。
巡回の医師に起こされたが
幸いにも血圧は下がらなかった。

我が街にもガード下の店というのがあって
大阪名物串揚げという看板メニューに
惹かれてはじめて入った赤提灯の店で
隣人と話す機会を得た。
とりとめもなく話してるうちに
地元の体育館で年配の人に
卓球を教えてるというのだ。
といってもご本人も
今年70を迎えるという。

ここは親しくしないわけにいかない。
卓球談義でヒートアップし
午前様になってしまった。


卓球は最低でも2人でないと成立しない。

我輩も中学校高校と
卓球部に所属していた。
県のインターハイの予選でも
初戦で落ちたくらいの
下手の横好きなのだが
30歳代に一時再開したものの
立ち消えになって
それ以降は
透析導入後の体力回復で
何度か再開を試みたが
なかなか相手を探すことが
うまくいかず
ジリジリしていたのだ。

病院の看護師Fも
院内の卓球部に所属していて
お相手を願ってるが
なかなかいい返事が帰ってこない。

それはそうだろう。
患者と看護師の「不倫」では
二の足を踏むのだろう。


卓球は上手い人ほど
相手の技量を探る。

ガード下で遭遇した卓球師Sさんと
永延と探り合いのつばぜり合い。

なんとか
見学をさせてもらうことに
漕ぎ着けた。



山登りが順調にレールに乗ってるので
今年は卓球ができるようにと
年初に何となく心に決めていたことが
ひょっとしたら
現実になるかもしれない。

卓球のラケットのラバーを
磨かなくては。。

それにしても眠い。
明日は倶楽部の山登り。
大丈夫かな~
「男の料理三昧」の
山頂で作る麻婆豆腐の
下ごしらえもしなくては。

そういえば
巡回の医師がインフルエンザで
39度の熱でひっくり返っていたというし
息子殿もインフルエンザで欠勤しているのメールが来てたりと
インフルエンザにかからないことが
大事なことかも。












2013-02-01

「主治医はわたし自身」

もう2月になってしもうた。
きょうだけは寒さも一段落のようだ。




東日本大震災以降はじめたtwitter。

当初は主に福島原発事故の情報を得るためにはじめたのが
いまはそれももちろんあるが
この『充電』だけに限定したID(@pun_juden)も登録した。

透析に関わる情報はとても意味がある。
患者のつぶやきはもちろん
医師、看護師、技師、
そして透析を取り囲む社会的な医学的環境など
なんとなくほっとする安心感と
知らなかった真実と問題とが
浮き彫りになる。

こういいながら時間はあるのに
なかなか継続的に「つぶやき」を
チェックする忍耐力がない。
どちらかというと
ブログ告知のツールになってしまっていて
失礼千万なのだが。

ツイートは
短いセンテンスなので
前後関係を理解しないと誤解や
真意がはかりしれないこともあるので
勝手な解釈かも知れない。

原発事故についてのニュースにしても
なにが「風評」で
なにが「風評でない事実」なのか
なかなか困難ではあるが
さまざまな判断を自らしなくてはならない。


ということでアクセス頻度が低いのだが
偶然読んだツイートに
日頃考えていたことが
一文として目に飛び込んできた。

一応ツイートの著作権は
書いた本人にあるので記します。
竹田陽介 ‏@yosuke_takeda



ゆくゆくは「主治医はわたし自身」ぐらいの心構えで

患者さんが自分の身体をしっかり把握できるようになれば最高ですね。




ここでは
どちらかというと
救急医療現場の人材不足のテーマでのつぶやきかも知れないが
それだけでなく
体調はもっとも自身がわかり
たとえば薬ひとつにとっても
投薬での改善と副作用は
自分でわかるようになると言いたい。

あるいは
手術のような高度な医療行為についても
医師にまるまる任せるのでないことが
必要だと考える。


ひとつの例だが。
『充電』ではやむを得ないが
かなりリスクの大きい薬品を使うことが多い。

わが輩も多くの『充電』患者と同じように
血液のヘモグロビンが少ない。
つまり貧血だ。
『充電』で機器のフィルターを通すことにより
また、血液をつくるのに腎臓が関与していて
その腎臓機能低下が原因と理解している。

そのため造血ホルモンを投与されている。

エポジンだ。

一昨年だったか急に別の薬に変更しますと告げられた。
ネスプという。
いままでエポジンは週3回の『充電』で1500ml×3だったのが
ネスプは週1回で良いという。

ネスプは週3回を1回にするというコストを下げる意図で導入したといえる。
スタッフの作業が
3回が1回になるということも
謳われているが
スタッフにいわせると
3回が1回になって不規則になることよりも
毎回かならず投与するという規則性があったほうが
まちがいもないという感想をいう。

ま それはそれでいいのだが
ネスプのはじめての時
数時間後に背中の激痛に陥った。
もちろん救急センターに駆け込んだ。
胆石症だ。
もともと毎年撮影する胸のCT撮影で
かなり大きい胆石があることはわかっていた。
それが動き始めたのだ。

そして
一般論で「脂もの」を食べると症状が起きるということになっている。

いまでは比較的軽度な内視鏡手術で切除ができるのだが
わが輩の胆石は成長してしまって
内視鏡手術では難しく
開腹手術が必要というのだ。
複数の医師が代わる代わる
「説得」していただいたのだ。


話しはどんどん先に行ってしまう。
でも
いったいなぜ「胆石症」が起こったかについて
たいした検証や見解も聞いていない。
「脂もの」が一義的だけど
原因ははっきりわからない。
胆石をつまりこの場合
胆嚢切除すればもう起こらないという論理なのだ。

原因を追及することは不可能で
その土俵となってる胆嚢を取ってしまえば
起こらないことは子どもでも誰でもわかる。

だが
わが輩には確信はないが
ネスプをはじめたのが原因だというのがあった。
医師はそういう可能性だけで
言及しないものなのかわからないが
とにかく外科手術オンリーで
迫ってくる。

一応
痛みも一晩過ぎたら治まったので
外科手術一週間入院の治療方針書も保留にしてもらい
「頑固オヤジ」のレッテルが貼られたと思うが
翌日退院した。

その後の『充電』ではネスプも休薬を申し出たので
それ以降2年近く
とんかつだろうが焼肉だろうがステーキだろうが
その時だけリンの数値だけは上がるが
食べても胆石症は起こっていない。

もちろん
ネスプが誰にも反応するというわけではないだろうが
確証はないが
こういう拒否反応があることは
医師も製薬会社も公に認めて欲しいところではある。




長々と書いてしまったが
インフォームドコンセントの機能を正しく発揮するには
患者自身が主治医になるくらいの
知識を必要とされ
同時に
自分の体をチェックし把握することが必要とされているといえる。

むしろ
そういう意識を患者がもてるような医学的サポートを希望したいものだ。



*写真は,網走の流氷。