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2013-03-13

ニンニクのにおいが消えるって

『充電』生活をしてると
究極は自分で料理をしたほうが良いことがだんだんわかってくる。

テイクアウトにしろコンビニ食にしろ
レストランでの食事にしろ
タンパク質・カリウム・塩分を基本に
選択するするとなると容易ではない。

それで徐々に自分で料理するようになってきた。
なかでも中華料理は
比較的簡単で
やりようによってはバランスがとれるような気がしてる。


テレビを見てたら餃子を作るコーナーをやっていたので
ハードルは高いが
いつも「餃子の王将」のを
自分でつくってみたらどうなると思っていたので
しっかり見た。
王将の餃子が塩が強いというわけではないが
どうしても我々が少しでも水分を摂取しないことを考えると
まだ塩分が少なくてもいいように思えるからだ。
塩分をとればとるほど
水が必要となり飲んでしまう。

その番組のなかで
「ニンニクのにおいをしないようにする方法」として
電子レンジで30秒加熱するという正解をクイズ方式でやっていた。

4者選択のクイズ式だったので
どれかどれかと考えて答えが出ると
ほっとしてしまう。

だが
よく考えると電子レンジで何が起こってるかということを
考えてみる。

一般的に
電子レンジからは強力な電磁波が出ていて体に大きな影響を与え
レンジではないが
たしか最近ではIH調理器を使うことで心房細動が起こるというので
訴訟に踏み切った人がいるほど。
IH調理器を買ってすぐに心房細動が起こるようになって
数ヶ月して普通の調理器にもどしたら
発症しなくなったというのだ。
海外の報告では電子レンジに限らず
パソコンや携帯電話、スマホ、送電線など
電磁波を発生する環境で
ガン発生率も高いという。
ちなみに長女宅のキッチンでは電子レンジにスイッチを入れたら
わが孫殿は近づけない。

便利ではあるが
環境的にはそういうことであまり好ましいものではない。
もともと電子レンジは
分子レベルの作業をしているという。
つまり
水の分子に働きかけて温度を上げていくのだそうだ。
だがそれだけならいいが
食材の栄養素などに働きはしないかというのが
前から気になっていた。

わが輩は栄養士でも科学者でもないので
専門的なことはわからないが
食材をどれだけ変化していくかは知りたいところ。
電子レンジなどを発明する科学者は
自分の目的=温めるということは達成するが
それによって損失することはほとんど
他人が研究することになり
その便利さがもてはやされ謳われる頃には
その便利さを享受してしまってるので
なかなか元に戻ることはない。
これは電子レンジに限らず
科学というものすべてがそうだ。
iPS細胞についても例外ではなく
治験が申請されたが
どれだけの複合的な影響が出るのかが
注目される。

行く行くは他人の細胞で作ったiPS細胞のバンクで
生産されたものが使われるようで
自分のものではない方法が一般的となるようなので
ますますなのだ。


今回テレビを見ていて
なぜ「ニンニクのにおいが消える」を
解説していた。
ニンニクは収穫した時におわない。
ニンニクに含まれるアイリンという硫黄化合物が
同じニンニクに含まれる酵素によって
アリシンという物質に変化し
このアリシンが臭いとなってるということだ。

そこで電子レンジに30秒加熱すると
この酵素が働かなくなるということなのだ。
これは万々歳なのだろうか。

においだけのことを考えていれば
それでいいが
食材の肝心な栄養素が変化してることはたしかで
どれだけのことが起こってるか起こってないかは
はっきりしていない。
においにかかわる酵素の変化ぐらいなら良いが
それが積み重なれば
たとえば腎不全やガンをもたらす可能性は
否定できないのではないだろうか。

コンビニ弁当でもレンジでチンは当たり前になってる。
せっかくの栄養素がこのチンでどれだけ死滅
あるいは変幻しているかと思うと
あまりおすすめでない。

話は違うが
腎不全のわれわれは野菜を茹でて
カリウムを少なくしようといわれる。
たしかにカリウムだけのことを考えると
それがいいのかもしれないが
カリウムが茹でて流されるということは
せっかくの野菜の成分も流されるということではないの?
肝心の多くのビタミンが流されてるのだ。
茹でるだけでなく水にもよく溶けるといわれてもいる。

もちろん野菜を食物繊維ということで考えれば
成分が流されようがいいのだが
せっかくなので
野菜はなるべく茹でたりしないで
生野菜を食べることにしている。
どうしてもというブロッコリーなどは
2分前後蒸すことにしてる。
つまり湯の中に入れない。
もっともブロッコリーの本場?アメリカなどでは
なまブロッコリーをかじるのがふつうとか。

火の発見からヒトがはじまったそうだが
文明の利器がまたヒトの命をみじかくしていく可能性も
注意してみていく必要は感じる。
なるべくチンしないで生活することは
そんなに難しくないと思うから。