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2013-07-29

茫然自失は透析後と同じだが

きのうの黒岳1792m。
登山口からの標高差はおよそ800mで
きついと言えばきついのかも知れないが
体調が悪いKさんのペースが上がらない。
そのため頂上への到着が予定より1時間近く遅れ
予定していた尾根歩きを端折ることに。

尾根歩きは
たいがい多少のアップダウンはあるものの
次第に下るもの。
時間に迫られて待っていたのは
下山地点が標高840mと
予定していた835mと同じの下山地点への
いきなりの予定ルート変更の急な下り坂。

各所にロープが張られ
急なことを物語る。
いつもどおりの直会(なおらい=頂上での宴会)を終え
下山に入ろうとすると
大粒の雨が。。

前回の御前山と同じパターンだ。
今回はとても傘をさしてはロープを使うことができないくらいの
急な下り坂。
御前山のことがあったので
レイン用のキャップだけは購入したが
山のレインコートもキャップも
たとえ汗対策の施しがしてあっても
汗はほとばしるわけだから
余り役に立たない。

とにかくひたすら2時間
急な坂を下って
最後は高名な久保田一竹の織物の展示という
久保田一竹美術館へと降り立った。

最後の急な下り坂は
もう足ががくがくで
ほぼロープにしがみついての下山だった。



急坂の下山は何回かあったが
これほどの連続はまずない。
ポールでカラダを支えても
追いつかないほど
膝の筋肉は限界で
今日は腕も痛い。


以前は今日の午後くらいから
筋肉痛で歩くのも億劫なのが
そうでもないことに
ちょっとだけ自信というもの。

それと
下山後半の雨上がりの光がきれいだったことが
救いだったかも知れない。

下山後すぐに
汗か雨か
びしょ濡れのシャツを着替えた。
一瞬冷たいと感じたから。
もちろんいつもバッグに潜ませたいたが
山での着替えは
この1年半の経験ではじめただが
重要さをはじめて感じた。

それにしても帰りの河口湖畔のバスから見えた
今下ってきた黒岳の姿が大きく見えた。
河口湖周辺では
最も高い山なのでよく見える。
ただもう一回登るかと言えば
もうやだな。



今日はカラダは疲れてるので
頭が働かないなく
ただぼんやりのだったかもしれない1日。

少しずつ写真を整理し
『百日回峰』にアップしたいとおもっているのだが。


*写真=帰路のバスからの黒岳。