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2013-07-02

看護師Keの「ダメ!ダメ!ダメ!」



中二日にして今日の体重増加は4.2kg。
最近のペースでは考えられないほど少ない増加だ。

看護師は「何かありましたか?」と当然聞いてくる。

医師にはしばらく少食を目指すので
カリウム吸着剤のケイキサレートの処方を中止してもらった。
少食になれば
カリウムを含んだ食事も必然的に少なくなり
カリウム値が高くなることもない。
もっともそれ以前に
ケイキサレート中断は少食をめざすということよりも
あの大量の砂のような粉末を口いっぱいに入れる苦痛から逃れるためだが。


栄養を厳しく見守ってくれてる看護師には
この「極少食」をめざしてることは
耳に入れておいた方がいいと
書物も見せながら本気だということを
わかっていてもらうために一応話した。

案の定返ってきたのは看護師Keの「ダメ!ダメ!ダメ!」。

現代医学の治療は
たとえば極端なダイエットが危険というのと同様に
「極少食」などは論外というのはわかる。

最近でこそ現代医学も
東洋医学や漢方を取り入れることもあるが
「極少食」などは
ある意味宗教的な解釈くらいにしか
とらえられていないかもしれない。
決して宗教的なものもないが
「科学的」でないものにも
目を向けてみようということに過ぎない。

ふつう現代医学的にいえば
血液検査のアルブミンが3.8以上が
基準値となっていて
透析患者の場合は厳しい食事制限を求められているが
それでも4g/dl以上を推奨され
3.8~5.1g/dlが基準値で
それ以下だと栄養が足らないと言われる。

わが輩の場合は
アルブミンはたしか3.6くらいなのですでに基準値には届いていない。
より少食の極少食をすれば
もちろんこのアルブミン値はもっと下がるのは目に見えてる。

そしておそらく痩せるだろう。
それがわかっていて
極少食を試してみようということなのだ。


話が少しずれるが
ツイッターで医師のツイートに
外来患者の2、3年前からのうつ病と疑わしきを見て
栄養状態を聞いたら
コレステロールを避けるため
肉をなるべくとらないというので
鉄などの血液検査をした。
鉄や亜鉛はやはり低い値だったという。
わが輩はその先に注目した。
「これだけ鉄が不足していたら
平均赤血球容積(MCV)も減少するはずだが
MCVは少なくなってない」
というところだ。

もちろん素人的な速断かもしれないが
現代医学の方程式では説明できないことは
山ほどあると思うのだ。
副作用や予後の思わぬ事象についても
見ぬふりをする傾向にある。

一方で
賢い先人たちはカラダとの会話を通して
得た知恵や克服法を
蓄積してきていた。
それが現代医学で説明できないからといって
真実ではないとは言えない。
民間療法、漢方、東洋医学などのなかには
その効果があっても
現代医学と相容れないものもある。


透析などは
そういう先人の知恵からすれば
逆に論外であり
透析自身が現代医学の真っ只中の治療なので
これから医師や看護師から
いろいろ優しい忠告も受けるだろけど
それも聞きながらも
少しづつ「極少食」を極めてみようと思うのだ。




写真=ややこれまでより薄い朝食の食パン。