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2013-07-10

「食がすべて」現代の飽食が病気をうみ苦しみながらの病死に至るという警鐘

少食をめざすといったものの
いっこうに少なくなってないことは覚悟で
どの程度のものなのかデータを整理してみた。

このデータを見ると
1日の食事350g
(かのルネッサンス時代の貴族が提唱した12オンス)で
生命維持ができるとすれば
その倍以上の過食ということになる。
ルネッサンス時代にはもちろん細かくリンやカリウムを
計量する科学はなかっただろうから
総量で350gというのはおおざっぱではあるかもしれないが
かなり現代の科学的な指標に近いかも知れない。
つまり
350gであれば
現代的な指標のカリウム値もリン値も
軽くクリアできると想像がつく。

その2倍以上の食事を摂取していれば
リン値もカリウム値も基準値以上になるはずだ。

ルネッサンス時代でも
われわれのような慢性腎不全はあったかもしれないが
腎不全だけでなく
カラダの臓器への負担を切り詰めることこそが
病気にならない方策だと訴え
50代より実行し102歳まで生き
80歳代では乗馬もし山登りもしたというから
試してみる価値はあると思っている。

とりあえずカリウム値とリン値の
透析患者推奨値まで下げることが第1歩なのだろう。

この1週間ギリギリとあまり厳しくは制限しなく
やや減らした感覚で
計量だけをして記録だけをとったのがこのデータだ。
それが減量できてる日もあるが
それでも目標350gの倍近くなので
現在の半分をめざさなければならない。
もちろん
アミラーゼ値(栄養状態といわれる)を参照しながら
リン値、カリウム値を見ていく必要があるが
このぶんだと現在のところ
それらはあまり変化がないとみるがどうだろう。
明日にでも検査結果が出るのでそれを待つことにして
総量はまだまだ減らしていくことになるが
とりあえずの目標は
ひとつは昼食をより軽くする
ひとつは酒のツマミを減らす
ぐらいのアバウトだがゆっくり減らしていくことだな。


現代科学の分析能力からいうと
総量とはかなりおおざっぱだが
まずは挑みやすいスケールではないか。

なお、そのルネッサンス貴族自身がとつぜん言い出したことではなく
本人が40代までの飽食で死ぬ間際までいって
勧められた民間療法ともいうべきものによって
完全回復したことで主唱したという。
世界各地に民間療法として少食の勧めがあり
ルネッサンス時代にも
ベネツィアにも伝えられたという。
102歳まで病気ひとつせず
最期は昼寝のように亡くなったとある。
1600年ころに100歳とは驚異的である。

「食がすべて」かのような現代の飽食が
すべての病気をうみ
苦しみながらの病死に至る

という警鐘なのだ。





2013-6-27  1001g  朝食=195g 昼食=187g 夕食=619g 
--------------------------------------------------------------------------    
2013-7-2  872g  朝食=171g 昼食=200g 夕食=501g
2013-7-3  875g  朝食=198g 昼食=166g 夕飯=511g
2013-7-4  737g  朝食= 69g 昼食=250g 夕食=418g
2013-7-5  830g  朝食=173g 昼食=175g 夕食=482g
2013-7-6  1097g  朝食=147g 昼食=300g 夕食=650g *山行前日で多少過食
2013-7-7  604g  朝食=174g 昼食=250g 夕食=180g *山行
2013-7-8  846g  朝食=185g 昼食=219g 夕食=442g 
2013-7-9  649g  朝食=153g 昼食=120g 夕食=496g



*写真=7月3日朝食のサラダ116g。