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2013-07-08

猛暑で基礎体重(ドライウエイト)以下になると危険かも

きのうは下界は猛暑だったようだ。
1781mの山の上はどうだったかといえば
風は気持ちよかった。
ただ日陰は涼しかったが
炎天下はじりじりと暑い。
景色は真夏の風景だ。



大蔵高丸(山の名前=JR甲斐大和駅から)の頂上周辺は
ロープで保護されているような草原で
頂上は多少スペースがあるものの
とてもシートを広げてという状況ではなかった。
そこで次の山まで30分まで歩くことになったが
適度なアップダウンがあるものの
草原と白樺の連続で
またこれもいい山歩きだった。
歩いているので
汗は限りなく出るほど暑かったが
頂上付近で気持ちよい風を感じる。


猛暑の炎天下での山歩きは
腎不全のものにとっては
水の摂取が難しいが
昨年の経験も含めて
無駄にがぶがぶ飲むのは
体重増加を招くが
かといって
飲まないと
直近の透析よって体重が
基礎体重(ドライウエイト)にちかくなっており
もっとも危険なのは
基礎体重以下になることだろう。
カラダの中の余分な水分がいつもあるような腎不全でも
発汗すればなくなる。

じっさい
わが輩の発汗がどれくらいかと推測すると
出発前の体重は56.1kg。
下山後の体重は56.3kg。
その間食べたり飲んだりしている。
ペットボトルの水 1.3kg
ビール 0.5g
食事  0.4g
およそ 2.2kgをカラダに入れたことになり
57.7kgになっていのが55.5kgというから
およそ2.2kgが発汗となる。

基礎体重以下になると
血圧が下がりやすくなることを考えると
猛暑でなくとも
発汗する余地がなくなるので
わが輩の場合は
基礎体重54.5kgなので
出発前56.1kgあったからといって水を飲まないと
2kg近い汗が出るとすると54kgなので
血圧も下がりやすくなる。

もっとも
経験則でいうと
水は飲まないとなかなか汗は出ないので
体重が減少する以前に
熱中症でカラダの機能不全に陥ると推測する。

腎不全で透析をしていると
汗を出す機能がなかなか働かなくなることを
耳にするので
山歩きはこの発汗能力を維持することからも
有効なのだろう。

水分が過多にならぬように
また 不足しないように
究極は

血液ドロドロにしないように水分を自己管理する

ことが求められている。



さて頂上でのメニューの男の料理三昧はパエリアだったが
やはり火加減が決め手のパエリアは難しいことを再認識。
前回よりもマイナス点が多いと自己採点だったが
あいかわらず優しい倶楽部の仲間は
おいしいと言ってくれた。
今回の山行がある程度のんびりしたルートだと判断したので
多少重くても可能と踏んでのことだが
朝出る前にパエリアの食材のケースを計ったら2.5kg。
これにパエリアパン450gやバーナー,ガス970gで3.92kg。
4キロ近い荷物を運んだ労力に対するねぎらいだと思ってる。
優しい倶楽部だとつくづく感謝。
「精進いたします」と。